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第2回:海外MBA準備編(1)|地方スタートアップ起業家の挑戦

おはようございます、マークです。今日は、続けてnoteを始めるきっかけとなった海外MBAについて、どのように準備をしたのかを綴っていこうと思います。

背景

第1回で綴ったように、2021年4月にスタートした会社4期目で公私に渡って自分を見直すきっかけがありました。そこで5月から、異業界から弊社に転職される方々の気持ちや自分よりも一回り、二回り若い方々とコミュニケーションを取ったり、より謙虚な気持ちを持ちたくてマクドナルドでバイトをしてみました。また、6月にはEOという起業家ネットワークに入り、起業家の方々と一緒に学ぶ機会を創ったりしてみました。同時に夫婦喧嘩も絶えなかったので、夫婦でカウンセリングを受け始めたのもこの時期でした。

7月には信頼するパートナーから不義理にあったり、会社の月売上が急に90%減少する中で、人間不信や自信喪失に陥っていました。会社としても、経営者としても完全に行き詰まっていました。その結果、もう一度自己変革と会社経営に向き合うことに決め、「起業家・経営者としての体系的な学びの機会を設けた方が良いのではないか?」と考えるようになりました。

起業家・経営者としての体系的な学びの機会ってなんだろう?

真っ先に思いついたのが、最も起業して必要ないと考えていた「MBA」という選択肢でした。調べる前は、外資系企業やコンサルファームに入社したり、キャリアップするための手段の一つのイメージが強かったのかもしれません。ただ同時に、「そういえば、楽天三木谷さんも起業する前に海外MBA@Harvard Business Schoolに行かれてたな〜」と思い出し、調べてみると意外と起業家・経営者でもMBAを取得される方がいることを知りました。

MBAで得られるもの

「では、このタイミングで自分がMBAで得られるものってなんだろう?」MBAが選択肢となって次に考えたのがこの問いでした。MBA取得された方々のブログを拝見する限り、以下の3つぽいことが判明。
①社会的ステータス
「MBA取ったんだぞ、スゲーだろ!」みたいなやつですね。起業家・経営者の自分にとっては余り重要ではないかな、と。まだ社内出世とか考えてた時だったら、重要なポイントだったかも。
②体系的な学び
マーケティング、ファイナンス、リーダーシップ等、およそ起業家・経営者にとって必要な知識・スキルを一通り体系的に学ぶことで、私のような新米起業家・経営者にとって大きな自身になり、今後の判断や行動の重要な基礎となる気がしてます。
③ネットワーキング
私(達)の会社ーSOPHOLA株式会社は、様々な国々のマーケティングテクノロジーベンチャー、スタートアップ企業の国内市場進出を支援することで、ガラパゴス化した国内のマーケティングテクノロジー市場を変えていこうとしています。したがって、国内よりもむしろ全世界的にネットワーキングしていきたいと思っています。(今後、日本の伝統工芸品を海外へ展開するにも役立ちそうとも考えました)

海外MBA、どこにするか?

③のネットワーキングは海外企業(もしくはそこで勤める人)と構築していきたいと考えたので、国内MBAではなく海外MBAにしようと決めました。更に、小さい子供もいて、会社も物理的に離れられる状況ではないため、オンライン海外MBAにしよう、と。それで、どこにするか?正直、めちゃくちゃ悩みましたね。選択肢としては、以下の3つでした。
a) IE Business School
楽天時代の元同僚が実際にここでMBAを取得していて、非常に国際的評価の高いオンラインMBAプログラムを持っていたため。
b)Babson College
Entrepreneurship(起業家論)でずっーーーと世界一位のMBAプログラムがあるため。
c) Hult International Business School
Student Diversity(学生の多様性)がトップクラスかつ現役のコンサルタントなどが講義をしてくれるため。

会社のことも考えると、②の部分では現役コンサルタントの先生から実践的かつ体系的な学びが得られ、③の部分で全世界的にネットワーキングができるため、熟慮した結果c) Hult International Business Schoolにのみ出願することにしました。

次回は、出願後の提出物や面接の内容を綴っていこうと思います。是非、またご一読いただければ幸いです!