空気操り。
「芸人」と言うからには、「芸」でお客様に納得して頂かなければなりません。
如何にどう表現して伝えるか?なのです。
ネタのオモシロ味だけでどうこうというのであれば漫才作家になれば良いのであって、芸人は表現者です。
芸で笑いを生み出すのが芸人と言えます。
古典落語は約300年近くも語り継がれてますからよく出来ていて面白いネタであるのは当然で、オチやクスグリも分かってるのに落語家さんそれぞれが同じネタでキッチリ笑いを提供します。
同じネタで笑いを取れるというのは、話術(表現力)の力といって過言ではないでしょう。型などもありますか。
台本通り一字一句表現する漫才師の方もいらっしゃいます。
間違いでは勿論ありません。
しかし、営業など様々な場所で披露する漫才は色々なハプニングが起こりますので一字一句という訳にはいかないものです。
練習通りにはいかない事はザラです。
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