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.WE League開幕

新しい日本のキックオフ

 ついに開幕した .WE League。先週から日本史上初女子プロサッカーリーグとして開幕しました。これまで女子サッカーのリーグ戦があることを知っていたものの、観戦する機会がなく一度も見たことがありませんでした。
 男子サッカーのみを見てきた私が、何も知らないところから女子サッカーを分析し、周知していくことが、女子サッカーの普及につながれば幸いです。
 DAZNでの放映をきっかけに見ていこうとしているそこのあなた。私と一緒に女子サッカーの魅力にハマっていきましょう。

参加チーム

INAC神戸レオネッサ
大宮アルディージャVENTUS
日テレ・東京ヴェルディベレーザ
三菱重工浦和レッズレディース
マイナビ仙台レディース
ノジマステラ神奈川相模原
ちふれASエルフェン埼玉
サンフレッチェ広島レジーナ
アルビレックス新潟レディース
AC長野パルセイロレディース
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース

 以上11チームで優勝を争います。当面の間降格はなく、昇格のみを受け入れていくプランのようです。おそらく、現在のJ3リーグのようにある程度の数が集まり次第、降格も実行していくのでしょう。
 Jリーグの創設クラブを『オリジナル10』とするならば、.WE Leagueの創設クラブを『オリジナル11』と呼んでいいでしょう。この11チームの中には、.WE League開幕に向けて作られたクラブもあれば、元々の「なでしこリーグ」から参加したクラブもあります。当然なでしこリーグなどを含めると優勝回数に差は出ますが、.WE Leagueにおいては全クラブが初挑戦。初代女王を狙って熱い戦いが繰り広げられることを期待しています。

第1節結果

INAC神戸レオネッサ 5-0 大宮アルディージャVENTUS
日テレ・東京ヴェルディベレーザ 1-2 三菱重工浦和レッズレディース
マイナビ仙台レディース 0-0 ノジマステラ神奈川相模原
ちふれASエルフェン埼玉 0-3 サンフレッチェ広島レジーナ
アルビレックス新潟レディース 1-3 AC長野パルセイロ・レディース

※WE ACTION DAY:ジェフユナイテッド市原・千葉レディース

 以上の結果になった第1節の試合。大方の注目試合は『2020なでしこリーグ1部覇者の浦和L』と『国内の絶対女王日テレVB』の対戦だったのではないでしょうか。日テレVBが前半で先制に成功したものの、後半に浦和Lが2得点を奪い逆転勝利。まさに頂上決戦にふさわしい試合内容だったかと思います。
 INAC神戸と広島Lは複数得点&無失点の完勝で第1節を終えました。この両チームが日テレVBや浦和Lとどんな戦いを繰り広げるかにも注目ですね。
 長野Lと新潟Lの試合は得点が動いた直後に再び動くといったシーソーゲームでした。失点後にすぐさま勝ち越し、追加点を記録した長野Lが新潟Lを破りました。勝負強さがあるチームの対戦だったかと思います。

第1節を終えての順位表

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※得点ランキングの選手名表記は敬称略になっています。ご了承ください。

私の応援チーム

 私が応援するチームは.WE League加盟が決定してすぐに決まっていました。もちろん「AC長野パルセイロ・レディース」です。私が高校生まで過ごした長野県に拠点を置くチームで、男子チームはJ3リーグに所属しています。男子チームは昔から応援してきましたが、存在を知っていても女子チームの応援には向かっていませんでした。結果を確認したりする程度の認識でした。高校時代に横山久美選手とサッカーをさせていただいた程度の交流でした。今考えるとものすごく貴重な経験です...。
 .WE Leagueという形でプロの女子サッカーがスタートしたことを契機に応援していきます。いつか男子チームと女子チームが同年にリーグ優勝するなんてことが起きたら幸せの絶頂ですね。
 パルセイロLは開幕戦新潟Lとの一戦を勝ちきり、追い風が吹いているはずです。今週末、9月18日(土)ホームUスタジアムに迎えるのは、絶対女王の日テレVB。女王の名にかけて開幕連敗だけは絶対しないと闘志をメラメラと燃やしているはずです。女子チームが土曜日に絶対女王を粉砕し、日曜日に男子チームが昇格レース筆頭のロアッソ熊本を粉砕する。これ以上ない週末を楽しみにしています。