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信楽福礼(ネタバレあり)

12/31 23:59をもってVOET配信アーカイブも含め無事終演となりました。
ご観劇、ご視聴いただいた皆様ありがとうごさいました。
きさらぎミッドサマー弐式も沢山のお客様から感想をいただけてやれてよかったなと感じております。

さて、いるかいらないかでいえば要らないとは思いますが自分が任せてもらった「信楽福礼」についてどうしてああなったか自分のメモがてら書いておこうと思います。


ここからは「きさらぎミッドサマー」のネタバレも含みます。
続編を期待して見たくないという方はここまで
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この作品には初演「きさらぎミッドサマー」があり、初代ふくちゃん役、橋本我矛威さんに負けないふくちゃんを作りたい。
これが自分の目標でした。

・役作り
自分と真逆なキャラだったので自分とふくちゃんの共通するとこを探して
「個性強凄のメンバーを自分なりに盛り上げ、彼らに置いていかれないよう努力する」これを自分の芯にしました。(決まったのは大分稽古終盤ですが。)

これは自分が作者が書いた作品の前日譚を読んで、

「のだめカンタービレ」の峰(特にドラマの瑛太さん)のイメージから始まり

今回のメンバー、星乃圭吾、asyulan、進藤恵太、宮澤さくら、NJ、彼らはもう5年以上の付き合いになるしオフでも仲良くしてもらってるありがたい存在。それ以上に、尊敬できる人たちで、皆といたいなぁって気持ちと、皆を盛り上げるふくちゃんとハンドアウトとのギャップに居場所を無くしたくない思いが似てるなぁって思ってふくちゃんがぐっと近くなりました。


・本番
駅での最初の情報公開。ここだけは自分が一番に行かなきゃと思ってました。結果激重スタートになってしまったわけです…。

回想では恐怖の存在である父親とのワンシーン。あの怖い父親がなぜ東京の大学進学を認めたか不思議で、親の体裁の良い学校を選んだと思いやりました。

村の祭りでの探索。
まさかの全員が自分の秘密を引いてしまう奇跡。(1/120の確率だそうです)マダミスなら秘匿しておけばいいことですが誰かに話さなければならない決まりなのできつかったです。

ひろみとの密談シーン。
ひろみに打ち上けた不安や弱さはふくちゃんであり、ながいこうただったと思います。
その後シンジとジリアとバトーがぐちゃぐちゃになってからの、ひろみからの密談。
見た方は気づいた方もいると思いますがふくちゃんはひろみに惚れています。
展開によっては告白していたかもしれないがあの空気で周りを無視して告白できるの奴は他の人よりひろみがかなり大事か、サイ○パスだと思う。自分にはそこまで彼らを天秤にはかけられなかった。だから最後まで告白しないで終えた。

ババ抜きはメリット無くても最初から残る気でやってたがこれは運もあるので残れて本当よかった。

そして気づかなかった大問題「ひろみのお菓子」と言ったつもりが「ジリアのお菓子」と口走った事件。本当に気づかず周りから散々言われてしりました。察して触れずに進めてくれた皆には感謝、ひろみには土下座しかありません。あそこで拾われたらエンディングはコメディだったでしょう…

ともあれ終演では沢山の拍手もいただけて、面白かった。良かった。いやぁしんどかった等ありがたいお言葉もいただけて、スタッフの皆様、メンバー達、総括のNJさん、この方々のおかげに他ならないと思います。

改めてありがとうごさいました!!
これからは自分も続編を楽しみに待てます

最後にあったかも知れない世界を添えて…

信楽福礼役 ながいこうた

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