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この夏、議員インターンシップしませんか?

ドットジェイピー長崎エリアで学生スタッフとして活動している3人の長崎大学生が長崎大学入試広報デスクにPR活動に来てくれました。現在、夏休みに活動する議員インターン無料説明会開催中で、募集期間は6月初旬までとのこと。議員インターンの魅力について聞きましたよ。

※ドットジェイピーのプログラムと長崎大学の教育とは直接の関連はありません。長崎大学生の課外活動の一つとしてご紹介しています。

 「NPO法人ドットジェイピー(click)」は、議員事務所、大使館、NPOでのインターンシップや、政策コンテスト「未来国会」といった体験型プログラムを通じ、若者の投票率を上げることを目的に活動しているNPO法人です。
 参加する大学生は議員や大使館の方々と行動を共にし、リアルな活動内容や想いに触れ、世界と日本との繋がりを学ことができます。国や地域の30年後を想い描き、政策や予算を議論する機会もあります。政治との関係を築き、必要性を学ぶ多くの貴重な経験ができます。
※インターンシップ期間中は100時間以上320時間以内の活動になるほか、参加費(選考会費3000円、プログラム参加費26,000円)が必要です。

以後、佐藤さん=佐さん、奥田さん=奥さん、百合野さん=百さんと表記します。

議員インターンでどんな経験ができますか?

議員インターンとはどのようなプログラムですか?
佐さん
 夏休みの2カ月間、国会・地方議員の下で活動することで議員の仕事や思想い、政治と社会のつながりを学ぶことができる体験学習プログラムです。参加者は「視野を広げたい」「社会を見てみたい」「政治を学びたい」などの希望で参加してきます。参加者からは「充実した活動ができた」との感想をもらっています。実際、僕らもスタッフになる前は参加者だったので、その経験値の素晴らしさを元にPR活動をしています。

参加した時の感想を聞かせてください。
佐さん
 僕は長崎市の議員さんの元でインターンシップを経験しました。議員さんと一緒に支援者訪問や施設訪問などを見学させていただき、社会問題の当事者意識について深く知る機会になりました。例えば現代でも根強く残っている部落差別問題も取り組みの一つでとても印象に残っています。また、議会傍聴の際にはとても迫力のあるやりとりが展開されていて圧倒されました。

身近に議員さんが存在しているだけに、討論される議題についてより真剣に受け止めることができそう!

奥さん 私も長崎市の議員さんの元でインターンシップしました。大学入学と同時に長崎県に来たので土地勘はほとんどなかったのですが、顔の広い議員さんと行動を共にすることで長崎市がグッと身近になりました。長崎市では斜面地が多く、平地以外のエリアで空き家問題が深刻になっているのですが、そんな場所にも実際に足を運ぶことで問題の深刻さを体感することができました。また、空き家問題については少子高齢化も一因となっているなど、原因は一つではありません。多くの問題は単体ではなく複雑に絡み合っていることについても学ぶことができました。

地域問題の改善には複合的な取り組みが求められますね。

百さん
 私は諫早市で議員インターンシップを経験しました。元々、環境について興味があり、所属学部も環境科学部なのですが、自分の知らない地域問題に触れる機会がたくさんありました。例えば太陽光パネル設置における電力会社からの補助金システムのことなど、再生可能エネルギーについて地域レベルの取り組みを知りました。それ以外にも、議員さんが地域問題を訴える人々の声をすくい上げている様子を側で見ることができました。その経験から、学生も必要であれば声を上げていかなければいけないと思うようになりました。

地域問題発見のためには地域の人に寄り添い、耳を傾けることが必要なのですね。

議員インターンシップの経験を次に活かす!

貴重な経験の数々を今後どう活かしていきますか?
佐さん
 どんな形であれ、多くの大学生が近い将来、就職活動の壁に向き合います。この活動での経験は就職活動で必ず役に立つと感じています。とにかく視野が広がります。そして、さまざまな経験の中でコミュニケーション能力や発信力を身につけることができます。

発信力も身につけられるのですか?
奥さん 
インターン活動ではさまざまな発信方法を経験できます。例えば、議員の活動を伝える広報誌やチラシを配るポスティングの活動があります。その他、私が活動していた時は、県知事選挙のタイミングだったので電話での投票依頼活動をお手伝いしました。目的に合わせた実践的な広報活動を経験できたと感じています。
 また、ドットジェイピーでは「未来国会」というプロジェクトもあります(詳細はこちらをclick)。議員インターンシップの2カ月間でインプットした知識や気づきを突き詰め「もしあなたが日本の総理大臣ならば」という設定のもと、30年後の日本のビジョン、10年後の政策、予算案を提案する政策コンテストです。一般観覧者に向けて、ビジョンや政策の魅力、予算の正確性まで追求してプレゼンテーションしますので、とても鍛えられます。

将来につながる発信力を身につけられそう。ところで、未来国会といえば、2020年大会で長崎大学メンバーが日本一になりましたね(詳細はこちらをclick)

百さん 私は環境を勉強したくて環境科学部に入ったのですが、いざ学び始めるとどこに焦点を置くべきなのかが分からなくなり悩んでいた時期がありました。そんな時に、議員インターンシップに参加して地域問題を目の当たりにしたり、問題に対峙する姿勢を学ぶことができたことは刺激的でした。その経験のおかげで、学部での学びの上でもはっきりとした目標を持つことができたと感じています。今は都市開発であったり、地域公共交通と行政との関わりなどに関心があり、環境の学びを地域に落とし込んで深めていきたいと思っています。

3年生、4年生と進級するにつれ学びの専門性が高まり、研究にも挑みます。そのステップを進むためにも、学外で視野を広めることはとても大事ですね。

3人とも素晴らしい経験をしておられるのが伝わってきます。貴重なお話、ありがとうございました。

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↓議員インターンシップの活動風景を覗いてみました。↓


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