最強の記憶術「目カメラ記憶術」
資格試験での暗記は、本当に嫌ですね。
どの資格試験でも分量に差はあれど合格のためには避けて通れない暗記。
資格試験によっては、気がおかしくなるぐらい大量に暗記しなければならず、覚えた!と思っても数日後には忘れてしまい、自己嫌悪に陥ってしまいますね。
今回は、資格試験を効率よくパスするための暗記方法について考えてみたいと思います。
暗記方法についてのガイダンスはこちらに書きましたので、参考にしてください。
今回は、この中で紹介した「目カメラ暗記術」を少し掘り下げて書いてみたいと思います。
「目カメラ記憶術」とは?
まず冒頭で申し上げておきたいのは「目カメラ記憶術」は、訓練すれば誰でもできるということです。
IQの高い人は当然有利ですが、私のようにIQが低い人でもこの技を身に付けると、大体のモノは記憶できるようになります。
もう一つ、注意いただきたいのは、この記憶術も反復継続が必要ということです。一瞬で、暗記パンをたべるように覚えられるという薬でないことにご注意ください。
「目カメラ記憶術」とは、目をあたかもカメラのシャッターの機能として認識し、記録媒体である脳に焼き付けていく暗記テクニックのこと。
定義はどうでもいいので、早速、実践してみましょう。
例えば、宅建試験や不動産鑑定士試験などの資格試験で必須の民法の知識。
瑕疵ある意思表示の内容を理解するのは大変ですね。
文章で読んでいる時は、なるほどと理解できていたはずが、あれっ?善意だけだったっけ?善意無過失だったっけ?となりませんか?
例えば、5つの瑕疵ある意思表示を次のよう表にまとめたとしましょう。
目カメラ記憶術は、このような図を画像として覚えるというテクニックです。
注意点としては、次の2点です。
・意味を覚えるのでなく、画像として脳に焼き付ける。
・何度も繰り返して画像の記憶(記録)として脳に定着させる。
では、早速始めてみましょう。
ステップ1 画像を眺める
ステップ2 目を数秒間閉じて残像を脳で読む
ステップ3 上記を数回繰り返す
※ポイントは、「残像を読む」というところです。
残像を心の中で黙読してもいいです。
できれば、黙読するよりも単に画像として被写体を記録媒体である脳に焼き付けていくというほうが効率的です。
まず、慣れないうちは、つぎのような残像となるはずです。
上記のステップ1とステップ2を繰り返すことにより、残像が次のように、部分的に鮮明に記憶できるようになるはずです。
更に繰り返していくと暗記対象物の領域全体を「画像」として記憶できていくはずです。
始めは、慣れないと思いますが、諦めずに繰り返し行ってください。
そして、本日これをやって、明日やってみてください。
恐らく忘れているはずです笑
それでいいのです。
これを繰り返しやると「完全な画像」が脳の記録媒体に定着していくはずです。
上記のものは、色をつけずに行いましたが、色とセットで覚えるというのも効果的です。
色を付ける場合の注意点は次の通りです。
色を付ける際の注意点
・規則性を持たせること。
・色の種類を多用しすぎないこと。
・むやみに付けすぎないこと。
例えばダメな例は次の通りです。
カラフルですが、色が多すぎて何が何だか分からないですね笑
重要なのは、色を覚えるのでなくて、文字や記号、つまりコンテンツを覚える必要があるということです。
つまり、〇や✖、文字データなどの意味のあるデータを記憶することです。
時々、受験生の方がテキストをこれでもか!というほどマーカーを入れているものがありますが、適度にいれたほうが結果記憶に残りやすいです。
マーカーは、全データの三分の一ぐらいが限度だと思います。
できれば、10分の一ぐらいに抑えて、正に「アクセント」の意味を持たせるのがいいと考えます。
暗記対象物の作成が重要
暗記対象物は、できれば余計な情報が入っていないものがいいです。
テキスト全部を覚えようとしても、データが多すぎて混乱するだけです。
その点、受験予備校がだしているテキストの一覧表は非常にすぐれており、このテキストの表の部分をコピーして、暗記ノートに貼り付けていくのも効果的だと思います。
受験期の終盤戦は、この作成したノートにて、目カメラ記憶術にて暗記を完璧にしていくということが合格に近い最も効果的なやり方だと考えます。
あと、手書きで作成した表などでもOKです。
要は好きなスタイルでやるのがいいと思います。
この目カメラ記憶術は、単なる記憶テクニックです。
訓練すれば誰でもできるようになります。
チャレンジしてみてください!
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こんなサイトもやっていますので、不動産関連業界の方は是非チェックしてみてください。