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どうやらやっぱり絵が好きらしい

以前より絵と向き合う時間が増えた

好きなようにペンを走らせたり筆を走らせるのは楽しい。それはきっと童心に帰ることで心が開放されるからだろう。
でもそれだけでは、ただの「お絵かき」「らくがき」レベル。
プロを目指すなら「習作」にするべきだ。
しかし習作はあくまでも練習。達人ならまだしも素人の練習作品に、お金の発生する余地などあるはずがない。

残念なことに絵を仕事にしている

20年以上、絵に携わる仕事をしているが全く絵が巧くならない。技巧書を読むと眠くなる。
そんな人間だから『お前みたいなやつが絵を仕事にして金をもらってるのは奇跡だ』と師匠や先輩から何度も言われ続けている。
それはとても恵まれた環境なのにその事に今まで背を向けてきた。

どうせ他人の手伝い

はた迷惑なやつだ。こんな素人以下の考えで現場にいるから本当に才能のある人間が埋もれていく。
今すぐ辞めてもらいたいが、こういうやつに限ってしつこくしがみつき続ける。それだけでも厚かましい事この上ないが、運良く絵を描く現場で働かせてもらいながら金銭までいただいている。
それに輪をかけて『家では絵を描きたくない』などと言い、仕事が休みになる度に怠けるようになっていた。
始末に負えない。

こうやって言葉にすると、いくら懺悔しても絶対に許されないだろうと思えてくる。

そんな生活を昨年まで自分が続けていたと思うと死にたくなってくる。

バチ当たり・クズの所業

そんな中コロナで自宅にいることになった。
正確にいうとコロナ以前に師匠の連載終了が決まり、しばらく仕事がなくなるかもしれないというところにコロナが来たので、流れ上自宅待機になった。

それでも先輩の仕事があり、手伝いのため出社せざるを得ない日もあったが、それも週1ペース。
会社に行くことで心は保たれていると思っていた。

ところが先輩の連載も最終回を迎え終了。本格的に仕事がなくなった。

そこではじめて不安に襲われる

この先どうなるんだろう。

てゆーかお前それ遅すぎだろ!

こんな状態になるまでのんべんだらりと生きてきた自分が悪いのだ。
20年以上かけて師匠のすねかじりを続けてきた自分の責任。

火にかかった水に浸かり始め、やがてそれがぬるま湯になり「あ~気持ちいい~」と思っているうちに気付いたときには熱湯風呂。
ヤケドにも気が付かないまま極楽気分でいて、今さら熱いと言っても全身大火傷で体がまともに動くはずがない。ゆでガエル。

若いうちにもっとやっておけばよかった

創作と勉強と投稿を死ぬほどやっておけばよかった。
悔やんでも後の祭り。

こんな状態で「孤独だ」「ヒマだ」等と言えるはずがない。

幸い妻子がいてくれるから気が紛れるなどと少しでも思ってしまう自分が腹立たしい。

そんな時に『note』に出会う

以前、公募ガイドという雑誌にエッセイ漫画を描くみたいな記事があり、そこで『note』が紹介されていた。
その時は興味があったものの行動に移せないでいたが、やっと今年の1月に登録。
もう半年になってしまった💧

自分の描くものは未だに趣味レベルでしかなく元の木阿弥になりかけている。

自信がないまま大海に出れば
やっぱり自信がなくて当然だと思う

自分の手で描いたものが自分の責任で他人の目に晒され、評価が下される。

この『note』で改めて自分の能力不足を気付かせていただきました。
それと同時に創作の楽しさを気付かせていただきました。

本当の意味では未だに何も手にしていません。
スタート地点にすら到達していません。
それでも続けて発信する事の大切さを、今この『note』で学ばせて頂いております。

気付くのが遅すぎるかもしれませんが、これからは少しでも前向きに、絵と本気で向き合って本当の意味で自分自身の力で生きていけるように、後悔しない人生を!

しがみつくのは子どもがする事
大人はしがみつかない
自分の足で歩く

自分の事をここまで書くのは初めてです。
公開する恐怖がありましたが、公開することで自分の成長につながると信じて投稿しました。

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※以下追記です(2020/6/20)※

~と言いながら・・・
自分で言っておきながら、別にしがみつきたいときにしがみついても良いんじゃね?と思えてくることもあります。矛盾してます。
溺れる者は藁をも掴む。
大人だって救助の人にしがみつくこともある。
なんて屁理屈。

確かに何でもかんでも頼り過ぎは良くないです。

でも心の拠り所ぐらいあっても良いのかなと。

ま~自分は器用ではないので昨日言ったことが今日には変わってしまうことがあって、なんとも情けないのですが・・・

何故こう思ったかというと、大好きなドラマ『すいか』のDVDを昨晩も観てしまって💧
これも、しがみつきなのか?と考えてしまい🌀いやいや、だとしたら心の拠り所として考えてみたらどうだろうかと。

作品に古いも新しいもない。もう色々言い出したらきりがない。好きなものは好きなんだから仕方がない。

そういうものに心が癒されることがあっても良いだろうと。

あ💧また悪いクセの自問自答になってしまいました。

もうドラマ『すいか』好きすぎて💧また引っ張り出して観てボロッと何かが出たときに気持ちを吐き出してまうかもしれませんが・・・
今日はこれくらいにしておきます。

ドラマ『すいか』最終回のワンシーンより

※以下更に追記(2020/6/21)※
『すいか』の魅力が伝わりにくい絵になってしまった気がするのと、何だか怖い絵になってしまったので💧別の絵を追加しておきます💡

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永山浩士
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