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小型自動二輪(AT限定) 第2段階 2時限目 の話
1時間目のシミュレーター教習を終えて待合室に戻るとさらに人が増えていました。座るところがあるかないかの勢いです。この時は事情を飲み込めていなかったのですが、2月3月の教習所は就職や進学で免許が必要になった学生さんでごったがえすトップシーズンなのだそうです。
3度目の教習所にしてはものを知らなくて申し訳ありません。というのも2度とも通っていたのは10月から12月の間でいわゆる閑散期だったのです。それも後で知りました。
待っているとキャンセルが出たのでとアナウンスがありました。ドキドキしつつもそんな上手いこと行かないよと気取っていたら名前を呼ばれました。
2時間連続教習となりました。
教官は私をクランク沼から引き上げてくれた方です。キャンセル待ちで私の顔を見たときはげっ、って感じでしたが教習ではそんな素振りは見せませんでした。しかもはじめに1段階が終わったんですね、よかったですね、と声をかけてくださり少し安心しました。
時代も変わったし面白いシステムだなと思うのですが、今受けているいわゆる原付二種の教習は1段階で技術的な教習は終えてしまいます。それゆえ2段階の実技教習はほぼ検定対策。ひたすら検定コースをぐるぐる回るのです。
最初に1人で回ってください、といわれ何となく乗ってみました。するとすぐにクラクションを鳴らされ停められました。教習所で二輪のクラクションの音を聞くのは初めてかもしれない。
場所は交差点の右折なのですが、コース取りが甘い、それでは減点されてしまうと注意を受けました。でも勘のいい先生で、もしかして検定に対する注意とかって聞いてますか?とおっしゃいました。私はいいえ、聞いてません、コースの順路だけですと答えました。それなら、とまた教官の乗る大型教習車の後ろに乗ってコースを1週しながら検定での細かい確認事項を聞きました。
あとで聞いた話ですが、小型の(しかもAT限定での)教習ではそんなにタンデムでの指導をしないそうです。手の掛かる生徒で申し訳ないです。
気を取り直して検定コース走行を再開。するとまたクラクションを鳴らされ停められました。理由は追い越し時のウインカーの出し方についてでした。これは私の理解不足だったのですぐにやり直して次へ進みました。
と安全確認は修正できたのですが、このあたりから一本橋の通過がうまくできなくなりました。時間が足りないか、落ちてしまうということが増えました。そこでここだけまた練習です。しばらくするとそんなこともなくなり、規定時間を超えての通過ができるようになりました。
最後に車の止め方を確認してこの教習は終了です。クランクはなんとか通れてるんだけど一本橋がねぇ、という指摘を受けました。でもできてる回数の方が多いから今日はOKね、とハンコをいただきました。
さすがにこの日は疲れてしまったので、これ以上キャンセル待ちはせず予約を取って帰ることにしました。が、全く予約が取れません。ロビーを見ればまた人が増えています。とりあえずこの先の予約は家から取ることにして、安全第一で帰りました。
先の見えない教習が続きます。
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