巣ごもり生活に!気になったカップ麺日記まとめ2
コロナ渦の外出自粛はまだまだ続き、仕事も在宅勤務が今まで以上に主流になる中、毎日のお昼ご飯選びもやっぱり億劫になる。
というわけで、あれからまたコンビニやスーパーで気になるカップ麺を買っては食べて。また記録がたまってきたので発散しようというわけです。
今回対象は5月下旬から8月上旬の間にコンビニやスーパーで売っていた商品のうち興味を持って買ったものに限定しています。
また、前回の記事と同様に、カップ麺の感想には「お店の味の再現率」については考慮していません。理由については以下記事をご参考。
それでは、今回の内容にいきます。
今回の記録の個人的ポイント
今回の傾向やポイントとなるのは以下かなと。
・辛口系カップ麺、汁なし麺の勢力が拡大
・定番シリーズも優秀な変わり種が多数
・今回注目は「蟹×豚骨 crab台風。監修蟹そば」
季節の影響なのか、様々な辛口アレンジされたカップ麺が増加。
辛いといってもその種類は様々。
唐辛子がガツンと効いた刺激の強いタイプや、ラー油の辛味が効いたじわじわタイプ、担々麺にも四川や勝浦があったり、既存シリーズの中に激辛アレンジがあったり。
ひと昔前は辛いタイプは少数派だったように思えるが、昨今の旨辛バリエーションの増加は非常にうれしい。
個人的には、カップ麺の辛いタイプは唐辛子味噌系の濃いものが比較的おいしいように思っているところ。
また、定番シリーズのアレンジシリーズも引き続き多くみられた。
自分としては「カップ麺は定番に勝るものなし」「食べ慣れた味が一番の評価ポイント」の考えは変わっておらず、アレンジシリーズについても定番商品は非常に強い。安定感が違う。
ベースの信頼感があれば、多少の遊びはなんでも取り込める。今回の記録についても外れはほぼほぼなかったのかなと思う。
カップ麺は安心と手軽さを求めるのはいつの時代も同じなのかも。
しかし、そんな中でも「何が一番うまかった?」の議論はしておきたい。
今回の内容の中で、一番感動したのはこれだった。
蟹×豚骨 crab台風。監修蟹そば。
お店にも行ったことあるのだが、甲殻類の濃い旨味と風味をスープで感じることができるのと、そのスープと合わせる麺の丁寧さ。なめらかに口当たりがよい、小麦感を感じる麺が非常にうまかった。
素材の良さが活きつつ、しっかり旨味や味濃さが整ってるのが、予想を超えるクオリティだった記憶がある。
今回の記録のポイントはこんな感じ。安定したレベルの高さを感じた。
その1「とんがらし麺 うま辛キムチチーズ味」
最初はこちら。とんがらし麺シリーズ昔から好きやけどこの味は初めて。
香辛料バリバリ正統派辛いものって感じの味がすごい好み。
かなり強めの刺激が来る唐辛子の辛さに、キムチの酸味とチーズの濃厚さが効いて旨味十分。
とんがらし麺シリーズならではの唐辛子練り込み麺も平打の口当たりが心地よくうまい。
その2「カップヌードル 激辛味噌」
コンビニのみで売ってる?安心安全定番シリーズの激辛味噌。土台の味の安心感のためアレンジも信頼できるのがいい。
辛味は強いが個人的には調度いいレベル。味噌味も濃さのパワーが少しあるけどカップ麺ならでは!って感じの味。麺と合わせて奇をてらった感じがなくて普通に美味い。
その3「辛麺屋輪監修 宮崎辛麺」
かやくのほとんどを占める唐辛子の量は圧巻。ただ刺激は優しめでむしろ旨味を感じるのはカップとしてすごい。
醤油感のあるスープはすっきりさが目立つ。
麺はよくあるフライ麺な感じで角っぽさのあるシンプルなもの。良くも悪くも辛麺チックな普通のカップ麺と行った感じ。
その4「超極太麺 麺神 極旨魚介醤油」
スープがうまい。濃厚な魚介風味を感じつつも魚介、醤油、脂の3要素のバランスが抜群でまとまりある。基本的には3要素全て濃いめといった印象で、食べごたえ飲みごたえの満足感がしっかり。
麺は平打の太麺で存在感は強めだが、安定された美味しさがいい感じ。
その5「MEGA辛 濃厚鬼辛キムチ」
カップ麺典型タイプなジャンキーな辛さが心地よい。唐辛子の突き刺さるような刺激とキムチの酸味が豚骨醤油スープのまろやかな旨味に効く。
麺はごわっとしてエッジの効いた太麺で濃いスープにマッチした食べごたえがいい。大盛りサイズだが辛さにつられて次々と吸い込める。
その6「黒い豚カレー焼きそば」
定番味の焼きそばリメイク。
焼そばに変わっても安心の定番具合はうれしい。
メインで広がるカレー風味はいい意味で期待通りのスパイス感溢れる味わいで、そこに出汁のほのかな甘さを感じるタレの存在がいい。ガッツリとした量だが味付のくどさがないなので無理なく食べられる。
その7「博多バリカタ 高菜豚骨まぜそば」
麺はかなりのハイクオリティ。
若干のパサつきはあるものの、小麦感の効いた味といい歯応えが本格的。豚骨としょうゆの効いた出汁感が焼きラーメンの味を彷彿とさせてうまい。
高菜にもうちょっと存在感が欲しいとは思ったが、かなりの満足度。60秒でできるのも嬉しい。
その8「激辛高菜豚骨ラーメン」
割と昔からある定番の激辛版。さっぱりとした豚骨味スープにしっかり硬い細麺がいい感じ。
高菜に和えられた唐辛子のパワーがなかなか刺激的て辛味が抜群。ただ高菜自体の風味がしっかりしてるので高威力のアクセントとなってうまい。安心系な味わいのカップ麺。
その9「中華蕎麦とみ田 豚まぜそば」
煮干しや豚骨醤油というよりは、メインは完全にガリマヨ。1食で使うにはなかなかの量の生にんにくが全てを支配しマヨネーズで丸く纏まる。
それを煮干豚骨醤油ダレの旨味の土台で支えておりジャンクさを単調に感じさせない作りでうまい。ガッツリだが気づけば食べ終わってる。
その10
「博多新風×ラーメン凪 BUTAO 黒赤とんこつ」
東西の有名店コラボ麺。
マー油と唐辛子のアピール記載はあるけども、それぞれの要素は割と控えめでまとまりある。
スープはクリーミーな豚骨の濃さを感じるもクセが少なく食べきりやすい。麺はカップでは普通の麺であり、意外と安定感が強い。
その11「AFURI 激辛柚子辛紅らーめん」
都内有名店のアレンジ系。
スープは真っ赤で辣油系辛味が非常に強いが、ベースは鶏ガラ系塩味でさっぱり。そこに柚子の風味がしっかり効いており清涼感が半端ない。
麺は蕎麦のような小麦麺。滑らかな口当りとしっかりとした歯ごたえでうまい。カップ麺とは思えない感じだった。
その12「Japanese Soba Noodles 蔦」
今は巣鴨じゃなく代々木上原なんだと思いながら。
カップ麺と思えないほど上品。鶏ガラ醤油スープはクセなくすっきり。そこにキノコの香りが効いたオイルがいいアクセントに。
オイルの効いたスープと麺は口当り滑らかになりうまい。
細麺平打の麺もモチモチした食感でレベル高い。
その13「crab台風。監修蟹そば」
蟹豚骨MIXの名店から。
冒頭のMVP宣言しただけあって、結論これめっちゃうまい。
とろみのあるスープは豚骨の甘い旨味を土台に甲殻類系風味がガッチリ効いて濃厚。
中細麺はスルスルと啜れる丁寧な作り。クリーミーなスープが麺にしっかり絡んで、余すことなく旨味を味わえる。満足感高い一杯。
その14「来来亭 旨辛まぜそば」
これはヒットのまぜそば。
醤油ベースのタレは油の効いた濃い味でうまい。
辣油っぽい辛味もちょうどよく、そこに卵黄風のペーストの濃厚まろやかな味わいが全体を纏めてすごくいい。麺は中太平打で啜りがいがあるもの。タレがしっかり絡んでするすると食べれる。満足度高い。
その15「三宝亭 全とろ麻婆麺」
とろみのあるスープは唐辛子味噌系のヒリヒリとした刺激的な辛味が全面に来て、後味に香る山椒の痺れも香り非常に心地よい。
太平打の麺はとろみスープの強烈な絡みをモノにしつつ、自身の味の主張もきっちり行う実力派。最後にご飯と合わせてもおいしい。
本格的さを感じた。
その16「蒙古タンメン中本 北極ラーメン激辛旨味噌」
北極カップに手を出すのは初めて。中本の最高レベルの名を受けているだけあって辛味の刺激は直球で強い。味噌風味のスープに唐辛子系の辛さが呼吸とともに押し寄せてうまい。
とろみのついた辛味スープは麺にガッチリ絡む。ニンニクのパワーも強く旨味もばっちり効いている。
その17「一風堂 濃コクとんこつまぜそば」
一風堂からもまぜそばタイプ。個人的な結論としては決め手に欠ける感じ。ふりかけの食感アクセントが麺に絡む感じは珍しいのだが、豚骨の香りや旨味が何となく足りないような気がする。どちらかというとスープありのラーメンタイプのほうがおすすめかなと思う。
その18「カップヌードル レッドシーフードヌードル」
2年前ほどから期間限定的に販売されてるもの。
個人的にはカップヌードルの中で一番好き。
ちゃんぽんのようなシーフードスープに唐辛子系の辛味の効いたうまさが絶妙。クリーミーかつキレのある後味のスープが、麺にも海鮮にも絡んでおいしい。
その19「勝浦タンタンメン」
モチーフにするお店があるわけではないが、結論結構なクオリティ。
醤油ベースでごま油感ある香りに、後味から効いてくる辣油系の辛さがすごくいい。
麺はノンフライならではなもっちり感と滑らかさがある細麺でうまい。具の玉ねぎがさっくりした歯ごたえと甘みが出ていていい。
その20「狼煙 豚骨魚介カレーまぜそば」
大宮の有名人気店。
カレーまぜそばって店にもあるのかな?スパイシーなカレー味がしっかりしており、その裏に出汁の旨味が出ている。
が、カレー味の商品は割と似通った味になるなという実感もあった。以前食べた黒い豚カレー焼そばとも似てる。カレーの安定感ってすごい。
その21「ラ王 金タンタン」
やはりこのシリーズは強い。ごまの香りがふんだんに効いたスープはまろやかで旨味抜群。ラー油のアクセントが程よくてうまい。
麺はラ王ならではの、まるで生麺のやつ。喉越しよく滑らかな麺はすごくうまい。最後にご飯と合わせるのも相性が良く、じっくり楽しめる。
その22「麺とスープだけ 黄金鶏油中華そば」
かけラーメンのジャンルからもカップ進出。
結論としてはクオリティ良くてうまい。
だしパックあるのは斬新だが、鰹、昆布、節系の旨味が全部出してきて役割を担ってる。そこに鶏油の香りが広がる醤油スープはまさに上品。麺は若干の角があるが滑らかモチモチな作りでうまい。
その23「麺尊RAGE 軍鶏だし中華そば」
西荻窪の名店からも。鶏油をメインに鶏の風味と旨味と甘みが出ており、そこにキレの強い醤油スープがキリッと後味を締めてきてうまい。上品だけどしっかりとした味。
麺は丸形の中細麺でカップ麺としてよくあるものたが、オイリーなスープがよく絡み、麺にしっかり味を纏わせていい感じ。
その24
「裏QTTA トテモカラウマ EXTRA HOTチーズ味」
定番シリーズの番外的位置づけ?
蓋を開けた瞬間からチーズの香りの強さを感じる。唐辛子をベースにした刺激的な辛味が濃厚なチーズでまろやかになり、辛味の中の旨味を抜き出してくれるかのような調和でうまい。
オイリーな麺も抜群にマッチ。米に合わせるのも効果的な旨さ。
その25
「カップヌードル シビれる花椒の火鍋ヌードル」
繰り返し食べたくなる旨さ。辛さも刺激もクセも強すぎずやわすぎずな絶妙な感じ。花椒のアピールが心地よく、スープ本来の味も旨味豊かでいい。
豊富な具材も食感にアクセントを生んで心地よい。変わり種カップ麺続いたあとにカップヌードルに戻るとその安定感には驚かされる。
その26「麺屋一燈 東京濃厚魚介鶏白湯」
スープは多彩な味わいが印象的。
鶏白湯の旨味や鶏油の香りといった、濃厚な鶏の旨味がしっかり出てる。その後味にホタテの風味が効いてくるのがクセになる。
麺は平打細麺で、モチモチとした食感や滑らかな口当たりがすごく丁寧でうまい。全体的にしっかりしたクオリティ。
その27「博多一双 濃厚豚骨まぜそば」
一言で言えば、よくあるタイプの豚骨味まぜそば。
豚骨の香りと油感が全面に出て、味の濃さと塩気がガツンとくるジャンキー仕様。麺は平打でやや太め。良くも悪くも安定的な印象を受ける。
その28「ジャンキー辛豚ラ王」
以前食べた豚ラ王の辛いタイプ。ニンニクやアブラの破壊力はそのままに、スープに染み入る辣油系の辛さがガツンと攻めてきてうまい。
その分醤油の濃さは抑えめに感じるので二郎インスパイア的な要素とはほんの少し路線が変わるかも。麺は太麺でも安定のラ王系生麺がいい感じ。
その29「ラーメン暖暮 辛ダレ豚骨濃口」
スープは口当たりと舌触りにクリーミーさを感じるが、クセや臭みを感じないすっきり系。辛味ダレがしっかりとしたコクも作っているので非常にまとまってる印象。
麺は見た目普通の感じだが食感やスープとの相性がよい。とろみの効いたスープをうまくまとっていてうまかった。
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今回はこのようなラインナップでした。相変わらず長い記事。
今後も在宅での仕事や巣ごもり暮らしは続いていくかと思うので、興味のあるカップ麺は常にお昼ご飯として消化されていくと思うので、また溜まったら排出していこうかと。
おうちでの昼ご飯も手軽に楽しく。
この記事はここまで。また次回。