Tableau Viz投稿時に気を付けたいこと

Tableau Public にVizを投稿する際に気を付けたいことについて
記載します。


● Viz投稿時に気を付けたいこと

Tableau Public にVIZを投稿した際に気を付けるべきこと
(自分が気を付けていること)を記載します。


・ツールヒントの内容が他の内容と一致していないこと

ツールヒントの内容がほかのグラフなどから読み取れる場合は、そのツールヒントは削除してもよいかもしれません。なぜなら、ツールヒントで新たに得られる情報がないためです。

ツールヒントを表示する場合は、なるべく新しい情報が得られるようにしましょう。

ツールヒントの情報はグラフから読みとれてしまうので、削除してもよい


・グラフが正しく読み取れること

例えば、ツールヒント内にグラフを配置(ツールヒント内Viz)した際に、グラフが潰れてしまうことがあります。その場合は、上位何位まで表示するようにフィルターをかけるなど、見る人が正しく読み取れるよう工夫しましょう。

すべてのデータが表示され、表示が潰れてしまっている
上位10位までを表示すると正しく読み取れる


・ダッシュボード内に同じデータの言い換えになっているグラフがないか

例えば、地図上の円のサイズと、棒グラフの長さが同じデータになっている場合、どちらか片方を見ればその情報が得られるので片方は不要になってしまいます。

ダッシュボード内に同じデータを表現しているグラフがあると、その分、
表現できたはずの情報が減ってしまいます。
それを避けるためにも、同じ情報の言い換えになっているグラフがないか
チェックしましょう。


・視線誘導ができているか

どこをどう見せたいかの順番通りに視線が行くように、ダッシュボードの配置を工夫すると良いです。

人は基本的に左から右、上から下へと視線を動かします。
そのため、左上から右下へ読ませたい順序にダッシュボード内のコンテンツを配置すると、読み手にスムーズに理解してもらうことができます。

見る人が迷わないようなレイアウトになっているか、確認しましょう。


・認識しやすい属性を活用できているか

認識しやすい属性とは、注意処理を行う脳の器官に情報が送られる前に、ほぼ即座に視覚的に処理できる情報のことです。(Tableau Blueprintヘルプ https://help.tableau.com/current/blueprint/ja-jp/bp_why_visual_analytics.htm  より)
この属性をうまく活用して、強調したいもの、説明したいものが表現できているか、確認しましょう。

認識しやすい属性
https://help.tableau.com/current/blueprint/ja-jp/bp_why_visual_analytics.htm より引用


・ソース元を記載するほうがよい

外部からデータをダウンロードしている場合には、データのソース元のURLなどをVizの中に記載しましょう。
記載することで、見る人が元データを確認したいと考えた際に確認することができ、また、元データの信憑性も確認できるようになります。

どのようなデータソースを用いて作成したかの情報は見る人にとって重要と思われますので、ソース元は記載するように心がけると良いと考えます。

以上です。

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