現れる 376
あれから、市の街作りの担当の方に「未来市場」のこと(前回の記事参照)を話しに行ったりしてみたけれど、長い時間聞いてもらってやっと「半分くらいは理解したと思う」と言ってもらった。『お金ではなく心で物を分け合う世界』というところに関して…「目的は?」「アートなの?」という感じで…「そうではない」と言うと理解が難しいらしいということが分かった。確かに殆どの人がお金が当たり前になっていて、そうでないとしても物々交換という「対価」のようなものが必要だという考え方が当たり前で、そこを揺るがすことはかなり難しいみたいだ。確かに、私も少し前までは物々交換をしようと思っていた。「対価なし」というのは思いつかなかった。
結局ボランティアのようなものという所で話はまとまった。でも、ボランティア活動というわけでもないのです。「イベントでやったら?フリマの企画がたくさんあるからその中に参加したらいいんじゃない?」ということも言ってもらえたけど、「イベント」の中でやるのではなく「日常」に「当たり前」の感覚にしたいのです。
なかなか壁が分厚い。
未来を作りたいというだけなんだけど。
最近衆議院選もあって、政治関連で変えようとしている人たちの話を色々聞いて参考にしてみたけど、世の中を変えるということ、これは100年、200年、お金に関して言えば300年かかるかもしれないなと思い直しました。
でも、やり始めようと思います。
多分、他でもやり始めている人が居ると思う。
自分が思いつくことは、他地域でも誰か思いついているはず。
ただ、日本全国に広めることが大切なので、理解してもらうことがとても重要。
なので、全国に広めるものは、まず「固定種の種」に絞って理解を得ようと思いました。たね配り。これが一番理解を得やすいと思うので、ここから始めようと思います。
ただ、種がそこまでないので、まずは種を作るところから。
それと、「未来市場」をやる場所について、赤磐市内でやっていこうと思っていましたが、範囲を絞って、自分たちの村の森の中に店舗を作ることにしました。外の物件で0円の物件も見つけたのですが、贈与税が50万円ほどかかってしまいます。なので、既にある土地で。
店舗には種以外の物も置こうと思う。野菜や作品やその他。
ここは、人は来なくてもよくて、だけど全て0円にしておきます。
そのお店は来年の夏までにオープン出来たら良いなという計画です。
お店は
「未来市場 たねをまく」
という名前にしようと思っています。
種は自分たちのお店だけではなく、他の場所にも置かせてもらう、または農家の人にもらって育ててもらうなど、固定種の種や自然農をつないでいけたらと思います。
種なら小さいし、管理も特にいらないし、タダでも気軽にもらいやすいし、できると思います。
来年度分としては、オクラとモロヘイヤが中心で、自然農でやるにも野菜の中でも最も栽培が易しいものかなと思います。うちは放置で立派に育っています。オクラは台風前など倒れそうになったら支柱を立てるくらいかな。倒れてもよければ何もしなくてもいい。実には虫は付かないので虫も放置でいい。モロヘイヤは発芽だけポットでやっといて、大きくなったら植えるくらいかな。適当にばらまくだけでも雨が降れば勝手に発芽して育つのかも。虫もつかない。どちらも半日陰でも雨のない日照りでも育つ。
他には、のらぼう菜やソラマメ、エンドウなどは配る分も出来るかな。UFOズッキーニも今できているものを割ってみてたくさんあれば分けれる。
野菜だけではなく、ハーブや草花の種も。
年内に農家申請をしようと思っています。
うちの市は今年から少ない面積でも、慣行農法でなくても、自給自足ということでも、やる気があって計画書の提出など諸々の手続きを済ませれば農家として認定してもらえることになりました。
農家になったら、農地を増やして、種をたくさん作れそうです。
「未来市場」のお役目をやることに決めてから、社会の色々がなんでも学び、参考、勇気付けになっている。
この動画の人も同じようにお役目をやっている人だと思った。
お役目をやっている人に気がつくようになった。
私には出来ない企業・経営者の新しいあり方という分野で。これは、お金のない世界の前段階に必要なことだなと思いました。これをこの人がやってくれることがとてもありがたい。
社会の中から要らない仕組みを壊していくお役目
社会の外から新しい仕組みを作っていくお役目
私たち家族は外に抜け出すことが出来たから、新しい仕組みを作るお役目だな。中で戦うとか無理。
選挙の件で色々見ている時も、政党に投票するではなく個人に投票する時代なんだと、他にも言っている人が居た。つまり、無所属の人が過半数以上になればいいのかな。それもその前段階でやっておかないといけないお役目を担っている人たち(どこかの政党?)が居るだろうと思う。その人たちのお役目が終わったらそれを引き継いで次のお役目の人がという感じではないだろうか。
私たちは「固定種の種」をやりたい。種苗法改正などで、農家さんは自分で種が採れない。海外の企業から毎年買わないといけない。急な戦争などで売ってもらえない状況になると食糧危機になる。既に前から無料配布している人たちは居るけど、連絡をもらって郵送するという感じだと思う。全国どこでも無料で手に入れることが出来る仕組みはまだないと思う。それを自分たちに出来るところまで、残りの人生で出来たらいいかなと思う。慣行農法の農家さんが畑の隅で自然農も少しやっているという状況が出来たらいいなと思う。農家さんの高齢化もあるし、外資系企業に農地を買われて農家さんすら居なくなるかもしれないけど。
きっと、今、誰かが頑張ってくれている。
上手くいくようになっていると思う。
自分たちでも動くことに決めたら、そう思えるようになった。
音楽のお役目も思いついた。
いつからやるかは分からないけど、やりたい。
これはおまけです。
これは、壊すお役目の方です。
みんなそれぞれのやり方で命懸けでがんばっています。
雅貴くんの昔の知り合いだそうです。
多分、壊すお役目の方です。
応援しています。
勝手に仲間だと思ってがんばります。