過集中予防の覚書

デジタルの作業に集中しすぎて肩こりが辛い、緊張性頭痛で動けない……。そんな悩みを15年くらい持ってきました。退職した大きな要因の一つでもあります。

「デジタルから離れればいいじゃん」。それはそう。
でもお絵かきもマンガもデジタルが便利だし、楽しいんだよ……。
noteも書きたいんよ……ッ。

そんな私がデジタル作業と体調を両立させる対策を考えたので書き残しておきます。同じような悩みをもつ方にも届きますように。

過集中の何が問題か

「集中力があるね」と小さいころから親からも先生からも言われていました。自分でも長所と信じてきたのですが、ここ最近どうも短所でもあるらしいと自覚。

最近では絵を描いているときに集中モードになりがち。
集中している最中はいい。「超楽しいー!イエーイ!」状態。ずっとやってられる気がする!何も問題がないように見えるでしょ?

問題はそのあと精も根も尽きた状態になってしまうことと、緊張性頭痛で倒れてしまうこと

全く動けなくなってしまうんです。ええ、本当に。
家事も育児も絵も放りだして布団に張り付かざるをえなくなる。スライムのほうがまだマシではないかと思われる動けなさっぷり。
これでは夫も子供も、わたしが絵を描くのを嫌がるようになる未来は必至。まずい。

さらに悪いことに過集中のあと、絵を描くのが若干イヤになっている。「もうしばらく描かなくていいか……」と思っている自分がいる。
これ、せっかく好きなものがあるのに自ら潰しているのでは?(怖い話)

というわけで以下のような対策を考えました。
今のところ自分ではしっくり来ていて、上手く回っていると思います。^^

過集中対策

私の過集中対策のルールは2つ。

①作業中に5分休憩をはさむ
②作業1時間ごとに30分の用事を入れる

単体では効果がいまいちだったので、ダブル使いです。具体的なやり方を解説しますね。

1.作業中に5分休憩をはさむ

ポモドーロタイマーを使って25分に一度、5分間の休憩を入れるようにしました。連続1時間よりずっと効率がよかったのが新鮮でした。

「25分では大した量はこなせないのでは?」。
その通りです。本当に進まん!

しかしこれが集中できます。あと○分で休憩せねばならないと思うと「あとでいいか…」と先送りにしている暇がないんです。
さらに大して進まないために、ほどよい物足りなさ感が残って次の25分への意欲が高まります。
私のように「25分でどれだけできるようになるかな!?」とウキウキするタイプにはもってこいではないでしょうか。

Youtubeで好みのタイマーを探すのも楽しかったです。探すのに夢中になって1時間くらい溶かしてしまったくらいに……。迷い防止にチャンネルは固定しました。

私がお世話になっているチャンネルはコチラです。
https://www.youtube.com/@studytimer

2.作業1時間ごとに30分の用事を入れる

ポモドーロタイマーで25分2セット絵を描くのに集中したあと、全く違う用事を入れています。つまり1時間作業ごとに用事が入るようにしているということです。

用事の内容はなんでもOK。
ただし、30分程度で済み、できるだけ”身体を動かすもの”と決めています。

たとえば

  • 筋トレをする。

  • さんぽに行く。

  • コンビニに食パンを買いに行く。

  • 断捨離をする。

  • 掃除をする。

これによってさらに作業時間が細切れになって集中力があがりました。そして肩こりと眼精疲労が軽減

とはいえ作業時間は短くなったんでしょ?

いえいえそれが一気に描くより一日当たりの作業時間も長くなったんです。さらに作業の質も高くなったと思います。
「え、この作業、こんな短い時間でできたの!?」という発見がちらほら。時間を細切れにしたことで優先順位をしっかりつけるように脳が動くんでしょうね。

さらにさらに!家の用事も片付くので家族に迷惑をかけることもない!!
我ながら名案だったと思います。^^

オススメ動画

私がよく拝見しているチャンネルと動画です。

1."studytimer" ~集中力UPの音楽~

ポモドーロタイマーでお世話になっています^^

2.効果テキメン!~緊張性頭痛を和らげる~

3."Marina Takewaki"  ~ポジティブ美女と運動!~

4.”tabiwadance”  ~楽しく簡単エクササイズ!~


まとめ

過集中予防のためには
①作業中に5分休憩をはさむ
②作業1時間ごとに30分の用事を入れる
が効果的でした。

運動を取り入れると、健康にもいいしリフレッシュにもなるし体力もつくし、いいことづくめですね。

そうそう。最近は15分のパワーナップも取り入れています。集中力を適切に使うには休憩も必要なんだということが肚に落ちた気持ちです。【了】




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