長崎大学オープンキャンパス2021。浜田副学長が案内します！
２年ぶりに開催することができたオープンキャンパス！ 高校生・受験生をお迎えすることができて、感無量です。ここでは高大接続・入試広報担当の浜田副学長がオープンキャンパスで賑わう３つのキャンパスを回り、10学部をご案内します。
教育学部
教育学部の会場でたくさんの学生スタッフさんに迎えられました。順路案内、コース紹介、撮影隊など、みんなそれぞれの役割にのっとって準備していましたよ。
赤ちゃん人形は幼児教育コースで沐浴練習だそうです。
中学教育コースの数学分野の２人。「大学数学をじっくり勉強できるから数学好きはぜひ長崎大学教育学部へ！」と話していましたよ。
教育学の藤本学部長に意気込みを聞きました。
「日頃の教育学部の学びを高校生に伝えるということは、我々教員にとっても、手伝ってくれる学生にとっても、とても良い機会です。頑張ります！」
情報データ科学部
2020年に誕生したばかりの情報データ科学部。実は、昨年もオンラインのオープンキャンパスイベントを実施しており、今日こうして実際に高校生をお迎えするための準備は念入りにして参りました。今回は完全予約制ということもあり、残念ながら来ることができない方々のためにYouTube LIVE配信も行っていたんです！
その現場を運営しているのはもちろん学部生たち。とても頼りになる存在です。
情報データ科学部の西井学部長に今日の意気込みを聞きました。
「オープンキャンパスを手伝ってくれる学部生は今年２学年になり、本当に心強いですね。高校生の皆さんに情報データ科学部の学びの素晴らしさを伝えます！」
情報データ科学部では、下記のページでオンライン配信を行っています。ぜひご覧ください！
多文化社会学部
文教スカイホールで行われた多文化社会学部では、模擬授業がありました。山下龍先生の授業は、最初から最後まですべて英語です。
受講した皆さんには、まるで留学したかのような感覚を味わっていただけたのではないかと思います。
浜田副学長も多文化社会学部のわくわく授業を体感して興奮気味でした。
新型コロナウイルスの影響で留学の機会が激減しましたが、長崎大学多文化社会学部は海外との接点を学生に持たせることに全力で取り組んでいます。
多文化社会学部の門司学部長は「現在、実際に留学するのは難しい状況ですが、オンラインで短期留学を経験できるようサポートを行っています。世界に向けて挑戦したいと望んでいる学生の満足度を下げさせません」と力強く話していました。左が門司学部長、右はトランスナショナリティ論がご専門の南先生です。
工学部
中部講堂で全体説明会が行われた工学部。５つのコースがあるので、集まっている高校生・受験生が興味がある分野も様々です。そんな方々を前に、冒頭で工学部の松田学部長が語りかけられたことは、全コースに共通する課題「複雑に絡み合った地球規模の問題は、人間の心理に基づいた工学を研究しないと解決できない」という問いかけでした。
松田先生の力強いメッセージ、私たちも受け取りました。
なお、工学部Webサイトでは松田学部長が学部紹介している動画を公開しています。ぜひ、ご覧ください。
環境科学部
教員とスタッフ全員が学部イメージカラーである緑色の法被で登場した環境科学部。岡田学部長にも法被を着ていただき撮影しました！
環境問題は地球全土でますます深刻度を増しています。環境科学を学ぶ人に求められる役割が重要になっているとともに、その存在の必要性もどんどん高まっています。環境科学部ではそんな社会に求められる人材を育成していますよ。同学部の研究や学びを身近に感じてもらおうと、たくさんの体験コーナーを設けました。
「土を調べる」のブース
「利き水」のブースなど、楽しく体験してもらいました。
水産学部
毎年、ユニークかつ本格的なオープンラボで大人気なのが水産学部です。今年も27のオープンラボを開催しました。いくつかご紹介いたします。
「クジラ・イルカの骨格を観察してみよう」
「付着生物が付着する仕組みについて」
「密度の違いによって生じる流れ」
「魚類の繁殖戦術：弱い雄の戦い方」
「魚の網膜の観察」
興味を持った高校２年生以下の皆様、来年は早めにご応募くださいね。
薬学部
文教キャンパスでトリを飾るのは薬学部。ノーベル化学賞を受賞した下村脩先生（下村先生は薬学部の前身、長崎医科大学附属薬学専門部のご出身です）が見守る学舎です。
薬学部の西田学部長が全国の受験生、高校生にメッセージをくださいました。
「薬学は未知の感染症や疾病に対する問題解決の方策を、医薬品を創る側から、またそれを適正に使う医療の現場からの両面から社会に貢献できる分野です。ぜひ、長崎大学で薬学の夢を実現させてください」。
そして、薬学部施設を案内をする学生さんにもガッツポーズをもらいました！
経済学部
経済学部がある片淵キャンパスにも、たくさんの高校生・受験生が訪れてくれました。
緑が豊かで、瓊林会館などの登録有形文化財がある同キャンパスは、お散歩するにも素敵な環境なんです。瓊林会館の前で経済学部の深浦学部長にお話を聞きました。
「国際関係、文化、ビジネス……など、経済学部は文科系の学問の中で幅広い分野を学ぶことができるという魅力があります。社会が生み出しているあらゆる現象、あらゆる考え方に興味がある方に、ぜひ経済学部で学んでいただきたいです」
片淵キャンパスにある附属図書館経済学部分館は先月リニューアルしたばかり。大学生活を送るのに素晴らしい環境がここにはあります。
医学部（医学科）
日本最古の医学部である長崎大学医学部にも、多くの高校生・受験生が集まってくれました。
医学部（保健学科）
オープンキャンパスで実習を経験できることで有名な保健学科。今年も３コースそれぞれに模擬講義を行いました。
看護学専攻
理学療法学専攻
作業療法学専攻
模擬講義を受けている皆さんは、すでに医療人のような真剣な眼差しで取り組んでいました。
歯学部
実は日本で一番新しい歯学部である長崎大学歯学部（岡山大学歯学部と同年に設立）。とは言え、すでに40年以上の歴史があり、2000人以上の卒業生を送り出しています。そんな歯学部の村田学部長に話を聞きました。
「高校生の皆さんにはまずは、進みたい進路をじっくりと考えていただきたいと思います。その上で、長崎大学歯学部を選んでいただいたなら、私たちはリサーチマインドをもった歯科医師を育成すべく、選りすぐりのカリキュラムを準備してお迎えします。また、少人数なので教員との絆も強く、充実した学生生活を送っていただけるはずです」。
終わりに
長崎大学３キャンパスを回り、駆け足でお届けしました。いかがだったでしょうか？ 文教キャンパスに降り立って、浜田副学長の一言は
「長崎大学、10学部どれも楽しかった！ そして、改めて文教から坂本、片淵と広いね。どのキャンパスもいい環境です。ぜひ、高校生・受験生の皆様、長崎大学にお越しください」
皆様のお越しを、お待ちしております。