せっかくなのでアドレスv100に乗ってみた
ライブディオにはもう乗れないと思った日から2週間後。
またもや『途中の坂道がきつすぎるから自転車は嫌だけどカブ子を出すほどの距離じゃない』ところへの用事ができました。以前、『つかまるかもしれない、まじで』と思ったお使いと同じ場所です。
捕まりたくなかった私は夫に100ccなら大丈夫かな~とアホな質問をしてみました。 夫は自分が手塩にかけたスクーターに興味を示したのがうれしかったようですぐに貸してくれました。
次の日、早速乗ってみました。
こちらもエンジンはセルで一発起動。以前セルモーターが壊れてしばらくキックだけでエンジンをかけてたので不安でした。
あー、よかった。
もちろん夫のダイジダイジ2ストキャブレタースクーターです。
当然臭い汚い排ガスが白い。
ただ夫がマメに動かしていたので、白い排ガスはすぐに透明になりました。
アクセルをあけるとドンっといきなり発進します。若干前輪が浮きそうでこわくなりました。
そうよ、これが2ストよ。
あまりに直線的な反応に笑ってしまいました。エンブレなにそれおいしいの?という感じでアクセルを離してもすぐに止まる気配はありません。ついでにいうと夫が調整したブレーキがちょっと甘くて気持ち悪い利き心地です。
なんだろ、この久しぶりな気持ち悪さ。
そうだ、小娘の時に乗ってたジョグに似てるんだ。あの頃あたしも若くて色々あったよね、と楽しかった頃をふいに思い出し
あははははー!
突然可笑しくなって楽しくなって笑いながら目的地に向かいました。キモいですね。ごめんなさい。
走り出したらこれは50ccとは全く違う乗り物でした。
車体の見た目も大きさも50ccのそれとほぼ同じなのにパワーが違う。加速が違う。
あと60kmまでなら怒られない。
4ストと違ってアクセルの反応が早くて走りも速い。
これはうちの人が手放さない訳だわあ。あははははー!
と落ち着きのないまま目的地に到着。駐輪場も違和感がまるでなくすっと停められました。
そして今回はさらっと用事が済みました。寄り道する用事もないのでたらんとろんと帰宅します。
夫が言うように、たしかに乗ってて楽しいんだけどなんか違う…。私の好みでないというか…。
自動遠心クラッチで何がわかるんだって言われちゃうとそれまでなんだけど、なんかカチャカチャするの楽しいんだよね。自分でギア今どれ入れようとか考えながら走るのも。
そう思うとやっぱり私のカブ子の方がいいな。
夫の帰宅後この日の顛末を話し、やっぱりアドレスv100はいいやとなりました。なんといっても夫が大切にてまひまかけて組み上げたスクーター、事故ったらぶつけたら壊したらどうしよう等と思うと、私が触るのは気が引けました。
次にそこへ行くときは大人しく自転車で行きます。私の健康のためにも。