カタカナに疲れた、というお話
どうも、あさまんがです!
今回はかなり個人的な内容になります。最近、わたくしあさまんがは、題名にあるように「カタカナへの疲労」がすごいのです。
ただ、割と共感される方も多いかもしれないです。特に、企業で働く方は…
会話でカタカナがたくさん出てくる
先にこれだけは言っておきますが、カタカナが会話に出てくること自体は別に悪いことではないと思いますし、それによって言葉が表現することのできる範囲が広がるなら、取り入れるべきであると考えています。
問題は、「それ、別にカタカナじゃなくてもよくない?」と感じる時です。
例えば、こんな感じ。
「このプロダクトが売れるというエビデンスはあるのですか?」
こんな言い回しがされているかは気にしないでいただけると有難いです。笑
これですね、カタカナを取っ払うと、
「この商品(製品)が売れるという証拠(根拠)はあるのですか?」
と解釈されます。(もし間違っていたらコメント欄にてご指摘いただきたいです)
う~~~ん。僕は下の言い回しの方が好みですねぇ。まぁそうじゃないとこんな記事書きませんしね…笑
固有名詞なら別に気にならない
これは言っておきたいです。例えば、人や団体、商品の名前とか。
「ハンバーガー」をわざわざ「肉野菜はさみ小麦」などと言いませんもの。
問題は、カタカナにしないでいいのにそうしてしまう場合です。先ほど挙げた例文では、いちいち「プロダクト」って言わずに済ませればいいのに、とか考えてしまいます。
あと、英単語由来のカタカナですと、人によって解釈がまちまちになってしまう可能性が相対的に高くなるのではと勝手に思ってます。カタカナとはいえませんが、
僕が始めて「MTG」と聞いたときは、
「卵かけご飯が派生した料理かな。美味しそう!」と思いました。(実話)
※ちなみに「MTG」は「ミーティング(会議)」のことです。くわばらくわばら。
英語教育にも通ずるものがあるのでは
これも持論です。「エビデンス」が無いですね。笑
いわゆる業界用語でカタカナが登場した際、それが指す意味は少し狭いこともあります。しかし、言葉というものは複雑。本来は用途が多岐にわたるものがほとんどです。
身の回りにカタカナが増えて久しいですが、現代の子供たち、まぁ僕もそうなんですが、
「あ、この英単語は日本でもカタカナ英語で使われてるな」
ということが割とあります。僕も受験勉強をしていてよく感じていました。でも、その単語の本来の意味と既知情報がかけ離れているので、うまく腑に落ちないというか。スッと頭に入る感覚がありませんでした。
これは無視できない問題なのでは?
伝わるように伝えよう
まぁこんなに「カタカナ批判」をしておいてこの結論はズルいかもしれませんが、「伝わるということ」が大切なんだと思います。
カタカナを使うのも伝えたいから、という意思があってのことでしょう。
ただ、文脈や聞き手によってはカタカナを使わないほうが正確に物事が伝わる場合もあります。今の僕に対して、とか。
根底にあるのは「相手の立場に立って考える」ことかもしれませんね。
あとがき
実はこの記事、例文とか皮肉以外には「カタカナ」を使っておりません。笑
少し意識は必要でした。つまり、それだけカタカナ(外来語)というものが、現代の日本語において存在感を増し、情報伝達の大きな担い手になっているということですね。それを改めて実感しました。
皆さんも暇なときに、自分が住む「国語」というものに対して思考を巡らせてみてください。何か発見があるかもしれません。
では、次回もお楽しみに!