森永製菓トレーニングラボを退職しました。-5-
初めて知的財産を形にして評価されたのは取り組み始めて1年後の2018年だった。
はじまりの続き-エピソード5-
何に価値があるのか考えるようになったのは評価され始めてからだった。
点と点を繋いで新しい価値を創造する。
とてもやりがいがあった仕事だった。
こういった取り組みが実は本業の選手サポートにも後々役に立っていった。
相手が何に価値を感じて行動変容が起きるのか、これはどこにいっても通用する考えだと思った。
大切だと思っても価値を感じられないものは、一般的に大切であって本人は大切ではないということ、そこまで一般的に大切ではないけど本人は価値を感じていることは、本人にマッチしたものを提供できていることになる。
専門職のオチ入りやすいパターンとして教科書的に大切、正しいことをそのまま押し通すことだ。
これは間違っちゃいないけど、エッセンスが抜けている。
本人が今何を一番価値として考えているのかというものに繋げるストーリーだった。
ストーリー次第では水がただの水じゃなくなる。
点と点は散りばめられているが、重要なのは繋げ方だ。
行動変容は既存の行動から新しい習慣へと行動が変わることだ。
繋げるためには本人または会社を知ることとトレンドを知っていること、さらに5年後10年後までの未来予測、そして社会情勢を読む力が必要。
これが価値に繋がるストーリーを創ることなる。
この内容もノートにまとめているものをさらに構造化しただけの内容だがかなり役に立つ。
本を読んでまとめて、さらに気になるフレーズ、ポイントを書き下ろしておく。
こういったことを常に考えて提案しまくって新しい仕事も手に入れてきた。
自分の中では大きな成功体験だった。
仕事はけっこう充実していた。
コロナがきた
2年ぐらい前から地元に帰った時、親父からは「小学校が合併するぞ」さらっと聞いてたけどなかなか衝撃的な事実だった。
東京の一極集中は知っていたし自分もその一人だった。
過疎が進み若者がいないという事実。
そしてさらに去年コロナがきた。
田舎は東京からの帰省者を排除する時期もあり、未知のウイルスによってこうも変わるのかと痛感した。
仕事の仕方、生活スタイルどれも今現在も変換期だ。
人が集まれない集まらない。東京でも経済が止まる。
タイミングなんだろうな
実家の神社を継ぐ覚悟が決まり会社に報告した。12月いっぱいで退職します。
今持っているノウハウをフルにフル活用して地方創生並びに神社の運営、祭事を行おうと。
神社自体も人がいなければ潰れる。
コロナによって新しい生活様式でも行える祭事と定住人口のきっかけ作りのためのプロジェクトを。
これから作って発信して仲間を集め同志になってもらい一旗上げに行く。
東京に一旗上げに出稼ぎに行ったが今度はより大きな力を持って地元に還元しに行く。
少しでもこれを読んで共感または気になる人がいたら連絡してく欲しい。
いつでも大歓迎。
次からは第二章に進めていく、、、、