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棍棒を振る猿と重心を感じるアシカについて考える
2021年度初となる4回目の投稿です。前回からは1ヶ月以上空いてしまいましたが、今年も出来るだけ記事を上げていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。
しかし、この4回目の記事は、完成するまでとても時間がかかってしまい、やや思考と執筆作業がイップス的になってしまった感があります。
最初は「ゴルファーの上達と情報の関係」を大テーマに掲げてメモを作り、全体の構成などを考えていたのですが、そこに「はやぶさ2」による宇宙からのお土産が届きました。
それを機に、自分の中でかなり壮大な話しとなり、そこから導かれた仮説的なモノへの検証を今年の課題として、2021年のレッスン活動をスタートさせました。
そして、新年のご挨拶で先輩とやり取りした際に、この仮説について意見を求めたら、「激しく同意します!」と賛同頂き、しばしメッセンジャーにて刺激的なやり取りでの意見交換をおこないました。
そんなことも励みとなり、「仮説の検証」というのは大げさですが、今年の目標としてはレッスンの現場において、より丁寧にコーチングしていこう!という気持ちになり、日々活動しております。
そんな想いでレッスンに取り組みながらゴルフ界を俯瞰していると、なんとなくその仮説がフィットするような様な事柄が目につく年明けとなり、ある種の憂い?をしばらく抱え込んでしまった感があります。
ということで、今回はいくつかのパートに分かれる構成となりますが、12月頃からの時系列を併せながら、この約1ヶ月以上にわたる考察を記事にしました。
今回の投稿は段落に分けての構成で、全7段落あります。
受け取り方によっては過激な内容を書いているのと、かなりの長文ということもあり、興味のない方へ垂れ流しても申し訳ないと思ったので、有料記事での公開とさせて頂きますが、自動返金機能はONにしておいたので、積極的にご利用ください。
では、スタートします!
先ず、第1段落に相当するのが、「ゴルファーの上達と情報の関係」です。
ご存知かもしれませんが、私、12月13日より約2年の休眠期間を経て、YouTubeチャンネルを再開しました。
いわゆる「ユーチューバーになる!」という意味ではなく、イエローページ的に「どんなレッスンをおこなっているのか?」を動画で紹介させて頂ければと思い、再び動き出しました。
12/13に公開した新しいシリーズは「Deep in Golf チャンネル シーズン2」という再生リストを作り、過去の動画と分けています。
その最初の数回は、現在レッスンで活用しているオリジナルの練習器具の紹介から入りました。ここで紹介した練習器具は、とてもレッスンの現場で活躍してくれていますが、それは練習器具としてゴルファーに対して伝える情報量が多く良質であることに起因すると感じています。
例えば「CG2タッチャブル」と名付けた練習器具は、スイング中にクラブに掛かる重力の方向を可視化してくれて、それによりクラブの動かし方や身体の使い方に気付きを与えてくれます。
この「CG2タッチャブル」を生徒さんに使ってもらう際には、「重力」という言葉を使って説明するので、何だか難しく感じるか?と思いますが、実際にやって頂くと、私が伝えようとしている部分はちゃんと伝わり、スイングが改善されるキッカケになっています。
これはジュニアゴルファーへのレッスンでも検証できました。小学校高学年の生徒くんに「重力」という言葉を使わず、「とりあえずやってみる!」的なアプローチでも、その情報は伝わりました。
この「CG2タッチャブル」と「ゴルフのハサミ」という練習器具は、10月に放送されたゴルフネットワーク「稲村亜美のゴルフ情報番組 ゴルフスイッチ!」で取り上げられたので、多少は反応があるか?れと思ったら、全くの無反応。
なるほど、これは、その放送において、この練習器具が、ゴルフ上達のための情報として伝わらなかったんだな、と感じました。
そういう意味では、今、ゴルフ上達のための情報はインターネットです。各ゴルフメディアが発信する情報に、ゴルフYouTubeのレッスン動画は、百家争鳴どころの騒ぎではありません。
この情報の発信に対して、付随するのが、ネット上の匿名による書き込み。匿名ではないのが前提のSNSもありますが、ネット上ではこの書き込みにより、人との交流を楽しむ場という役割が強いと思います。
しかし、そこに登場するのが、私が覆面処刑人と呼ぶ方々。
このネット上に登場するアンチと呼ばれる方々の存在は、昨年もいくつか大きな問題を生みましたが、依然、覆面処刑人の方々は暗躍している模様です。この年末年始にも残念な事件があったみたいです。
テレビの出演者やエンタメ系ユーチューバーなどを攻撃する覆面処刑人と、ゴルフ関連に登場する覆面処刑人は、チョット人種が違うと感じています。それは、同じゴルファーであるということ。
レベルは違えど、自分でゴルフをやる方々で、その中で自分なりの基準や想いをお持ちだということが、その文面から伝わってきます。
例えば、アマチュアゴルファーの方が自身のSNSに「レーザー距離計測器を買いました!」と投稿すると、
「その距離どおりに打てないのに、意味あるんですか?」
とか絡むパターンです。
以前、私もとあるゴルフライターの方と、クラブ長さに関して議論となり、困ったことがあります。
そのライターさんは、
「クラブは長いより短い方が打ちやすいのは物理的に見ても当然ですよね?」
との自説をお持ちでした。棍棒でヤシの実を叩き割る作業をおこなうなら、当てはまるかもしれませんが、やはり短すぎるとエネルギー量が稼げないので、ヤシの実を割るという作業に適しているか?はまた考察が必要になります。
このゴルフクラブは「長いより短い方がやさしい」という考え方は、かなり多くのゴルファーの中に存在していると思われますが、44インチのドライバーでも振りにくく感じるものは多々あり、46インチや48インチでも振りやすいと感じるドライバーも多々あります。
これがゴルフクラブの真実です。そして、当然そこには技術レベルも関係しますので、ゴルフクラブに対して
「長いのは難しく短いのがやさしいい」
と決めつけるのは、ゴルファーの利益には繋がりません。
このケースに限らず、ネット上のゴルファーの動向を見ていて感じるのは、ゴルフへのコンプレックスです。
なので、その反動でネット上の覆面処刑人となってしまったり、コンプレックスを満たしてくれるようなキャラクターのもとへ集まる傾向があると感じています。
私は、ゴルフの上手い下手のランクは、世界ランキングだけで十分で、それ以外は全て一山いくらの世界だと思っています。もちろん、自分もその一山いくらの中のひとつに過ぎません。
大切なのは、下手であること。これは、私が多くを学んだ古武術の黒田鉄山先生の言葉にあります。それは、黒田道場門下生となり、稽古に通うと、
「先ず、下手になりなさい。」
と言われます。
これは、
「駄目な稽古はいくらやっても駄目だが、下手な稽古でも型どおりに続ければ、いつかは上手くなれる」
という考え方に基づいています。
「一山いくら」の中で、下手なゴルファーと駄目なゴルファーに分かれるので、私は下手なゴルファーの方に居続けたいと思います。
こんなことを考えながら、
「では、ゴルファーにとって、本当に有益な情報とは何か?」
を模索していたら、12月6日に小惑星探査機「はやぶさ2」が、C型小惑星リュウグウから砂と大気のサンプル回収に成功して、その回収カプセルがオーストラリアの砂漠に帰着しました。
当時、そのニュースは知っていましたが、まさか、その後、ソレがこんな大きな衝撃をもたらしてくれるとは、思いもよりませんでした。
第2段落は、「はやぶさ2」は何を持ち帰ったのか?です。
それは12月18日木曜日のこと。茨城県のオールドオーチャードGCで毎月開催している、「SNS研修会」というラウンド会がおこなわれました。
この会は、オールドオーチャードGCのSNSページに「いいね!」した方ならどなたでも参加できるという研修会です。
私がホスト役を務め、毎回テーマを決めてスタート前に約1時間のレクチャーをおこなってから、18ホールを同伴ラウンドするという日程です。
その日、毎回の様に参加してくださる常連Sさんと一緒にプレーしている際、カート内での会話の中で、Sさんがふと仰ったのが、
「しかし、はやぶさ2のカプセル回収みたいに、生命や宇宙の起源についての研究が進んで解明されたら、宗教家の人たちはどうなっちゃうんだろうね?」
という言葉。
その時には、そのお言葉に対して、特に私は感想を返せませんでしたが、かなり深く心に刻まれました。
それから、このSさんの言葉を、深く咀嚼する日々がスタートしました。
しばらくは、噛み砕くのが精一杯でしたが、何となくその先が見えてきました。
それは、ゴルフ界は未だ
「水平線の先は崖になっていて、そこには悪魔が住んでいる」
というレベルの教義に洗脳されていて、そこから抜け出せていないというのが、第1段落から続く「ゴルファーの上達と情報の関係」で重要なファクターになるということです。
これは、学力であるとか社会的な地位など、全く関係ないのが特徴です。
いわゆる、高学歴で実社会においても、その明晰な頭脳を活かしてご活躍されている方々は多々いらっしゃいます。
私が思うに、そのレベルの方々でも、ことゴルフに関しては「水平線の先は崖」レベルの中にいます。
こうなると、ゴルフ理論とかゴルフレッスンという話しではなく、
「教育」
レベルの話しになるなと感じました。
これは、けっこう絶望感ありますよね。我々が教育レベルから語り出したら、それこそ覆面処刑人に100回くらい処刑されそうです。
はやぶさ2が小惑星リュウグウから持ち帰ったモノは、私にも大きな影響を与えてくれました。
そして、第3段落が、棍棒を振る猿とボールを回すアシカの関係。
正月明けに、毎年SNSのメッセンジャーでお互いに年賀状をやり取りしながら、年始の挨拶と日々雑感を語り合う先輩から、今年も年賀状付きでメッセージが届きました。
先輩からの年賀状を見ると、「友人の経営するインドアゴルフスクールに関わるようになり、USGTFの資格を取ってインストラクターになりました!」とありました。
もともと多彩な才能をお持ちの方ですが、
「ゴルフインストラクター業まで進出とは驚きです!」
と返信したら、
「20代くらいの男子プロが、訳わからないこと教えてて、初心者にも手首の角度がどうのこうのとか言ってるのを聞いて、不幸なゴルファーが目の前で量産されているのを傍観している訳にもいかず、資格取りました!」
とありました。
そこで、「はやぶさ2」の話しから教育レベルからやり直さねばだと感じていると話したら、同意してくれて、
「ゴルフ業界を見ていると、教育が施されていない感じがする」
とのこと。
そこで私が言ったのは、
「水族館に行くとアシカがボールを回す芸をやりますよね。これは、アシカがボールの重心位置を感じてコントロールしているとなり、それをアシカに教えるノウハウが確立されているってことです。」
続けて、
「しかし、ゴルファーに『重心の位置を感じながらスイングする』とか言うと、『難しい!』って言われますから、思考能力はアシカ以下…。やはり『猿が棍棒を振る』レベルに支配されているということでしょうか?」
「当然、人間がアシカ以下の訳はないので、そこに教育プログラムあるか?無いか?の差になりますよね?」
と問うと、
「たしかに、ダンディを気取ったゴルファーで、自分の髪がなびいているのに『キャディーさん、風アゲてる?』とか聞く様を見ると、五感は大丈夫なのか?それでゴルフ出来ているのか?と思うよね。」
とのこと。
私からは、
「都心近郊の名門コースにいくと、デパートで買ったゴルフブランドのウェアとかで全身固めて、最新ドライバーを手にしながら、どチョロとかまともに当たらないレベルのショットでスタートしていくジェントルマンを見ることがありますが、泣けてきますよね!」
と投げたところ、
「私も手伝いに行っているコースで見ていると、ほぼ毎日のように来ている人でも、スタートはトップかチョロ。いったいどういうこと?って思う。」
まさにそのとおりで、先ず、言いたいのは、せっかくそこまでやるのなら、もうちょっとボールを打つのが上手くなった方が、ゴルフが楽しめると思います!という提言。
これは猿山における「上手い or 下手」のマウンティングの話しではなく、基準を教育レベルの話しにスライドさせると、
「今まで、猿が棍棒を振るレベルのスキームでゴルフ界が進んで来てしまい、皆さまにゴルフの楽しさを伝えることができずに、大変申し訳ないです。実はアシカがボールを回しを学ぶ様なプログラムは、現在のゴルフ界にもありますので、そちらからもう一度、やり直すのはいかがでしょうか?」
という提案を、我々はするべきだと感じました。
いよいよ、ここからが本題。「棍棒を振る猿と、アシカの調教師」についてが、第4段落となります。
こんな流れの中で、先週奈良に来ました。グレージ高社長と2人で、「新年会でも!」と一献傾けながら話していたのですが、なかなか面白かったです。
高社長曰く、
「そりゃあ、プロの試合で勝つようなゴルファーは、少なからず猿のような野生的本能や闘争心が強くないとダメでしょう!」
私が返して、
「なるほど。では、まさにプロゴルファー猿とは、的を得ていますね。」
そう考えると、たしかに、チョット利口で工夫のできる猿とか、「ビュッ!」とか「ギュッ!」とか、少しだけ人間の言葉を使える猿とかが、プロとして評価され、ゴルフメディアでは重宝されている感は拭えません。
今のゴルフYouTube全盛の中での人気キャラは、まさにプロゴルファー猿。彼らは、自分の言葉で語ってくれますが、アシカの調教師とは、やっていることは全く違いますよね。
アシカの調教師の世界の事はよく分かりませんが、唯一オンリーワンの達人が居るのではなく、アシカが重心を感じながらボール回しができる様になる調教プログラムは、ちゃんと確立されていて、シェアされているんだと思われます。
プロゴルファー猿とアシカの調教師という、ふたつの職種のどちらが、今の悩める多くのアマチュアゴルファーに対して、福音をもたらすことができるのか?を考えたら、私は間違いなくアシカの調教だと思います。
そして、その一方でのプロゴルファー猿信仰にあわせて、ゴルファーに対して教育を施すという作業を怠ってきた、既存のゴルフメディアの責任もあると思います。
そして、これが第5段落ですね。
私もお付き合いのある某ゴルフ雑誌の元編集長は、
「自分が理解できないものは、誌面に掲載しない。」
というポリシーをお持ちだったと聞いたことがあります。
その元編集長さんのゴルフの腕前は存じ上げませんが、いちゴルファーとしての自分を、その自身の媒体の購読者層と同じレベルとして位置付けて、その層に響く誌面作りを心掛けていらっしゃったと想像できます。
これはマーケティング的側面から見れば正しいと思いますが、ゴルファーへの「教育」という部分はゼロで、いわゆるポピュリズムと言わざるを得ないでしょう。
これは、その元編集長さんに限らず、これは既存のゴルフメディアがおこなってきたことだと思います。
私もゴルフ歴40年を越える中で、ゴルフメディアからポピュリズム的な要素を強く感じる様になったのは、この15年から20年くらいか?と感じます。
その昔は、ゴルファーに対して、骨太で啓蒙し教育していくような記事がゴルフ雑誌にも多々あり、そこには広く世界的見地からゴルフの歴史と文化を語る素晴らしい論客がいらっしゃいました。
子供の頃にゴルフ雑誌で読んだ金田武明さんの記事などは、まさに教育そのもの。金田さんのポートレートからは厳格さを感じ、このオーラは自分の中でゴルフのスタンダードになっているかもしれません。
私がゴルフインストラクターとしての活動を始める前から交流のあった、クラブデザイナーの竹林隆光さんも、知的で上品な振る舞いながらアマチュアゴルファー日本一に輝いていて、多くのことを学ばせて頂きました。
アメリカゴルフ留学時代に、マイアミで高校同期の江連忠プロが最初に出したゴルフレッスンビデオの撮影を手伝った際、全米ナンバーワンコーチ受賞のジム・マクリーンとご一緒させて頂きましたが、研究者的な雰囲気で竹林さんと同じオーラを感じました。ジムもアマチュア時代にマスターズ出場を果たしているそうです。
まさに私などは、その素晴らしいゴルフ界の偉人の教育を受けて育った世代だと思います。
そういう教育者的なキャラクターが登場するゴルフ雑誌から、ポピュリズム的な誌面作りへと転換していく中で活躍していったのが、プロゴルファー猿です。
ここでもう一度、プロゴルファー猿について定義しておくと、
「アシカの調教師が持っている、重心を感じさせる段階的なプログラミング的指導を必要とせずとも、本能的なポテンシャルでそれなりに戦えるゴルフスイングとメンタルを有するゴルファーたち。」
となるでしょう。
そして、そのプロゴルファー猿の語り口を引き出すための、高いコミュニケーション能力持つのが、いい編集者と言われるような関係だったと思われます。
こうなると、今のゴルフ界、全て猿に見えてきてしまうのが、本当のところです。
一時の感情論ではなく、ここに挙げたように先の12月から色々と考え、俯瞰しながら体感してきての結論がコレですし、炎上狙いでもありません。年明けも猿の世界は、話題に事欠かない感じです。
私のスタンスは、猿の世界に対して達観するとかではなく、多くのゴルファーの利益のために、自戒も含め極めてシンプルにアシカの調教師になりたいと思うのが、今回 note に投稿する意味で、今後の目標です。
オマケの第6段落です。
この、ゴルフがうまくいっていない猿の方々に有効なのが、トラックマンなどの高価な計測機器になるのか?と感じる今日この頃です。
私自身は、このあたりの計測器とはあまりタッチしておらず、それ程、アマチュアゴルファーへのレッスンへの活用に関しては、積極的なスタンスではありませんでした。
しかしながら、最近感じるのは、こういう計測器を活用することで、そのスライスの原因が、
「肩が回っていない」
とか、
「打ち急いでいる」
というレベルの話しではなく、クラブや身体がどの様に動いているか?をデータとして教えてくれるので、全く未知の世界へと導くキッカケになる可能性があります。
それを踏まえて、ゴルフスイングにおける物理的な現象への理解や、身体の仕組みに合わせてのスイング修正は、猿からアシカへの意識改革の手助けとなるか?と思います。
しかし、そういう計測器のデータを示されても、
「それって、肩が回っていないってことですよね?」
と、自らの知識レベルの中にしか、答えを見い出せない猿が殆どかもしれません。
繰り返しますが、それはその方の責任ではなく、ゴルフに対して「水平線の向こうは崖」レベルの教育しかできなかったゴルフ界に問題があります。
しかしながら、今回私がここで記事にしても、多くのゴルファーにとって、相変わらず「水平線の向こうは崖」という教義に洗脳されながらプロゴルファー猿に憧れるという日常は、変わらないと思います。
現状としては、もし、お望みならば、そういう世界から抜け出すチャンスはありますよ!と耳元で囁くことしか出来ないですかね?
さて、いよいよ第7段落で今回の結論というか、シメです。
私のこの1ヶ月以上のモヤモヤから、今のゴルフ界を俯瞰すると、
「棍棒を振る猿」
が集う猿山の、平民的な方々がゴルフマーケットの中心にいらっしゃって、その平民の方々の琴線に響くかどうか?が、ゴルフ用品業界やインターネット業界的な基準となり、そこで重宝されるボス猿的キャラクターを生んでいると感じます。
そんなに猿が優秀なら、日光猿軍団に依頼してトレーニングすると、1mのパットを打たせると絶対に外さない猿とかが出てくるのではと思いますが、これも結局は指導ノウハウが構築できるか?でしょうね。
シメは高社長のひと言です。
「それでも、猿やアシカにはロマンはないですからね!」
そのとおりです!ゴルフにはロマンがあって夢がある。
プロゴルファーからビギナーまで、ゴルフへのロマンや夢があり、それ故、ゴルフへの想いが自分の中に醸し出される訳ですね。
はやぶさ2のサンプル帰還から、約1ヶ月以上にわたる私の心の中の霧は、コレでスッキリ晴れました。
全てのゴルファーのロマンや夢のために、私はプロゴルファー猿を卒業し、アシカの調教師的な手法を日々研鑽して、世の中に発信していきたいと思います。
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