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「振り子」という言葉は本当にゴルファーのためになっているのだろうか?
早いもので4月も下旬となり、ゴールデンウィーク目前です。
今年のGWは、飛石で2回入る平日を埋めることが出来れば、10連休となる暦です。皆さんは、どんなご予定でしょうか?
私のGWは、4/28.29で愛知県半田市のスズキゴルフさん主催のレッスン会からスタートし、その後は大阪と神戸での定例レッスン会をこなして関東に戻り、5/4〜6は茨城県のロックヒルGCでのゴルフ合宿です。
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今月は娘の中学校入学式があって、やや変則的な月間スケジュールとなりましたが、4/18〜24までちょうど1週間、4月最後の関西シリーズ終えて関東に戻ったところです。
今回はアドバイザーを務めている奈良国際ゴルフ倶楽部では、17番ホール改修工事の視察からその様子をYouTubeビデオにまとめてアップしました。さらには特別委員会に出席し、5月GW明けからの工事の方針に関する議論を交わしてきました。
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また、関西滞在時によく利用する、大阪の高槻ゴルフ倶楽部に月曜日は9H、金曜日は18Hと2回プレーしに行きました。
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金曜日は、この3月に埼玉から大阪に転勤したゴルフ仲間を誘ってのプライベートゴルフだったのですが、好天の下、高槻GCのボールを動かすイマジネーションが求められるグリーン周りでのプレーを堪能しました。
月曜日のラウンドでは、新しい感覚のウエッジショットはまだ暗中模索気味でしたが、金曜日はイメージどおりのショットが2つほどあって、とても嬉しかったです。
アプローチショットは、いいイメージのフィードバックを積み重ねていくことが何よりの自信に繋がりますので、これからも継続できるよう努力したいです。
さて、この関西シリーズでは初心者ゴルファーとの触れ合いが多かったと思います。
これらの方々は、やはり若い世代のゴルファーで、この層がリアルゴルファーとして定着するためには、やはり効率良くボールを打つ技術を身につけ、ゴルフの楽しさが苦しさより勝る状態へと導かねばです。
ということで、私としても責任ある仕事となる訳ですが、なんとかいい方向に導けたか?と思います。
また、週末に開催された奈良グレージレッスン会は、常連さんが多く、その中にはメンバーコースの研修会で活躍されている上級者の方も数名含まれています。
皆さん、ゴルフ歴も長く、自分の感覚をお持ちですが、私が導くNEOスイング的な方向を受け入れてくださり、手応えを感じています。
そこに先に挙げた自分でトライしている新しいアプローチショットの感覚などを加味しながら、この1週間のレッスンを振り返ると、あらためて振り子的な仕組みや感覚のデメリットについて考えさせられます。
初心者レッスンで痛切に感じたのは、ゴルフクラブに対しての遠心力をコントロールしながら、手元の位置やシャフト動きを感じてボールに当てるのではなく、紐の先に付いたおもりを振り回した状態での遠心力でヘッドをボールにぶつけるという、我々熟練者が考えても宝くじ的な確率になってしまう仕組みでクラブを振っているということです。
この状態を私は「シャフトの紐化」と呼んでいますが、シャフトが鉄やカーボン繊維で出来た棒ではなく、紐になっているタイプのスイングですね。
また、この紐化したスイングの場合は、クラブの遠心力が両腕にかかってくるので、そのチカラによって腕のコントロールも失っているケースが殆どでしょう。
これが「宝くじ的確率」の原因となる訳ですが、このスイングのままボールを打つ技術を、練習で固めてきたというゴルファーもかなりの割合でいると思います。
なので、シャフトを正しく「棒」として使いながら、スイング中に自分の両腕にかかる遠心力もコントロールして、ある程度の剛体化ができているゴルファーとは全く違う仕組みがそこにはあります。
このあたりを見ていくと、やはりどうしても「振り子」という言葉は、果たして多くの悩めるゴルファーにとって、役に立っているのだろうか?という疑問が湧いてきます。
アメリカのショートゲーム研究家で多くのツアープロのコーチも務めるデーブ・ペルツは、理想的な振り子型のパッティングストロークのモデルとして「パーフィー」というロボットを使い、デモンストレーションや様々な検証を行います。
これを上に挙げた事例と結びつけると、パーフィーは金属で出来たロボットなので、剛体化されているのが人間との違いです。
シャフトが紐化され腕がクラブ遠心力でアンコントロールとなっているゴルファーに対して、「チカラを抜け」「グリップは柔らかく握れ」というアドバイスは、どれだけの効果があるのか?チョット考えてしまいます。
ということで、こんなことを考えながら、YouTubeチャンネルの再生リスト「あなたにもできるNEOスイング」の動画をアップしました!
今回も始動についての内容ですが、それをパッティングのレッスンと繋げていますので、特に2m前後のパットにお悩みの方には、是非見て頂きたいと思います。
また、いわゆる大慣性モーメントのネオマレット型パターを使っている方にも、いいヒントになるモノがありますね(動画の最後になりますが)。
先週、奈良のホームセンターに立ち寄り、バドミントンのラケットとシャトルのセットを買いました。
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これを使って、バックフェース方向の感覚を伝えるレッスンを行いましたが、かなり結果は良かったと思います。
前回の note で備忘録的に記した、
1回のゴルフスイングの中でバックハンドとフォアハンドで2度ショットする
という部分の説明と、ラケットを手にしてドリル的に体感するのは、皆さん、わかりやすいとのことでした。
従来型のゴルフスイングでは、
1回のゴルフスイングの中でフォアハンドで1度ショットする
となり、これはやはり振り子型の仕組みと繋がります。
「2度ショットする」という意味は、ゴルフスイングにおけるテークバック動作を、ラケットでのバックハンドのショットに置き換えるということ。
このバックハンドのショットと左回りの始動が当てはまり、それがアプローチの新しい感覚へと繋がります。
さらには、バックハンドのショットと左回りの始動が、野球のピッチング動作へと繋がって、そのイメージモデルはあの佐々木郎希選手です。
関西から戻っての昨日、ゴルフ用品界さんの試打取材がありました。
先週、ラウンドを2回したものの、チョット右の肋骨を痛めたか?と思う節があって、あまり身体のコンディションは良くなかったですが、佐々木投手のイメージでスイングしたら、なんとかトラックマンでキャリー250ヤードは達成できました。
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GWのレッスンは、このあたりの深掘りが課題となりそうです。
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