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【18】「嗚呼、ここは創造の果て」と君は言う

「あの日はライオンが咲いていた」
ご来場ありがとうございました。

永石を探せ

プロデューサーの橋本顕という方とは舞台「のぶニャがの野望」以来なので今年で丸10年。
僕が石川県での活動を終えて東京で仕事を始めたのが2022年なので、10年の付き合いになるメンバーが増えてきた今日この頃です。

人狼TLPTでコンスタントにご一緒するようになってからも特別な付き合いがあったわけではないんですが、
今では裏に表にかなり多くの時間を共にしている仲間です。いや先輩です。

人狼TLPTプレイヤーとして明確にパートナーや相方がいたことは少ないですが、特殊公演ではウォルターが隣にいることが多くて、プレイヤーとしてもすごく信頼しているけんけん。

そんなけんけんがプロデューサーを務める公演ということで、すごく楽しみにしておりました。

長すぎる前置きという名のラブレターが終わったところで本題へ。

ホリデースナッチ千秋楽の翌日から合流で、しばらくは疲労と闘いながら台詞と段取りを叩き込む日々。
主演の大滝さんは4年前のルド女人狼ぶり。あの時から天才だと思っていたけど、今回も素晴らしい座長でした。

僕が主に関わるキャストは美智留役の小菅怜衣さん・本郷英朗役の浮谷泰史さん・江戸川役の森大さんと、今年に入ってから別作品で共演したことのある方がほとんどで、信頼のなかで色々と自由に試させて頂いてました。

森さんはいつも僕に声を掛けてくださって、森さんのお陰で現場に居やすくなったのは間違いありません。最終的に座組一の人気者で、写真に列が出来るほどになっていたスーパースターでした。すごすぎるよ部長。
永石君って呼ばれてたけど今回から匠呼びになりました。嬉しい。

浮谷さんは相手役の好きな芝居感に合わせるのが上手なんだろうなと勝手ながらに思っておりました。鏡みたい。僕の超自分勝手な演技も丁寧に合わせてくれて、最終的に浮谷さんの方が暴れ馬だった気がする。贅沢な経験をさせてもらいました。ありがとうございます。

小菅さん、病院で倒れる回想のシーン、直前まで袖で普通の顔しているんですが、舞台上で振り返るとボロボロ泣いてるの本当凄いなと毎回思います。個人的に今回、小菅さんの上手さが際立ってるなと感じる台詞があって、こういうの出来るようになりたいなと思ったりしました。

共演者の皆と話す機会は本番期間中の楽屋くらいしか無かったので、あっという間に終わってしまってちょっと寂しいです。
またいつか皆と会えたらいいな。

僕が演じたのは研究員の蔵前さん。

これは皆に差し入れした蔵前カヌレ

人の記憶を自分に植え込むってどういう感覚なんでしょうか。
例えばこれを読んでいるあなたの昨日の記憶を僕に移したとしたら、僕自身の昨日の記憶ってどうなるのかな?
記憶が間接的に与えた人格への変化とか、経験則に伴う感覚の変化とか、そういうものはどうなるのかな?
とか、考えれば考えるほど「ああなる」のはある意味納得というか、あれくらいで済んでよかったというか…。

単純に好きな人が自分を認識してない苦しみというよりは、今の自分に至るまでの色んな人生の分岐が悉くバグっていくことの苦しみの方が大きかったんじゃないかなぁ。

エデル開発の圧倒的犠牲者。
演じている僕も、なんだか心と喉が擦り減る日々でした。
そう、毎日叫びすぎて喉まだ痛いんです。こわ。

そんななかで、皆さんから寄せていただく感想に自分の名前があると救われました。いつもありがとうございます。
今回はツーショットチェキでお話できる時間もありましたが、時間がタイトだったし、僕も終演後ヘロヘロだったりで、上手く話せない人もいたかもしれません。ぜひ何かしらで声を届けて頂けたら嬉しいです。

初めて会った劇場がここです!と教えてくれたり、社会人になりました!と教えてくれたり、記憶を扱った作品で皆との思い出に触れられるのも嬉しいひとときでした。
皆と話せる機会を増やしたいなーと思う今日この頃です。

さて、千秋楽翌日から少しずつ書き進めてるこの記事ですが、そろそろ更新しないと皆さんの記憶から公演のことが消し飛んでしまいそうなので、
まだまだ話題はありますがこのあたりで。

次回の舞台はいよいよFLAGです。今年の夏は一緒に楽しもう。

へちょ




ゲームの話するする詐欺でそんなに引っ張る話題じゃないので完結にまとめます。
バイオハザードの過去作色々やってて面白いです。終わり。笑

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