僕は10年越しで仙人様の真意を知った
最近の僕は、自分のルーツを振り返ることにしている。
学校に行っている時は、歴史なんて大嫌いだ!って過去に囚われて生きたくないんだ!とかいう反抗をしていた。
でも、この歳になって、それは逆になって、昔をちゃんと振り返りたいって思えるようになったの。
自分が何から出来ているのかって主成分を知りたくなっちゃったの。
無茶苦茶美味しいものを食べた時に、
ウマっ! 何だこの味は〜??
って感動をした時って、何を使って味付けしているんだろう?とか、何の材料をつかっているんだろう?って確認したくなるじゃないですか。
あれです、あんな感じです。
ということで、見出しの写真は、僕のご先祖様のルーツ、と言われている山梨県の旧芦川村。
この地から三島、沼津、それから神奈川県の秦野あたりまで降りていったらしい、とされている。
そんな場所に初めて先週行ったので、そんな写真でした。
では、タイトル通りのお話を。
起業してからしばらく経ってのことだったから、もう10年以上は経っていると思う。
当時の僕は大阪のお師匠さんから、マーケティングに関しての学びを頂いていた。
僕が営んでいる広告デザインの仕事、この下地はお師匠さんの生き方が源流になっていると言っても過言ではなくて、近江商人の「三方よし」が初期の事業マインドになっていたのはそれが理由でもある。
そして、お師匠さんからご紹介をいただいたのが、四国にお住いの仙人。
師匠曰く、ただのハゲ散らかしたおっさん(笑)
ということで、この方が東京で勉強会をやるというので、全くどんな人か分からず想像のままで参加させてもらった。
そう、今このタイミングで、この時のことを思い出したんだ。
ちょうど今、仙人様の真意がわかったから。
あの時、仙人様から、とっても大切な言葉を、既にいただいていたんだ。
ちなみにお師匠さんが言っていたことを、本人はとても気にされていることらしいので、初めてお会いした時はグッとこらえた。
それほど散らかってはいなかったと僕は思いつつね。
名刺にMasterと書かれていたその人は、高知にお住まいだってことがわかった。
これも今振り返ると、最も美しくて最も意味深い名刺だったなって思う。
名前にMaster、ってこれだけ。
住所は書いてなかったから、聞くしかなかった。
それでね、この勉強会がまぁ〜〜とにかく面白かった。
この仙人様はDJなんかもやってて、言葉の流れがほんと淀みないし、話にどんどん引き込まれていくの。
その日に何を話すか全く決めずに、会場に来て、参加者の顔を見て話すことを決めるっていうから、勉強会というよりもライブなのよね。
これが多分、僕にとって無茶苦茶ハマったんだと思う。
この人がなぜ、話す内容をあらかじめ決めておく必要がないのか。
最初から最後まで、この仙人様は、たった一つのことしか言わないんだ。
「人生は思ったとおり」
たったこれだけについて、1時間以上話すんだよ。
このワンメッセージは、この仙人様の代名詞みたいな言葉だから、ネットで探すだけでも出てくると思う。
んでね、このメッセージ。
今なら、
ものすげーーーその通り!!!
って確信まであるんだけど、当時はそうなったら良いなぁ…くらいにしか受信できなかったんですよね。
そりゃあそうだよ。
起業したばかりで、そうだと思えないことだらけだったからさ。
思ったまんまにお金が入ってこないなんて、ザラじゃんか!って。
でも、思ったまんまになる部分もゼロじゃないしなぁ…ってそのくらい。
疑いはしていないけど、完璧には信じられないって感じだったな。
あれから10年あまり。
この言葉を今思い出したのは、やっぱりここまで来れたからだな。
僕の何が変わったかって、新しい生き方に変わったわけではないんだけど、僕がこれからやろうとしていることには、何一つ邪魔は入らないんだっていう確信があるんだよね。
それは、「人生は思ったまんま」が真理だってことが、人に説明できるまでにわかったから。
みなさん、今は半信半疑でも良いんで、どうか聞いてください!
人生は思ったまんま、なんですよ!マジで。
それは自分ごとだけじゃなくて、本当の本当、すべてが思ったまんま!
それしかないんです!
もし、「人生は思ったまんま」ではない!!
と反論のできる方がいらっしゃいましたら、どうかぜひジャムってください。
僕は論破することはしません。
でもいつか、人類が皆、思ったまんまじゃんよ!!
ってスパークする瞬間を経験しますんで、はい。
僕は、それまでじっくり待ちます。
ああ、今になってもう一度、お師匠さんと仙人様に会いに行きたくなってきた。
お元気されていますか?