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小説とnote

 この毎日書いているnoteには、昔あったこととか昨日あったことなど過去のことばかり書いているな、と昨日ちびまる子ちゃんを観ながら思って、ちびまる子ちゃんも、作者のさくらももこの子どもの頃の話だ。
 まる子は、3年生だったかな? 昨日は、お姉ちゃんと自転車ででかけたり、藤木くんの家で怖い本を読んだりしていた。
 大人になったまる子が同窓会に行く話が漫画であって、たまちゃんや永沢くんなどの登場人物はみんな大人になっている。まる子はすでに漫画家として「ちびまる子ちゃん」を描いていて、みんなそれを知っていて「俺も漫画に出してくれよ」と言ったりする。
 これは、どこからどこまで本当なのだろう。さくらももこは、自分が覚えていることの中から、これは面白く描けそうだ、と思ったことを選んで、それをより面白く強調して描いたのではないか、と想像する。
 わたしは、noteではほぼ本当にあったこととか思ったことを書いていて、小説は、中心にある物語りは嘘だけどそこの間を埋めているのはnoteで書いていることと同じようなことばかりだ。
 だから、小説の主人公をわたしと同じ年齢の女性にして、その人の物語りを作った中に、noteで書いた文章をそのままパッチワークみたいに貼っていけば、小説ができる。
 と、↑までを昨日書いて、読み返して今、全然違う、となっている。
 わたしのnoteはそのまま貼っても決して小説にはならない。小説は、書いていく中で、動かしていく筆のあととか滲みとか広がりなので、昨日、なんであんなことを書いたかわからない。noteと小説は同じとしたくて、無理矢理そう考えようとしたのかもしれない。

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