つかめ。
笑って頂きたい。という姿勢。
センターマイクの前で相方同士向かい合ってゴニョゴニョモゾモゾ・・・とお客様に届けようとしていない方々がたまに目に付きます。
フリップ芸でも仕込んであるネタに対して、ただただ消化していくだけで目線もフリップと横一でお客様には顔も向けない方もいます。
ウケようが無い。
お客様と距離が出来てしまって聞いてくれる体制になりにくいからです。
生のお笑いはその空気感や一体感などを共有して笑いが増幅していくところがあります。
共有ができれば共感を呼びやすくネタに入り込みやすくなるので、笑いやすくなります。
食い付きが大事です。
それはネタに限らずでは無いでしょうか?
友人同士でも話題を共有できるから笑い合えるところがあるでしょう。
つまり、如何に早くお客様との距離感を縮めるか?で、笑いを得る、得れないという部分が出て来ます。
特定の芸人ファンの方々や知名度の高い芸人さんは、その距離感が近いので、ウケやすいと理解出来ると思います。
仮に全く同じ内容の事をしても無名の芸人さんでは同じ量の笑いは得れないと思います。
ファンであるファンでないに関わらず全体的なお笑いファンとして平等に観てくれる方も無論いてますが、距離が出来ると観てくれません。
一回距離が出来てしまうとお客様を戻す(聞いてくれる体制にする)のも大変です。
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