「よそ者にしかできないこと」
ナガオカケンメイのメールのnote版.626
メールマガジン「ナガオカケンメイのメール」(毎週火曜日に配信・1,000円/月)をここ「note」でも配信しています。
「メールマガジン」の「届く感」を楽しんでのご購読もよし、ここ「note」でのカジュアル感でのご購読も(ここではナガオカケンメイのメール内容以外の連載などもくっついてきてお得かも)
(メールマガジンは火曜配信、1日遅れますがここnoteは水曜配信しています)
メールマガジンにご興味がある方はこちらからどうぞ
↓
[よそ者にしかできないこと]
「あぐいの美塾」をやっているといろんな意見と出会います。もちろん僕に直接頂くものも。特に今回は「宮津地区の黒い壁」という具体的な場所について外から意見を言っているので、大抵は「静かに暮らしているからほっておいてほしい」的なことが多い。それはその通りだと思います。
僕も地元に住んでいたら「よそ者」「よその意見」については「長く暮らしている」という圧倒的な立場で意見したくなります。僕はそんな意見は本当にそうだと思う反面、では目の前の問題はどうするの? と、思うのです。
今回の場合「地元の意見を全く聞いていない」みたいなあらぬ想像というか、かなり膨らませた表現をする方がいました。もちろんその人にとっては「えっ、なに?」「いやいや、やめてよ」と反射的に感情が込み上げてきているということかもしれません。結論としては「よそ者が何かをやるときは、ゆっくり住んでいる人に意見を聞きながら対話を重ねながらやらないといけない」と、僕も思います。
一方でそんなことをしていたら問題が解決に進まない場合もあるし、そもそも、そっち側も話をきく。よそ者扱いしてばかりいないで、何をどういう理由で言いたいのかに聞き耳を立ててあらぬイメージ発言は本人と話すまではしない。そんなふうにも思うのです。これも長く住んでいる人からしたら「よそ者発言の代表的なもの」と、片づけられそうですが、やはり、よそ者は「利用してほしい」のです。おそらくみんなそう思っていると思います。そして、「利用」と言ったのは「よそ者にしかできないこと」があるということです。
ここから先は
¥ 300
Amazonギフトカード5,000円分が当たる
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?