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現れる 373
昔、透明人間になりたかったことを思い出した。
形上、自給自足を目指す生活のため、日々作業が溢れているし、犬も三頭、雄二頭を含む全員が一歳程度なので加減が分からず激しく遊んだりするなど、なかなか自分の道を振り返るまとまった時間が作れなかったけど、秋の種まきも一通り終わり、また、幼少期から今までにあったことを確認し、「私」が何者か理解し、今ここから、何をすべきかを定めるための作業をしていた。
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そして、これから、「私」のことを書くとすれば、「私」は「私」でなくなろうと思うという内容になると思う。自分から見るとそうなんだけど、他の人から見たら「それ」が「私」という人間ということになるんだろうけど、それはどっちでも良い。とにかく、私は元々「私」が薄い人間だったので、透明人間のようになれたらすっきりして嬉しい。
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どうしようもなく、純粋なものに生かされているし、真実が好きで。
それがこれからの世の中と合致していくようなので、この世のお役目をやりたい。
それはここに書いてあった。
『大日月地神示』
「神の器」(神が入る容れ物)になりたいということ。
神は森羅万象、宇宙そのもの、その仕組み。
(ご縁ある方いらっしゃれば、『大日月地神示』買って読んでみてください)
世のために具体的に今の既存の分野では何も出来ないけど、想像力があるので、新しい時代作り、仲間と一緒なら出来ると思った。
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あと、死んでしまったココ(55)神さまとピヨ(14)神さまが居る。名前が数字になるということには後で気が付いたけど、それが真実で、力そのもの。数字はまるで生命体のような。それも仕組みなんだということが分かった。
音楽名義の『Mujika Easel』は、音の響きでインスピレーションで付けた名前だったけど、後でムジカは外国語で音楽という意味だと分かった。イーゼルは絵画を立てかけるやつで、その頃友人がイーゼルを立てていた風景を見たから思い浮かんだんだと思うけど、音楽とイーゼル、これも、容れ物のような感じのイメージだなと最近思った。
『大日月地神示』についても気がついたけど、最初の文字「大」と最後の文字「示」を組み合わせると、私の名前「加奈」の「奈」になることに気がついた。
そういうことは山ほどあって、それはココちゃんがココ神様になってしまった時から全てがそうなっているのだと思った。数字や音などパズルのようになっている。
その繋がりを紐解いていくと、自分で選んでいると思っていることが、選ばされているということでもあり、先に未来が決まっているという場合もあり、不思議な世界だとは思っていたけど、この本はそれを明確にしてくれた。
書いてあることが、答え合わせのように、自分の歩んできた道や実体験と合致したので、私にとってはこれはありがたかった。この時代、皆が心配でもあったので、とりあえず、時代が安定するまでは、「神の器」のお役目をやってみたいと思った。出来るかは別だけど。
何をやると良いのか、具体的な案も一応思いついてはいるけど、人間の仲間がもう少し必要。
私自身は、人間も動物も植物も家族も他人も神も大体全部同列に感じる人間なのですが、他の人はみんなそうとは限らず、人間社会の常識で人間として関わらなければ一部の人を除いてなかなか伝わらない。その辺りで今までも苦労したけど、一人で頑張るのをやめて、その辺りを解決してみんなでやっていきたい。
そんな私にこそやれることがあるはずだと思って、透明人間に特化したらいいかなと思えた。
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書きたいことは山ほどある。
世界の間違い以外にも、細かい分野として、ボルゾイが冷房なしで夏を越せる事実とか。
一般常識では意外な事実をいろいろ見つけた。
「言葉」の情報は信じるものではなくて、やはり、観察、実験など、自分でやってみることが大切だと思う。
自然農の野菜作り、水を汲む、火を起こすことなど、自然と暮らすだけで、自動的に目が覚める。
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田んぼは、今年は1/3ほど田植え出来た。雅貴くんが一人で一本、一本、心を込めて植えてくれたと思う。私は、稲の種まきをして苗を作った。
かわいい稲。
思ったより出来た。
野菜もだけど、植物はとてもかわいい。
植物は食べるものだと認識せずに長い間可愛がっていた。それを食べるために作ることに抵抗もあった(間引きや草刈り)けど、虫や動物は植物を食べる。植物は食べていいよという魂で生まれているということがつい最近分かり、さらに仲良くなれるかもしれないと思った。
感謝の気持ち、尊敬の念が湧いた。
最近、また昔のように、少しずつ植物と会話を始めた。
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真実。
人間の歴史より長い長い長い営み。
人間社会の点でしかない時代は移り変わっていく、消滅し、作られ、消滅し、作られ、消滅し、
現れ続けている、存続し続けている光の聡明さ。
水も土も。
畑以外に、井戸も掘ってみたりして、地層も調べたりして、より感じた。
触れれば感じる。
都会では触れられないことがなんとも多いので、社会生活を超えて、本当に生きたい人には田舎暮らしをお勧め。
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