見出し画像

Spotify的音楽生活のススメ

このところ、特に音楽鑑賞が趣味という訳でもない友人たちにSpotifyを紹介して喜ばれているので、これを機におススメの使い方を簡単に記しておこうと思います。

Apple MusicでもLINE MUSICでもAmazon Music Unlimitedでもいいんですけど、やはりフリープランがあるのは、大きい!

フリープランの特徴

先にフリープランの制限に触れておきましょう。

・シャッフル再生…アルバム、プレイリストともにシャッフルで再生されます。曲を単独でフル再生することはできません。また、スマホではスキップは1時間に6回まで、曲を指定して再生することもできません(PC、タブレットでは可)。

・数曲ごとに広告が入る

・ダウンロード不可…オフラインで使用できません。Wi-Fiのないモバイル通信下ではデータ量が気になりますが、音質調整で抑えることができます。


アプリをゲットしよう

メールアドレスの入力 or Facebookからの登録になります。Facebookが連携されていると、友達が探しやすくなります。何を聴いているか、どんなプレイリストを作成したかなどのアクティビティの共有はオン/オフが選べます。


好きな音楽を検索してみよう

Spotifyのアーカイブは4000万曲以上!

まずは好きなアーティストやアルバムを検索して、膨大なライブラリに触れてみましょう。

網羅されてはいませんが、歌詞も表示されるので、音楽鑑賞の醍醐味⇒歌詞を読みながら曲を聴く、ということもできます。

先に触れたように、フリープランはアルバムとプレイリストからのシャッフル再生のみ。アルバムは検索で行きつくとして、次に、自分の〝聴きたいイメージ〟に合うプレイリストの探し方をみていきましょう。

ちなみに、Spotifyの公式プレイリストは3時間以上、随時更新されるものがほとんどなので、シャッフル再生×流しっぱなしでもマンネリを感じることは少ないと思います。


プレイリスト探し① 好きなアーティストを聴く

人気アーティストには「This Is ○○」というプレイリストがあります。「This Is Morzart」や「This Is Disney」も!

「This Is」がなかったり、他のアーティストが混ざったものが聴きたい時は、[Radio]メニューのステーション作成で、アーティスト名や曲名などのキーワードを入れれば関連曲が延々流れる[アーティストRadio]、[曲Radio]を作ることができます。


プレイリスト探し② トレンドを聴く

チャートは、Spotifyの再生数をランキングした「Top 50」と、シェアされるなど共感共有値を重視した「Viral 50」があります。

また、主に邦楽が更新される水曜日に「New Music Wedenesday」、主に洋楽が更新される金曜日に「New Music Friday Japan」を覗けば、更新分を中心に、洋邦取り揃えた新曲をチェックすることができます。


プレイリスト探し③ 気分で聴く

PCやタブレットでは[ブラウズ/Browse]、スマホでは[検索/Search]をみれば、今人気だったり、ジャンルや気分のキーワードで直感的にフィットするプレイリストに出会えます。


プレイリスト探し④ メディアとして聴く

「今アツいのは何か」「次に来るのは何か」などを選りすぐって、定期的に提供している、従来の雑誌やラジオの役割を果たしているプレイリストがあります。公式からおススメを2つ紹介しましょう。

「POP LIFE」 元『SNOOZER』編集長・田中宗一郎氏がクリエイティヴ・ディレクターを務める音楽情報サイト『The Sign Magazine』によるプレイリスト。タイムレスながらも今の空気感を伝える選曲が見事で、音楽の魅力を多角的に伝えてくれます。また、2019年2月よりプレイリストと並行して「POP LIFE: The Podcast」が始まりました。リアルタイムの鋭い音楽批評が面白い!折々の豪華ゲストにも注目です(※2019/6/8追記)。

「キラキラポップジャパン」新人の目利きとして知られる音楽コンシェルジュ、ふくりゅうによる選曲。敬称略なのは夫だからです。。身近で見ていても彼の新しい才能を見つける嗅覚、半端ないです。そんな人のリアルタイム選曲がどんなに貴重なことか!……お薦めです。

他にも色々なメディアや個人がプレイリストを作成しているので、気になるインフルエンサーのSNSをチェックしてみるとよいかもしれません。


聴けば聴くほど著作者に還元される

最後に。私がこの形態の音楽サービスを薦める一番の理由は、正しいところにお金が支払われるシステムが整備されているからです。

私自身、MP3のフリーダウンロードサイトを担当したり(2000年)、転職してインディーズレーベルの音楽配信などに関わり(2001-2004)、配信を商業ベースにのせる難しさを実感していたので、このサービスに触れた時の感動といったらありませんでした。

ネットで検索してすぐ曲を聴くことができる時代だし、無料の違法音楽アプリの出現が後を絶たないけれど、音楽を聴くために作られた、正規の音楽アプリで音楽を聴いて欲しいと切に思います。


聴けば聴くほど自分好みの音楽を提案してくれる

〝簡単に〟といいながら、長くなってしまいました。

でもSpotifyは簡単!しかもタダで楽しめる!

とりあえず〝ちょっと違うな〟と思えば飛ばしたりプレイリストを変えるなどしていけば、勝手にどんどん自分好みの音楽を提案してくれるようになります。プレイリストも〝あなたが好きそうな新曲から = My Release Radar〟〝お気に入りの中から日替わりで = My Daily Mix〟〝まだ一度も聴いてないけどきっと好きと思うから = My Discover Weekly〟などさまざまな角度から自動生成されます。ビバAI!

あなたの生活が音楽であふれますように

いいなと思ったら応援しよう!