外所地震は、1662年10月31日(寛文2年9月20日)に起きた日向灘地震で、地盤が沈下し、津波による海水が流れ込んだため、人、家屋、田畑に被害を受けました。
その後、この大きな災害を後世に伝えるために、供養碑が建立されました。
外所地震供養碑については、
大平明夫(2019 )、宮崎県における自然災害に関連する石碑の特徴と防災上の意義、宮崎大学教育学部紀要 第92号(2019)に詳しいです。
外所地震供養碑のある島山は、周辺に比べて標高が高いです。元禄国絵図 日向国 で、加江田川、清武川に浮かぶ島が島山と推定されます。
日向国(元禄)(ひゅうがのくに(げんろく))