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風の時代に必要な”ヘルプミースキル”



こんにちは、えいよう未来のながいかよです。
管理栄養士メンバーの方々と、様々な業務やプロジェクトを行っています。
今日は、仕事を通して最近感じるヘルプミースキルの重要性について。


ヘルプミースキルを高めると自分らしい働き方ができますよねって話です。



ヘルプミースキル=Help me skill とは助ける側ではなく助けられる側です。
つまり、「誰か助けて〜」と言えるかどうかがすごく大事ということ。


わたしが日々お仕事をご一緒させていただくみなさんは、
フリーランス
主婦
管理栄養士
という属性である人が多いです。このうち複数の属性を持ち合わせている方も多くいらっしゃいます。


管理栄養士として勤務経験はあるからスキルは備わっていて、お子さんを育てながら自宅で自分の時間を使って仕事するというフリーランスという道を選択している。

仕事ができるし、子どもも手が離れてきたから社会とのつながりを欲してきて、その子供の教育資金等収入もある程度必要で。

お仕事を依頼するとそのクオリティーの高さにいつも感心します。


全国各地にいらっしゃるので、打ち合わせは基本的にメールやチャット、webミーティング。

webミーティングでは、微妙なその人の"感情の変化”をくみ取る努力をしています。

メールでは

「大丈夫です!」

「がんばります!」

と言われると、こちらって、「あ、大丈夫なんだ」「がんばりやさんだな~」としか受け取れないんです。

リアルに顔を合わせていたら、いつもと様子が違うとすぐ察知できるけれどメールで察知するのはなかなか難しくて。


大丈夫なんだとそのまま受け取って任せていたら、実はものすごく体調が悪い状態で過ごしていた、ということが判明した。


そんなことが時々あります。

「早めに言ってね」ってみなさんには声をかけます。

体調が悪いから納期を遅らせてもらえないか
仕事に加えて子どもが家にいて家事も忙しい時期だから仕事が進められるか不安だ。

こう伝えてくれると、じゃあどうすればいいかを考えることができるんです。


だけど「大丈夫です!」と無理して大事にしたい家庭の仕事をないがしろにしてしまって、罪悪感も増しながら、こどもと遊べず後ろ髪ひかれつつ仕事に集中できない・・・・

そんな負のスパイラルでどんどん仕事に対してネガティブになって、「もういやだー!」とさじを投げてしまう・・・


わたしの仕事や会社の中でもマネージャーなどの人はこうした調整をすることが重要な役割の一つです。だからわたしたちはスタッフや部下のことを注意深く見るのは私たちのすべきこと。


だけど、それと同じように、個々人も「ヘルプミー」と声を上げる”努力”をすべきだと思うんです。

これは努力。するべきと思うくらいでようやく言える。人に頼れない、与えられた仕事は責任をもってやり遂げないといけない。基本的に人の役に立ちたいと考えがベースにあって、責任感が強い。

それはとても素晴らしいプロフェッショナルの考え方だけど、本当のプロフェッショナルは人に頼ることも上手。

ハイパフォーマーも自分の弱さを知ってます。

ヘルプミーして例えば怒られたり怒鳴られたりしたら、そこはあなたにとって働きやすい環境ではないと思う。


ヘルプミーするのもスキルだし、ヘルプミーしてもらえるのもスキル。

ヘルプミーって言ってもらえるリーダーシップを目指したいと思う次第。

ヘルプミーするのは”仕事ができない”ということではない。自分ができることできないこと、得意なこと不得意なこと、すぐにできること時間がかかることを客観的にわかっているということ。


自分らしく働く人が増えたら、社会はもっと楽しくなるよね。




思えばわたしも、ヘルプミースキルのおかげで今に至るのだと痛感します。

自分にできない仕事を依頼されたとき、無理やり引き受けて自分ができないことをやるのではなく、「これ、あの子にお願いしたらできるかも!」とそれが得意な人にお願いした。

分野外のことを依頼されたとき、「もしかしてこれ困ってる人いっぱいいるんじゃない?」と感じたとき、メンバー集めて土台作って商品づくりをした。


頼まれごとは試されごと。

試されているのは、嫌々、無理矢理がんばることを試されるのではなくて、どれだけ視野を広げられるかを試されているのだな。


最後まで読んでくださってありがとうございます。

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