補聴器も夜はゴートゥーベットで
どうも!!!!
長洲ヒアリングの宮田です!!!
今回は、補聴器の保管方法についてていう事で「補聴器も夜はゴートゥーベット(寝る)で」というテーマにしてみました( *´艸`)
近年、充電式の補聴器が続々と登場しているため、「充電器に置いておけばオッケー👌」となりつつあるのではないかと感じております。電池の取り外しの手間が無い充電式補聴器やその手間がある電池式の補聴器をお使いの場合、ついつい少しでも手間を省きたいと思ってしまいますよね( ;∀;)
それでも補聴器は精密機器なので、適切な管理を行っていただかないと故障してしまう可能性が十分にあります。今回は、その管理についてつらつらと書き綴っていこうと思います!!
~補聴器の故障の原因は?~
補聴器を扱う方々(装用者やその家族、施設スタッフ)は、補聴器の故障原因について知っておいて損は無いと思います。故障した経験のある方は、同じ故障が起こらないような対策も考えることができますね( `ー´)ノ
【原因】
①水分(湿気や汗や水没など)
②落下
③劣化
と3つの原因をあげてみました。機械としてはごくごく当たり前の原因かとは思いますが、この中でも普段から気を付けるべき点は①の水分となります。
水分というと、「水に落としてしまった!」というイメージが最初に湧くかもしれませんが、水没よりも日常生活に潜んでいる湿気や汗に焦点を当てていただければと思います。
~良くない保管方法とは~
さて、補聴器の保管方法については購入されたお店から説明があるかと思います。基本的な内容としては、「夜は乾燥ケースに入れて保管」、「汚れや水分が付着している場合は柔らかい布などで軽く拭く」、「電池の蓋はあけておく」といったところになります。つまり、よくない保管方法とは、「夜は乾燥ケースに入れることもなく、汚れが付いていてもお構いなし、電池の蓋もあけずに電源が付きっぱなし」といったところになります。
これらの事が出来ていればある程度は、良い状態を保つことが可能です。しかし、耳の状態や使用環境は補聴器を使う方によって様々です。水場での仕事が多い方や耳ダレが出やすい方、粘着性の耳垢が溜まりやすい方などについては基本的な保管を試みていても、補聴器の状態が悪くなる場合もあります。そのような方は、補聴器販売店でのメンテナンスの頻度を多くされることをお勧めします。
~適切な保管方法とは~
基本的な保管方法として乾燥ケースに入れる際は、電池は一緒に入れないという事に注意をしてください。理由としては、補聴器に使われている空気電池は乾燥に弱いため消耗が早くなってしまうからです。
また、補聴器を使用する方の中には乾燥ケースに入れる事が手間に感じてしまうために、入れていないというケースもみられます。確かに、補聴器の電池を毎日取り外してケースに入れる事、そして朝起きた時に電池を入れて使い始める事は手間がかなりかかる作業だと思います。そのような方は、電池蓋が補聴器の電源(オン・オフ)に関わっているため、せめて電池の蓋は開けた状態で補聴器を休ませてあげてください。
最後に、基本的な保管方法に加え、さらに補聴器の状態を良く保つためには電気式の乾燥機を使用することをお勧めします。特に乾燥ケースよりも充電台に置くことが多い充電式の補聴器だと乾燥が十分ではないといった事も考えられます。効果としては、乾燥ケースよりも強力な乾燥を行い、除菌や脱臭も同時にできるものもあります。これらの乾燥機の価格は、約1万円ほどします。保証の有無や、どの機能が自分には合うか、コスパはどうかなどを考え自分に最適な乾燥機をご使用ください(^^)/
保管方法については、インターネットで調べるとたくさんの情報が出てきます。補聴器を使用する方の中にはまだまだこのインターネットから情報を得る事が難しい世代もいらっしゃいます。少しでも、周りの方のサポートのお役にたてればと思い記事を書いてみました( *´艸`)
その他にも、ご相談等ありましたら気軽にお問合せか補聴器オンライン相談をご利用ください(^^)/