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第6回:EO/EO Growth Forum(3)|地方スタートアップ起業家の挑戦
こんばんは、マークです。第5回に引き続き、EO Growth Forum@ロンドン・ビジネス・スクールで学んだことを書いていきたいと思います。2日目は、TomorrowToday Global共同創業者で著名な未来派主義者(Futurist)であるKeith Coats氏が「どのように未来派主義者に考えられるようになれるか?」をテーマに様々な役立つフレームワークを共有してくれました。今日は、その講義の導入部分を中心にご紹介できればと思います!
世界は、どんどん先の読めない、不確実性の高い世の中になっている?
まず未来派主義者と呼ばれる人を単純に会社に講師として招いてセミナーで学ぶだけでなく、「会社や組織で未来派主義者を育てていく必要があるのでないか?」という考えのシェアが講義冒頭ありました。それは、以下のように「世界(情勢)変化」、「顧客(嗜好・行動)変化」、「職場変化」、「労働(者)変化」などの外部環境の劇的な変化により継続性/周期性のない新たな変化が生まれやすい時代(不確実性の高い時代)に突入しているからです。※Continuations:継続性、Cycles:周期性、Novelties:新奇性
2008年と比べ、我々を取り巻く変化の多くは新奇性の多いものになってきているそうです。
未来派主義者って何者?
Keith Coats氏の定義する未来派主義者は、「意図的にキャパを作り出し、変化の意味やもたらすものを考え、理解することができる人」のことです。具体的には以下の習慣を持っている人になります。
これらの習慣が具体的にどういうものか、一つ一つ講義で詳しく説明していただき、理解を深めることができました。
自身の世界観をまず見直してみましょう!
上記の6つの習慣を細かく学ぶ前に、自身の世界観がきちんとアップデートされているか確認するエクササイズを他の起業家と一緒にしました。基になっているのは、Han Rosling氏のFactfullnessという書籍になります。Keith Coats氏曰く、様々なグローバル企業と言われる企業でこのエクササイズをやるらしいのですが、大体正答率は6問中0-1問でランダム解答よりも解答率が低いらしいです…。(私も例に漏れず、6問中1問正解という結果でした。笑)
ぜひ読者のみなさんも試しにやってみてください。世界に対する現状認識を改めようと思える非常に良い機会になるのではないかと思います!
次回は、Keith Coats氏直伝の未来派主義者のハウツウを詳しくシェアしていきます。ぜひお楽しみに!