6月23日(金)
今朝も早朝から英単語をと思ったら、息子が5時10分に起きてきたので先に息子との時間。実は平日は毎朝6時から30分間息子とゲームをしているのだ。そのおかげで息子は寝坊なし。今朝はマイクラで息子が作ったアスレチックを一緒にやる(激ムズ)。
朝風呂も平日は毎日一緒に入っているので、そのまま風呂へ。英単語の暗記はそのあとすればいいやと思っていたがリズムが狂うとなかなかそう簡単にはいかなかった。朝食はチャーハンだった。小2の息子は僕の分も少し奪って平らげて、いつも通り7:27分に出ていった。彼はなぜか毎日学校に一番乗りしたいのだ。
今日は夕方頃から夜にかけて中井町で取材なので、午前中に事務所で制作や連絡などを済ます。夜は終わったあとそのまま飲むつもりなので、一度自宅に戻って車を置き、電車とバスで中井町役場へ向かう。
中井町の教育長のお話を伺う。地域が、学校や家庭と連動し、学びの楽しさを教えることをコンセプトにやってきた活動の経緯を教えていただく。ますます、中井町の人々がうらやましくなる。
そのあと宮川酒店へ行き、「金宮」という毎週金曜の夜に行なっている角打ちイベントの場をお借りして、中井に引っ越してきて色々とボランティア活動をされている方たちにお話を伺う。去年のファンミーティングなども通しなん度もあったり飲んだりしている気のおけない仲の方々なので、リラックスした気持ちで、しかしちょっと普段よりお互い改まった表情で話を聞く。
終了後はそのままいつもの金宮での飲み会へ。以前も隣になった料理研究家の方途中で来店して、また隣で色々と話を聞いた。
キルギスに2年住んでいた方で、中央アジアでの体験談が面白い。国や政治が一夜にしてひっくり返り、貨幣が価値を失うことが当然のように起こる場所に住んでいる人の国家の考え方は非常にドライ。国がなんとかしてくれるわけはないので、自分たちでサバイバルしている。国は国、自分は自分という感じ。
そういう彼らにとって時代を繋ぐ普遍的なものは家族であり、大家族で毎日食卓を囲むそうだ。平均10人ぐらいで、時にはなん家族か集まって30人くらい集まって食事をとる。そうするとパンを小麦粉換算で50キロ分も一度に焼くそうだ。
あちらの人にとっては、小麦粉をこねてパンを焼くのは、日本人が米を研いで米を炊くのと同じくらい日常のことらしいのだが、とはいえ50キロは凄まじい。
そして、やはり日本は高度に政治的に安定した国であり、そういう国では国民にとって政治家や国は自分の財産や未来を信託した相手となってしまうのだろう。