会社のこと
こんにちは、えいよう未来株式会社のながいかよです。
えいよう未来では「すべての人が食べることを心から楽しめる社会を創る」をスローガンに掲げ、事業を展開しています。これまでの10年とこれからの10年を考える中で一人で考えるよりもここでみなさんに共有できたら、多角的にまた物事を考えるきっかけになって、より鮮明なビジョンを掲げられそうだなと思いnoteに書き記していくことにしました。
まずは今わたしたちが事業で行っていることから
・オンライン栄養カウンセリング
もともと企業やクリニックの中でリアルにお会いして行っていた栄養相談をコロナ禍でオンラインで対応できるようにしました。おそらく人生の中で一番「栄養」ということに向き合う妊娠期・授乳期/育児中の方に向けて個人の方にも受けていただける栄養院オンラインを2020年9月に始動しました。
→ここをもっと広げていきたいので、のちの記事で詳しく書きます。
ありがたいことに素晴らしい志をもつ管理栄養士さんが周りにたくさんいるので、お声がけさせていただき、現在5人の管理栄養士さんが曜日担当制で栄養カウンセリングやインスタグラムでのLIVE配信(@eiyouinonline)を行ってくださっています。
・働く人の健康マネジメント(社員の栄養指導)
『ハイパフォーマーが実践する飲食の技術』という本を書いているのですが、もともとわたしは働く人の健康マネジメントをサポートしていました。企業に伺って、そこで働く人たちの健康状態を把握し、個人レベル、会社レベルで改善できることをアドバイスして働く人と会社の健康をサポートしています。
現在は、栄養院が従業員栄養指導を行い、その他栄養研修や社内プロジェクトという形でかかわっています。健康経営の観点から社員の健康をしっかりと考えたい企業様に採用していただいています。
こちらのnoteでもマガジン『ハイパフォーマーが実践する飲食の技術』を書いています。
・食製品の監修・プロデュース
飲食店のメニューや食製品について管理栄養士の観点からメニュー開発や監修を行っています。SDGsの観点から地球環境のことを考えて生産されている製品を推奨していきたいと思っています。栄養院と繋げて食の悩みを持っている方たちに、本当に私たちがおすすめしたいものをお勧めできるようなシステムができないかと考えています。
・保育園給食の献立作成、感性を磨く食教育
この分野に関しては、えいよう未来の事業としても一つの柱となっていますし、現在わたしが大学院で研究を行っている分野です。わたしは管理栄養士として栄養学という視点から食をみつめてきた人です。だけど、数年前から何となくの違和感や、限界のようなものを感じていました。体の健康のために、たくさんの研究結果が明らかになっていく中で「何を食べれば健康になる」という情報・知識はわたしたち専門家でなくとも入手できます。
保育園給食の献立や食育でも伝える中心は「何をどれだけ食べたら健康的な体が作られるか」です。
もちろんそれは大事なことです。否定するつもりは全くありません。ですがそこに偏ることで、その他の大事なことを見落としているとしたら、その見落としているところにわたしの違和感の本質があるのではないかと感じていること。
地球環境のこと、アニマルウェルフェアのこと、日本の一次産業の現状。そして日本の文化である「いただきます」「ごちそうさま」の意味。こういったことも一人一人が考え、意見を言い合える(批判・避難・攻撃ではなくてね)社会を創っていきたいと改めてえいよう未来の存在意義をみつめています。
・管理栄養士向け研修
独立した当初から、志の高い管理栄養士さんにお声をかけていただくことが多かったので、法人にする以前は管理栄養士向けの講座も事業の一つの柱として行っていました。
現在は管理栄養士のスキルアップは一般社団法人輝栄会が行っています。
10年、管理栄養士向けの講座をやってきて、今は認定講師が講座を担当してくれています。
施設や、企業にお勤めの管理栄養士の方で、業務のスキルを上げたい、自分自身のステップアップを図りたいという方には、学校で聞けなかった活きた知識や知恵を学べます。
えいよう未来では輝栄会と連携を図りながら、管理栄養士の育成を行っています。
えいようの未来
起業して10年が経ち、右も左もわからない、いわば自分の労働環境のことだけを考えて始まった起業人生ですが、当時つけた「えいよう未来」というネーミングはいつもわたしを初心に帰らせてくれます。
「えいよう」とひらがなにしたのは「栄養」って堅苦しくて無機質でその成分だけ摂っていればいい、みたいな気がして、もっと人の想いがこもっていたり、つながりがあることを感じられたりして、からだだけでなくこころにも循環するもの。生きる力となるもの。
それを通して未来を創っていきたい。次の世代にいい状態でバトンを渡したい。そんな思いでつけた「えいよう未来」という屋号。この屋号とともにがむしゃらにある意味なんでもやってきました。
このところ深掘りや棚おろしをして、次の10年を考えています。そうして少しずつ明確になってきたので、言葉にならない思いや、わたしの中で明確にしたいことをここに綴っていこうと思います。
えいようの未来、ぜひ見届けてくださったらうれしいですし、今までは監修すること、献立を立てることなどで対価をいただいてきたのですが、それを超えて同じ未来を見ている方たちとタッグを組んで一緒にお取組みさせていただきたいと思っています。
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