フリップ芸。
多彩なフリップ芸も増えてきてますね。
これまでは予めフリップにネタを仕込んでおいて、
それに対してツッコみを入れていく型
あるあるのタイトルを書いて紹介していく型
お題を書いておいてひたすらボケていく型
などが多く、内容は全く違ったネタでも同じように見える事がしばしばありました。
同じような型が出番で続くと特に感じて演出方法が飽和してると感じたものです。
しかし、先日の「R-1グランプリ」など観ましたら、多種多様の新しい工夫がありました。
逆に考えるとそれ位の工夫が無いとダメなんでしょうね、これからは。
これまでのノーマルな見せ方では見劣りしてしまいますね。
リスクもあります。
漫才や漫談、落語のように客層や会場の規模でネタを変える事が出来ません。
物理的にフリップはかさばり荷物になりますので、幾つもネタを用意できませんからね。
用紙に仕込む時間も要します。(それが楽しかったりもする。)
暗転中、ネタ前に譜面台からフリップを落としてバラバラになってしまったり・・・またやりこんでいく内に傷むし、ネタの練り直しとなったら書き直さないかん。
また、客席後方まで見える大きさで書かないといけません。
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