ようこそ我が家へ。~サザナミインコのなこちゃん~
長嶺家に、新しい家族が増えました😊
可愛い可愛いサザナミインコの『なこ』です。
この子と出会ったペットショップでは、色はコバルトブルーと書いてありました。
調べてみると、コバルトとブルーはそれぞれ違う種類でした。
うん?じゃ、うちの子はどっちも混ざってるということか…???
まだそこら辺はよく分かってないですが、お家に慣れてくれた後にじっくり色を見てみたいと思います😊
さて今回noteに書こうと思っているのは、この子を今日まで育ててくれたペットショップのおばちゃんについて。
なんかね、簡単に言いますと…めっちゃ優しい人だった😂
あのペットショップにいたすべての子を大事に思って、幸せを心から願っているんだとお話しされている姿から伝わってきました。
そんなおばちゃんに出会うまでの、私と母のインコ探しの旅から振り返って行こうと思います💬
今日のお出かけのテーマは『サザナミインコを探しに行こう!』でした。
というのも先住のインコ、アキクサインコのさくらちゃんと性格が合いそうだと感じたので2人してサザナミインコをお迎えしたいと考えていたのです😌
アキクサインコの性格はとってもマイペース。
ハイテンションで飛び回ったと思えば、次の瞬間にはじーっと一歩も動かなくなる。
かと思えば私たちの方に飛んできて、ご機嫌そうに鳴いていたりします。
その自由気ままで、1人でも楽しんでいるさくらちゃんの性格が我が家にはぴったりでした。
でも他のインコちゃんの声をスマホで流すとすぐに飛び乗ってきた。
そして不思議そうに画面を見つめては、おとなしいさくらが「ピィッ」と勢いよく鳴いたのです。
「あぁ、この子はお友達が欲しいのかもしれないね」
私と母は、一年ほど前からそんな話をしていました。
ただし、もう一羽お迎えする決断はそう簡単には出来ません。
命を預かるのだから、さくらへのお友達になってもらうという目的だけで連れて帰るわけにはいきません。
そんな時に、私たちはYouTubeでサザナミインコちゃんを知ったのです。
のろのろ?ぬめぬめ?なんと言ったらいいかわかりませんが、ゆっくりと歩くサザナミちゃん。
突然飼い主さんに近寄り「撫でで〜」と求めたと思えば、一ミリも動かずずっとしたりもする。
変な格好で寝たり、おもちゃで遊んだり…そんな自由でマイペースな姿に私と母は「この子だぁ!!!」と叫んだのです🫨
サザナミちゃんの性格を知ってから3ヶ月。
私たちは近くのペットショップに通いました。
でもサザナミちゃんは珍しいみたいで、なかなか出会えませんでした😭
そして今日、ついに私たちは遠征をすることにしたのです!!!
車を走らせること1時間半、いつもは行かないペットショップに行きました。
けどそこにサザナミちゃんは居なかった😔
「今日も出会えなかったか…」なんて2人して肩落として帰ろうとしてました。
けど今日はなんか諦めがつかない。
GoogleMapでペットショップを検索すれば、近くにもう一軒小鳥を扱っているお店が見つかりました😳
そこで居なかったら帰ろうとそこに向かうと、居たんです!!!!!
ゲージの中でゆっくりと動く『なこ』が😭
実はさくらちゃんのことは、ほとんど衝動買いに近い一目惚れで見た瞬間に連れて帰る事を決めました。
後悔は全く無いですし、さくらのことを見ていると楽しそうに自由にしてくれていて幸せに暮らしていると自信を持って言えます。
それでもやっぱり命を預かるのに、衝動買い、とは行きません。
一旦お店を離れて、母と車の中で会議をしました。
「あの子はうちに来て幸せになれるんだろうか」
「そもそも金銭的な面でも飼うことは可能なのか」
「…幸せにすると自信持って言えるのか」
いろんなことをポツポツを話す私の話を、母は頷きながら聞いてくれました。
そして私に聞いたのです。
「あなたの中の天秤は飼う、飼わないどっちに傾いてるの?」
私は迷わずに答えました。
「そりゃ当たり前に飼う、だよ」
それを言った瞬間に、自分の中でしっかり悩んで答えがもう出ていることに気づきました😊
なこがいたペットショップに再度伺い、店員さんに声をかけました。
「インコちゃんで連れて帰りたい子がいるんですけど…」
「ああ、それなら小動物ルームの中にいるおばちゃんに声をかけてみてください。詳しいですから」
そう、そのおばちゃんこそが愛溢れる優しいおばちゃんだったのです。
ドキドキしながら小動物ルームの部屋を開け、中にいた女性に声をかけました。
「…あの、この子を連れて帰りたいと思っているんですが」
「ああその子ですか、えっと懐いてないですよ」
どこかで聞いたセリフに、よく似た言葉でした。
『その子あんまり手に乗ったりしないですよ』
これはさくらを迎えるときに、ブリーダーさんに言われた言葉です。
アキクサインコ自体が手に懐かない子らしく、そう仰いました。
「…これからもずっと難しい感じですか?」
「ちょっと待ってくださいね、詳しいスタッフを呼んできます」
と、奥の扉に消えていった女性。
程なくして優しいあのおばちゃんを連れて帰ってこられました。
「その子ね、昔はよく手に乗ってくれたんですけど…今はもうちょっと乗らなくなっちゃって」
愛おしそうになこを見つめながら、でも寂しそうに眉を下げてそう教えてくださいました。
「私1人でここの子達全員お世話してるから、どうしても構ってあげる時間が少なくなってしまって…それでだんだんと乗らなくなったんです」
そこのペットショップにはなこ以外にも、たくさんの小動物がいました。
小鳥、うさぎ、フェレットにチンチラ…そしてヨウムやフクロウまで😳
ちょっとした動物園です。
それをおひとりでお世話してらっしゃるなんて、さくら1人でも慣れるまで大変だったのでその忙しさは容易に想像できました。
でもおばちゃんの愛情は、みんなに平等にある。
だから時間が取れなくなってしまったことで、乗らなくなったことがとても残念だと話してくださいました。
「この子は手には乗らないですよ」
「…懐かないかもしれません」
と隠さずに全部教えてくれるおばちゃん。
その姿に胸がキューっと締め付けられました。
「この子を連れて帰りたいんです」
母がおばちゃんにそう言いました。
「本当ですか?ああ、良かった。本当に?嬉しい…」
おばちゃん目をうるうるさせてそう言ってくれました。
なんか、その姿がもう私が泣きそうになっちゃって…良かった、今日この子に出会えて、ここに来れて。
と、色んな出会いに感謝をしました。
お会計の間も、なこを連れて帰る準備をしている間も、ずっと「ありがとうございます」と言っていたおばちゃん。
なこのことを大事に思っていたんだな、と伝わってきました。
帰る前に「良かったらこれ」とおやつと試供品のご飯をいただきました。
これから違う環境で暮らすなこにとっては、慣れ親しんだご飯があったほうがいいと思うので本当に助かりました。
最後までずっと「ありがとうございます」と何度も言うおばちゃん。
私も「必ず幸せにします」と自然に口にしていました。
なこは生まれて2年経っています。
その2年間をあのペットショップだけで過ごしていたのかはわかりませんが、少なくともあのおばちゃんに愛されて育ってきたと思います。
これからは、私たち家族がさくらとなこの2人を精一杯愛し尽くして、うざがられるぐらいの愛情をあげたいと思います☺️
そして実はなこちゃんとさくらちゃんは同い年。
もう少し時間はかかるかもしれませんが、仲良くなれるといいな…💭
改めまして、なこちゃん!!!!!
ようこそ、我が家へ😌