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かがみの孤城を読みました

辻村深月「かがみの孤城」を読みまし
た。



不登校のこころの部屋の姿見が突然、光った。

光る鏡の中へ入ると不思議な城があった。

そこには、オオカミ様がいて……

不登校の子どもは、敏感で、不器用なことが多い。

センサーが鋭敏で、感じすぎるにも関わらず、対処法がわからない。

親も不器用で対処法を教えてくれなかったり、間違えているかもしれない。

先生が、子どもの本質をしっかり見てくれたら、助かるのに、建前や表面的な対処法だと、子どもの心は袋小路に入り込んで、迷ってしまう。

城には仲間がいた。

同じように敏感で、不器用な仲間。

わかりあっていく。

ぶつかりながら。

学校でも会おうと言う。

助け合えるから。

みんなは、学校へ行きたい。

行きたくないけど、仲間がいるなら…

つながりを断たれて不登校になり、つながりのために、学校へも行けるようになる。

共に生きていくのが、友だから。

願いの部屋が叶える願いより、大切な仲間との思い出。

かがみの孤城で守られながら、強くなっていった絆。

ひとりでは生きられないから

誰かと共に生きていく。

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サトシマ
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