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長崎大学の卒業式をリポート!

3月24日(金)は長崎大学の令和4年度卒業証書・学位記授与式でした。長崎県では桜の花がほころび始めて、春らしい良き日に門出の時を迎えました。浜田副学長がリポートします。

卒業生にプチインタビュー

式直前の長崎ブリックホールで開場を待つ卒業生にインタビューしました。応じてくださった皆さん、ありがとう!

工学部構造工学コースの皆さんに「長崎大学のサイコーな点は?」と聞きました。学食にとってもお世話になった4年間だったようです笑 食生活は学生生活の基本。これからも食生活はしっかりね。
長崎大学での忘れられない話を工学部構造工学コースの皆さんに聞きました。卒業研究を終えて無事、卒業旅行に行ったそうです。コロナの影響を受けた大学生活、最後にみんなで旅行に行けてよかった!
経済学部のおふたりに長崎大学で成長したことを聞きました。就職に有利な資格をとったそうです。コツコツと頑張ったんですね。新天地は東京とのこと。これからも応援しております。
工学部構造工学コースの皆さんに将来の夢を聞きました。みんなで考えた目標が「世界に羽ばたく!」。ご活躍を長崎から見守っております。

卒業証書・学位記授与式

久しぶりに卒業生の顔を見て祝辞を伝えることができる卒業式に誰もが感無量です。また、今年は河野学長が告辞の後に、普段とは違う演出を考えていました。参加者全員での学歌斉唱です。実は今日の卒業式は、今年任期を終えて勇退を予定している河野学長にとって最後の卒業式。「僕にとって最後の教え子になる皆さんと歌いたい。一緒に歌いましょう」と呼びかけました。そして素晴らしい合唱となったのです。

式前に河野茂学長と卒業生代表との記念撮影。
10学部、7研究科の卒業生代表が登壇して卒業証書と学位記が授与されました。
「地球規模の課題が混在する現代。未知の世界に漕ぎ出していく皆さんには地図もGPSもありません。まして、未来は一本道ではなく、曲がり道も下り道もあります。失敗も体験するでしょう。そんな中でも常に長崎大学のテーマである「挑戦する」ことを続けてください」と話しました。
学歌斉唱。壇上では学長を中心に卒業生代表と長崎大学ロマンツアー合唱団のメンバーが歌いました。
壇上に合わせて、卒業生はもちろん、同席していた多くの人が歌っていました。会場全体が大きな歌声に包まれました。
後方のスクリーンに投影されている写真は事前に卒業生に呼びかけて寄せられた写真です。
ユニークな写真が映されると笑い声や歓声が上がることも度々。大学時代の1コマ1コマを会場で共有しました。
全員での長崎大学学歌斉唱。思い出に残るひと時になりました。

多文化社会学部の卒業式

その後、卒業生は学部ごとに卒業証書・学位記授与式が行われます。ここでは多文化社会学部の様子をお伝えします。

学長賞の表彰風景
門司和彦学部長は「世界の問題に挑むために必要な『意見対立を乗り越えて課題を解決していく姿勢』は多文化社会学部の学びそのもの。4年間で培った力を発揮して、独立心を持って自由に、且つ自身に責任を持って、活躍していってください」と祝辞を述べました。
答辞を務めたKさん。「大学でできたつながりはかけがえのない財産」と振り返りました。

後のインタビューでKさんは「私の代は、2年生の頃にコロナによる行動制限が厳しくなり留学ができなくなりました。初めは悔しい面もありましたが、だからこそ興味ある別分野を探すようになったし、私の場合は就職活動にシフトチェンジできたと思います。1〜2年生の頃に受講したジャーナリズム論の学びから、全国紙の記者になることを志すようになりました。それから、インターンシップを体験して、実際の新聞記者に話を聞き、新聞を読んで見聞を広めました。4月からは念願の新聞社に勤めます」と話してくれました。

最後に浜田副学長から

卒業生の元気な顔を見ることができる卒業式もサイコー!!!

大学時代に困難な時期を経験した今年度の卒業生。しかし、力強く自身の道を見つけて、羽ばたいていく姿を見て、私たちも勇気づけられました。今後のご活躍を心から期待しております。


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