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【茅野】おふたり揃ってリサーチ!〜2日目〜

11月21日(月)、滞在二日目は茅野市民館に集合です。
来年、開催予定の中間発表に向けて会場となるマルチホールの下見を行ってから出発です。


今回登る、守屋山は諏訪市と伊那市の境に位置する山です。
原さんのご自宅から、マイカーに乗せていただき登山口へ向かいます。

山頂までは1時間ほど。
登りながら、この地域の信仰のお話、登山ルートのお話、見える景色について・・
さまざまなことを教えていただきました。


山頂からは諏訪湖がよく見えます。

守屋山には西峰と東峰があります。

山頂のすぐ裏にはお話の中に出てきていた、「大岩」があります。

文字が彫られていますが、よく読めません。
「この時期は特に見づらいんだよ」とのこと。
太陽が回ってくる時期はまだ文字として見えるそう・・・。
そしてそのすぐ隣には、守屋神社の奥宮が祀られています。

昔、守屋山の神が怒ると雨が降ると信じられていたことから、日照りが続くと祠を谷底へ突き落とす習慣があったそうです。突き落とし防止のため、現在は祠が柵で囲われているとのこと。

次は西峰へ。

西峰へは15分ほど。

諏訪周辺の信仰にまつわる重要な地である守屋山。
この山をリサーチすることになったのも石川さんの発言からでした。
実際に山を歩きながら、諏訪信仰の研究者である原さんのお話を聞くことができた今回のリサーチはとても貴重な時間となりました。


下山後は麓にある、守屋神社へ。
鳥居には物部守屋神社鳥居の文字。

この神社から直接山頂へ向かう道もあります。
かつては、たくさんの人が使っていたそうですが今はこちらからあまり登る人はいないようです。
さらに奥には階段を登った先に、雰囲気のある本殿。

今回は石川さん、森下さん揃っての貴重な滞在となりました。
諏訪信仰についてリサーチすることができ、会ってお話を伺いたい方々と繋がることができました。
ここまで、おふたりがそれぞれ見てきた景色とどんな風に重なっていくのでしょうか!

(文・村上 梓)

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