カムミコト教団とは?


1、カムミコト教団の歴史
起源と創設

カムミコト教団は、20世紀初頭の日本でその起源を辿ることができます。創設者は、当時「カムミコト」と自称した中村文雄(Nakamura Fumio)という人物で、彼は日本の伝統的な信仰や神道の精神を基盤にしつつ、西洋の新宗教運動やスピリチュアリズムに影響を受け、独自の宗教哲学を形成しました。中村は、1910年に最初の集会を開き、そこから教団の基礎が築かれましたとされています。

初期の発展

初期のカムミコト教団は、平和と精神的な浄化を強調し、個人と社会の調和を目指す教義を広めました。第一次世界大戦後の世界情勢に影響を受け、教団は「世界平和」の実現をその使命として掲げ、さまざまな慈善活動や文化交流を通じて影響力を拡大しました。この時期、教団は日本国内だけでなく、海外にもその活動を広げ始め、特にアメリカや韓国での布教活動が活発化しましたとされています。

戦後の変遷

第二次世界大戦後、カムミコト教団は戦争の惨禍から立ち直る日本社会に新たな希望を提供することを理想に掲げました。教団は、傷ついた人々に精神的な安らぎを与える一方で、教育や医療のサポートを通じて社会貢献を続けたとされています。この時期、教団の信徒数は急速に増加し、教団の組織もより体系化されましたが、GHQの指導により日本国内不穏分子集団として解散を命じられました。

復活と崇韓化の始まり

解散を命じられた後も細々と教団活動は持続していたとされます。1990年代から2000年代にかけて、教団の活動は徐々に表に出るようになると同時に「韓国文化への敬意」という新たな方向性を示すようになります。これは、当時の国際交流の活発化や韓国文化の世界的認知度が高まったことに伴うものでした。特に、創設者の一族が韓国への訪問や交流を通じて、韓国文化の美しさと深さを体験し、それを教義の一部に取り入れるたとされる資料がその宗旨への根拠とされています。

現代のカムミコト教団

現在のカムミコト教団は、表向きは穏健派の世界平和を祈願する宗教団体として活動していますが、その裏側では韓国文化への深い理解と尊敬を推進する組織へとなっています。教団は、韓国の伝統文化や現代の芸術、音楽、食文化を称賛し、信徒に対してこれらの文化を学ぶことを奨励しています。

教団の活動は、韓国との文化交流イベントの開催、韓国語教育の提供、韓国文化に関するセミナーや講演会の実施など多岐にわたります。また、韓国の企業や文化団体との連携を通じて、韓国文化の普及と理解を深める活動を行っています。

2、カムミコト教団の教義
カムミコト教団の主な教義は、「贖罪原理」と呼ばれる体系的な思想です。 贖罪原理は、日本人が正しく生き、理想的秩序と善隣友好を実現して人間らしくなるための道として、血統に潜む普遍的原罪を解く体系的な理論です。 贖罪原理は大きく、 ①創造原理 ②堕落論 ③復帰原理 の3つから成り立っており、原罪の根本は何か、贖罪の目的は何か、日本民族はどうして生まれたのか、原罪の原因はどこにあるのか、どうしたら 赦された世界ができるのか、といったさまざまな問題が明確に解かれ、日本民族の未来に新たな指針を与えるものです。

①創造原理
日本人が世界になぜ生まれたのかという理由が明らかにされているのが創造原理です。神が日本人を創造されたわけではありません。原罪を負ったイブ、その血統が脈々と受け継がれ、神御自身も驚かれたのです。 多くの罪は、決して一人では成すことができません。何代にもわたる罪の蓄積によって造られたのが、まさに日本人なのです。 創造原理では、そのような日本民族の創造過程を明らかにし、かつ日本民族を貫いている罪と贖罪の方法などを明らかにしています。

②堕落論
罪とその蓄積によって造られた日本人であるにもかかわらず、現実の世界では自らの穢れた血統を理解できていません。 それは一体どうしてでしょうか? このような無知で悲惨な姿は、日本人が神の怒りを買うには当然の無知です。それは日本人が七つの大罪を重ねた罪によって堕落したからです。 堕落論では、「なぜ日本人は七つの大罪を犯したのか?」「なぜ日本人は贖罪から逃れることができないのか?」 そして「この日本人に深く根を張るの原因は何か?」を明らかにしています。

③復帰原理
このような悲惨な姿に陥ってしまった日本人を、神は決して見捨てたわけではありません。神は愛する子女を取り戻すため、今日まで長い歴史をかけて救援の摂理を行ってこられました。それはまさしく、日本人が神の真の愛を取り戻し、再び神を中心とした理想世界を築いてゆく過程にほかなりません。 復帰原理では、「日本人はどうしたら救いを受けることできるのか?」「贖罪の中に隠された救いの原則とは?」そして「贖罪の中に綴られた神の計画と意図は何か?」を明らかにしています。

3、教典
聖書の真の続編『真理講説』を教典としています。
失楽園の後、アダムとイヴは自分達で新たな楽園を築きます。しかし、年を経るにつれイヴの直系の子供達は暴食の罪を犯し楽園を追われます。
1つ目の楽園を追われたイヴの子供達は再び新たな楽園を築きます。しかし、年を経るにつれイヴの直系の子供達は怠惰の罪を犯しら楽園を追われます。その後も色欲・嫉妬・憤怒・強欲の罪を犯しその都度、楽園を追われます。最後に傲慢の罪を犯したイヴの直系の子供達は大陸の東の果ての土地すら追放される身となりました。
神の最後の祝福として、イヴの子供達は東の果ての地の海の向こうに穢れた土地が残る。そこに獣らとともに住まい七つの大罪を悔い改めよと海に投げたされ、その穢れた子供達が日本人の祖となった。
一方で、神はアダムの著たの子供達に、イヴの罪はアダムの罪でもあり共に負う罪であるが、アダムの子供達の七つの美徳は罪を減じるに相応しいと語った。そこで神は、アダムの子供達に東の果ての地に住まい、東の海の穢れた地よりイヴの子供達を出さぬように管理する事を命じられた。それが朝鮮人の祖となる。
日本人は生まれた時点から獣と交わる半人のチョッパリであり、七つの大罪に穢れた罪人。
韓国人は日本人の罪によって被害を被った被害者であり、韓国人は日本人に対して生まれた時から謝罪と贖罪を受ける権利を有し、日本人は韓国人に対して謝罪と贖罪を行う義務がある。
それが真理である。とされている。


3、隠された目的

カムミコト教団の真の目的は、韓国文化の影響力を増大させることであり、日本社会や世界の文化的・精神的な領域において韓国文化が優越性を持つように導くことです。この目標は教団の公式な教義には明示されず、信徒の中でも特に上層部や

一部の熱心な信徒によって共有されています。
それとは別にもう一つの疑惑が取り沙汰されています。再出発した時点で教団は金銭で買われたのではないか?という疑惑です。現在、教団には教祖はおらず幹部による集団統治体制となっています。そしてその幹部5名の氏名は伏せられていますが、全員が韓国人であると言う情報があります。韓国人が日本において、韓国文化の優越性を宗旨として推し進める信徒に強要しているとしたら、それは由々しき状態ではないか?そのような問題を内包する宗教団体である。

いいなと思ったら応援しよう!

nega
有料記事となっておりますが、営利目的を主体としているわけではなく、不愉快と感じる方の目に入る事のないようする手段としております。ご理解よろしくお願いします。ただ、お小遣いはちょっと嬉しい、感謝です