だから書くことにした。

言いたいことなんて滅多にない、ように成長した。
わざわざ言わなくてもいいしな、って考えてた。

昔は色々書いてた気がする。いや実際に書いていた。
それは若さというには少し恥ずかしいし、
そんな立派なものではない。
言いたいことがあったけど、それは生活をしていく過程で
理解し、呑み込んでいったことが多く経験していって、
人に言いたいことでは無いと。

それを成長というのか、
別の何か悪い言い方があるのかもしれない。

特段文章が得意な方ではないし、
言葉を多く知っている訳ではない。
文法だって間違っているかもしれない。
そんな恐れから、僕の言い回しは
長く、くどく、遠回しに、もったいぶる。らしい。
本人はわかりやすく伝えようとしているつもりだけど。

そんなんだから、気付いたら書かなくなっていた。

でも常々思っていることもあったし、人には言う。
「自分の思考を書き出す、それで第三者的に理解できる」

気付かないうちに何かドロっとしたものが
溜まっていて、たまにこびり付いてたり
綺麗な上澄みだけで生活していたいけど
やっぱりそれだけじゃやりくり出来なくなって
でも、
どこかでその物体が嫌なものではなく、
結局自分から出たモノならば、
単純に嫌悪してはならないものだ。って思っている。

だからこそ、こうやって文章にして
どこか自分の中で落とし込む作業をしてみたいと思ったんだ。

たまに吐き出すこともあったけど、
どうやら140文字では足りないものだった。
あの長さで伝えたいことを考えるのも好きだけど、
ちょっとだけ長めのことを途切れなく伝えたい。

文章っていいもので落ち着きながら
考えながら書くことが出来る。
まぁこの場合は文字を 打って いるのだけれど。
喋る言葉より、ゆっくり飲み込む事が出来る。
しかも相手のことを考えなくてもいい。

ただ自分のことをひたすらに伝えることが出来る。
とても便利なもので、とても怖いことだと思う

わざわざ書かなくても、わざわざ言わなくても、
わざわざ伝えなくても、わざわざ教えなくても、

そんなどうでもいいようなことを
さも大事そうに伝えようと思うよ。

定期的に書くかどうかなんてわからないけど、
どうかお暇なら僕の作業をご覧頂けたらと。
2〜3分ぐらいの暇つぶしになれればなと。


どうか綺麗なままで思っていたいなら
出来れば見ないでほしい
どうかもっと過激なものを望んでいるなら
出来れば期待しないでほしい

これは僕自身の為の
誰かがどこかでそっと読んでほしい
チラシの裏に書く程度の文字列だから。

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