錫のアクセサリーのお手入れ方法~TIN BREATHを長く使う為に~
錫の取り扱いで特に聞かれるのは、
『錫の色の変化』について。
色が変わりにくいとされる錫でも、長くお使いいただくとどうしても変色が起こることがあります。
そんなときにどうすれば良いか…今回は『錫のアクセサリー‘TIN BREATH’のお手入れ』についてご紹介したいと思います。
●通常のお手入れ
●特別なお手入れ
●通常のお手入れ
~柔らかい布で拭く~
TIN BREATHのお手入れは通常時であれば、柔らかい布で拭いてあげるだけで十分。特別なお手入れをしないで使用出来るのも、錫の手軽に使えて嬉しいポイントです。
それでも、汗をかいて汚れが気になる方、withコロナの時代のウイルスが気になる方、などもう少し清潔にお手入れしたい方もいますよね。そんな時はTIN BREATHを洗浄することが出来ます。
~洗浄する~
《用意するもの》
市販の中性洗剤を使用して、柔らかいスポンジ(もしくは手!)で優しく洗ってください。
その後、水で濯ぎ、水気をしっかり布巾で拭き取りましょう。水分が残ると変色の元になりかねないので気をつけてください。
この時、柔らかい布、スポンジと言っているのは、錫が柔らかく傷が付きやすい金属だからです。
たわしなどでこすってしまうと、傷が付いてしまう可能性があるので注意しましょう。
また、TIN BREATHのゴールドは24金鍍金を錫の上から施しているので、さらに優しく、丁寧に扱っていただくことをお勧めします。
●特別なお手入れ
変色がしにくいとされる錫ですが、どうしても経年による色の変化は起こってしまいます。
ゴールドは鍍金が施されているので、鍍金剥がれがない限り変色はしづらいですが、錫そのものの色であるシルバーは段々と初めの輝きがなくなる場合があります。
そんな時には、重曹を使用してのお手入れがお勧めです。
《用意するもの》
まずは中性洗剤と重曹を混ぜ、硬めのペースト状にします。
ペースト状になったものをスポンジに取り、TIN BREATHに塗り付けながら、磨いていきます。
まんべんなく磨き終えたら、水で濯ぎ、しっかり水分を拭き取れば完了です。
くすんでしまっていた錫が、輝きを取り戻し、美しい錫の色を取り戻します。
以上が錫のアクセサリー‘TIN BREATH’のお手入れ方法です。
簡単で、通常のお手入れであれば特別な道具を用意することもありませんので、安心して使用していただけます。
ここまでは色の変化についてのお手入れ方法をご紹介しましたが、ご愛用いただく中でカタチがガタついてしまった場合もありますよね。
毎回キレイなカタチに戻す必要はありませんが、着用がむずかしいほどになった際には、もう一度円筒状のモノ(ワインボトル、ペットボトル、グラス等力を込めても大丈夫なもの)に巻き付けてあげると良いです。
腕のカタチが癖になっていたTIN BREATHもキレイな円状に戻り、着用しやすくなるはずです。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
初めて錫のアクセサリーを使用される方、錫のアクセサリーを持っているけどお手入れに悩んでいたという方の参考になれば幸いです。
それではまた、ご感想やご質問等もお待ちしています。
斉藤
NAGAE+(ナガエプリュス)
日常の中に柔らかに溶け込んで、お客様の隣に、長く、そっといる。
地球も、体も、心も、循環できる商品と余白を作り出していきます。