【フィリピンひとり旅】9000円と1時間を失った、1日目
11月がこんなに忙しいなんて、思っていなかった。しかも、ちょうど休みを取るタイミングで年末調整まで重なった。そういうわけで、セブ島に発つ前日は21時半まで仕事をしていた。
セブ島に向かうのに使った飛行機はセブ・パシフィック航空、8時55分成田発の便。そこそこ成田には行きやすいところに住んでいるのだけれど、それにしても始発に近い電車に乗ることになる。
朝4時に起き、もちろん化粧なんてせずに、着のみ着のまま、といったようすで成田へ向かう。意外にも朝の電車は座席が埋まるくらいには人がいる。
そこで、はたと気づく。そういえば、化粧水やらメイク落としやらの液体をボトルのまま入れてきている。そしてセブ・パシフィックは無料の受託手荷物なしなのだ。どうやったって機内には持ち込めない200mlくらいのボトルたち。しかもこんなときに限ってけっこういいやつを使っているのだ。
泣く泣くチェックインカウンターで預け入れ荷物を追加してもらう。
「9000円かかりますけど、いいですか?」
一瞬ひるんだけれども、化粧品たちを合算した金額よりは安い。涙を飲んで1万円札を出した。
海外旅行は行きなれている方だったのだけれど、コロナ禍でここ数年はまったく行けず、いろんなことを忘れてしまっているなあと実感。機内ではぐっすり眠った。
今回の旅行の目的のひとつは、語学学校に行くこと。空港には学校からの送迎がある、はずだった。
それなのに、待てど暮らせど迎えが来ない。渋滞にはまっている、と連絡が来たのだけれど「ほんと?」と疑ってしまうくらい、ぜんぜん来ない。これが島時間なんでしょうか。。。
飛行機の到着時刻から70分が過ぎたとき、とうとうしびれを切らして送迎をキャンセル。Grabでタクシーを手配して、学校へのチェックインは後回しに。次なる目的地に向かう。
シャングリラホテル内のスパ、「CHI SPA」を予約している。1時間5000ペソ。だいたい15000円強といったところ。高級スパにテンションが上がる。
英語で、おそらく「服を脱いで、タオル1枚になってシャワールームにいって。それからシャワーを浴びたら更衣室に戻って、このローブを着て」というようなことを言われる。たぶん、言っていた。。。
とにかく英語が聞き取れないわたし、裸になってはいけない場所で裸になっているんじゃないかとビクビクしながら服を脱ぎ、シャワーを浴び、ローブを着て待つ。
ヒロットマッサージというフィリピン伝統のマッサージを受けた。いい香りのオイルやらバナナの葉っぱのパック?(背中に貼る)やら、なんだかいい感じ。
11月のフィリピンはけっこうくらくなるのが早い。暗い中遠出するのが怖かったので、夕食は近隣の屋台で食べた。
フィリピンはバーベキューが盛んだと聞いたけれど、日本のバーベキューよりは焼き鳥に近いものだった。内臓系は怖くて食べられなかったけど、胸とか皮とかはあまじょっぱいタレがよく合っておいしい。
【かかったお金】★はカード払い
受託手荷物 9000円
★タクシー 280ペソ
★スパ 6019ペソ
★タクシー 398ペソ
★屋台 40ペソ
【スケジュール】
0855 成田発
1330 セブ着(送迎が遅れて1時間のタイムロス)
1530 スパ(なんやかんやで18時くらいまでいた)
1845くらい 宿泊先着
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