d news agui日記2/7「誰もいない」
店をやっている人には、共感してもらえる話ではないかと思います。
今日は「誰もいない店に立つ」ことを書いてみたいと思います。
以前、どこかにも書きましたが、僕は「オープニングパーティ」が好きではありません。華やかなオープン日とその翌日の差に、ちょっと耐えられないからです。「そんなことでどうするんだ!!商売は甘くないぞ」と、お叱りを受けそうですが・・・・。
ロングセラー商品の共通点は「流行に乗らないこと」です。流行に乗ると、話題になり、本当に欲しかった人も、そうではない人も飛びつきます。そこに追い打ちをかけるようにメディアが取材してますます盛り上がり、メーカーも増産体制を組み「儲けよう」とします。しかし、流行は長く続きません。「次の流行」を作る人がいるからです。すると、流行の去ったその商品は、売れなくなります。もしかしたら大量の在庫を抱え、倒産する販売店なども出るかもしれません。
商売とは「商い」と書いて「飽きない」と言われるように、どんな状況においても、一定の熱量で販売続ける。営業続けることが鉄則でしょう。そこに登りくだりがなるべく起こらないようにすべきでしょう。僕はそういう理由で、オープニングをしません。
さて、今日のd news aguiの店内には、ほぼ、お客さんがいません。こんな時、いろんなことを考えます。考えさせられます。考えることができます。考えさせてくれます。
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