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4人展「跳ねる」+ノーションのはなし

期間:2022月23日〜29日

会場:東京都銀座6丁目 +ノーション


きっかけはTwitterの投稿

彫刻家の友人から突然「よかったら紹介してほしいと言われている」と連絡をいただきました。いくつか購入もしたこともある尊敬する彫刻家の友人の展示を拝見するために訪れたこともあるギャラリーさんからのお話でした。程なくして、ギャラリー+ノーション(以下ノーション)の稲垣さんからダイレクトメールをいただきました。Twitterに投稿した作品に目を留めていただいたようです。

「アトリエで作品を見させていただけませんか?」

今まで作品ファイルや幾つかの作品をギャラリーさんへ持って出向く打ち合わせしかしたことがなかったので、ギャラリーさんの方が私の元へいらっしゃるという申し出に驚いたことをよく覚えています。


初めての顔合わせ

お客さんとしてノーションへ訪れお顔を拝見したことはありましたが、作家として稲垣さんと対面するのはその時が初めてということになります

わざわざ千葉県の田舎へ足を運んでいただいたことに恐縮を越して、もはや萎縮すらしている私に「ギャラリーだと落ち着いて作品を見られないし、作家さんの環境で話をした方がわかることが多いから。展示を頼む作家さんのアトリエには必ず行くことにしてるの」とおっしゃってくださり、緊張がほぐれました。


アイデアが溢れる打ち合わせ

今までの経歴、コンセプト、今後の展開や作品などを一通りご覧いただき、稲垣さんから展示についての構想を伺いました。2022年11月開催の干支をテーマにした企画展で「跳ねる」など「うさぎモチーフにこだわらなくてもいい」とのことでした。私の作品を大変興味と期待を持ってくださったことがお話から伺えて、とても嬉しかったです。

また「これは独り言だと思ってね」と前置きをした上で「こういう素材はどうかしら?」「たとえばこんなふうになってるとかどう?」など自由な発想でアイデアや考えを共有してくださいました。できるできないは置いておいて、どのアイデアも興味深く、すぐに制作したくなる好奇心を刺激される打ち合わせでした


コンセプト

打ち合わせで出たアイデアから、私が定めたコンセプトは以下の3つです

・うさぎ

・触りたくなる

・既製のフレームに入れない

元々最近の作品はより質感が大きく見える半立体としての存在感が増していたこともあり、立体的な作品に仕上がりました。動かせる仕掛けがあったり、段ボールをそのまま使うような新しい表現に取り組めたのはいうまでもなく、稲垣さんとの打ち合わせがあったからだと考えています


次回の予定

実は、この最初の打ち合わせの時に、すでに2023年6月のグループ展への打診もいただいていました

このブログを書いているのは2023年4月初旬

まさに展示に向けての追い込みです

展示の機会をいただけることは、新しい壁を打ち破るいいチャンスとなります

また新しい作品をご覧いただける日が今から楽しみです

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