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第10回:EO/EO Growth Forum(7)|地方スタートアップ起業家の挑戦
こんばんは、マークです。月2〜3回アップしようと思っていますが、月1〜2回が現実的かなと思ってきました。笑 楽しみにしてる方、毎回謝っていますが、月1回でも一生懸命自身の成長と学びのシェアのために綴っていきますので、引き続き宜しくお願いいたします!
今回は、いよいよEO Growth Forumの最後のコンテンツ「Product-Market Fit(PMF)」について振り返ってみます。私個人、そして私の会社の得意技でもある「海外の最先端デジタルマーケティングテクノロジーの輸入」なので、PMFの発見の仕方も自身の経験を基に体系立ててやってきました。この機会に、学問的な観点で再度振り返る機会が得られて本当によかったなぁと感じました。
PMFって何?
まずPMFの定義で言うと、「顧客を満足させる最適なプロダクトを最適な市場に提供している状態」のことを指します。つまりプロダクト(商品)とマーケット(市場、顧客)がフィットしている(合致している)ということで、簡単に言えば「人々が欲しいと思うものを作っている状態」のことです。そして、PMFが上手くいく場合、以下の3つの条件を満たしているそうです。
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個人的には2、3が特に難しいなぁとよく感じます。海外ソリューションの国内輸入のビジネスで言えば、2はマーケティングや営業部分で「スケール感」を持って展開するには「強力なアライアンス」か「大きな初期投資」が必要になるからですね。また、3の部分は、海外テックパートナーの協力無くしては、国内マーケットに適した料金プラン、機能開発、その他の必要なサポートのの実現が難しいからですね。
どうやってPMFを見つけるのか?
Growth Forumのテキストでは、この部分がわかりにくかったので、ネットで調べてみたら、以下の動画が大変分かりやすかった。この方は、自分に合ったワインが見つけられるアプリを開発した方らしく、PMFの発見プロセスをきちんと体型立てていました。
1.Find problem/solution, audience
誰のどんな課題をどのように解決するのかを考える
2.Find a way to start building
自身の持っているリソースで解決可能な課題かどうかを考え、作り始める
※弊社が自分たちでプロダクト開発をすることはないですが、身の丈に合った(自己資本=リソース内で)マーケティングや営業をすることにしているので、大変共感しました。
3.Build an MVP(Minimum Visible Product)
マーケットに最初に出すプロダクトは、最小限かつテストに値する形のものを作る
※弊社の場合は、「とにかくマーケットの反応を見る」ことを主眼にして、いくつかの条件だけクリアしたら、すぐに日本のお客さまと一緒にテストをするようにしていますね。
4.Find the metrics for success
成功指標を特定する
※これも我々の場合は、①商談からのトライアル受注率、②トライアルからの本契約受注率、③本契約の継続率の3つですね。それぞれのビジネス・商品で、重要視すべき指標は変わるかもですね。
5.Build a fast and insanely awesome release cycle
高速かつ効果的なリリースサイクルを作る
※弊社の場合は、最初のフィジビリステージや国内へのプロダクトリリース後に集めた顧客の声を出来るだけ高速にプロダクトやサービスに反映させるサイクルという感じです。
学びが多岐に渡っていて、消化しきれないくらいのボリュームでしたが、車内で共有したり、Noteで纏めることで多少は整理出来た気がします!今後も時々見返して、学んだことを使っていきたいなぁ、と。
次回からは最近読んだ本で印象に残ったことをまとめてみようと思います。ぜひ引き続きお楽しみにしてください〜!