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失敗は成功のもと!?

いのうえ歯科医院理事長の井上裕之氏の著書『結果を出し続ける人が行動する前に考えていること: 無理が勝手に無理でなくなる仕組みの作り方』から、一部を抜粋・編集して解説します。

結果を出すには、どんな準備が必要なのか。

無理が勝手に無理でなくなるとは!?

成長するために学ばせていただきます。


結果を出すために私が重視しているのが、「プロセス」です。プロセスとは、「結果を手に入れるための工程」のことです。そこですべきは、プロセス管理。結果を出すための工程の順番と役割を考え、最短距離で最高の結果を目指すことです。

条件が同じであっても、工程がバラバラだと結果が不安定になる。

工程の順番と役割。

最適解を追究する。

資源が限られていても、もっともっと質を高めることができる。

「どういう結果を、いつまでにほしいのか」を明確にして、「では、どうやってそれを実現するのか」「結果を出すための工程はいくつあって、どのような順番で進めればいいか」を考えてプロセスを管理します。

期限を決める。

時間の制約。

そこから逆算して、実現するための工程の優先順位を決める。

最小の動きで最大の働きをさせるには?

順番はかなり大事。

【プロセス管理に必要な五大原則】

①想定しうるすべての可能性(リスク)を洗い出す 

どのような障害があるかわからないので、あらゆるリスクに備えておきます。「この状況が起きたら、こういう処置をする」「次にこうなったら、この対処法に切り替える」と対策を用意しておけば、判断に迷うことはありません(リスク管理については後述します)。

想定できるものは被害も少ない。

知らなかった、わからなかったことが危険。

あらゆる可能性を考えること。

それを洗い出す作業を決して怠らない。

現実に起きる前にシミュレーションしておくことが準備ですね。

②プロセスを緻密にする 

仮に、「ゴールまでにやらなければいけない工程」が3つあったとします。この場合、1つも省くことなく、間を飛ばすことなくプロセスを設計することが大切です。「1つくらい工程を飛ばしてもかまわない」と油断すると、早くゴールに到達できても、質が低下して望む結果は得られません。

一見、無駄で省かれるようなことも、それが無いと質の低下を招くこともある。

本当に無駄なのか、必須なのか。

工程を組み立てる大事な柱としてある作業を緻密に設計する。

試行錯誤が必要ですね。


③いつ、誰がやっても同じ結果が出るようにする

「チームとしての結果」を出すためには、誰がいつ作業しても同じ結果が得られるように、手順や方法を標準化(マニュアル化)することが重要です。業務が属人化すると、他の人が同じ結果を出すことが難しくなります。属人化とは、特定の人しか業務内容や業務フローがわからない状態のことです。

誰がやっても同じようにできる。

器用な人とそうでない人がいるとして、器用な人しかできないとその人が欠けたとき、誰もできなくなる。

不器用な人でもできることは、器用な人にとってもやりやすいこと。

やり方を改善すれば、働きやすい職場になる。

④プロセスを改善し続ける

結果を得るための工程が、「A、B、C」の3つあったとします。「A→B→C」の順番でプロセス管理をした結果、「思ったほどの結果が得られなかった」のであれば、順番を入れ替える、工程数を増やすなどして、プロセスを改善します。

順番を変えると良いかもしれない。

工程を増やすと良いかもしれない。

試行錯誤を繰り返す。

さらなる最適解があるはずだから。

探究をやめたときが成長が止まるとき❢


⑤プロセスが決まったら、1つ1つ着実に実行する

やるべきことがたくさんあったとしても、できることは1度に1つです。2つ3つ同時進行したり、「1つ飛ばし」で行ってはいけません。1つ1つ着実に実行していきます。

基本に忠実に、基礎を踏み固めるように実行する。

1つ1つをしっかりやることが力になる。

逆に1つ1つをいい加減にして大きな成果は望めない。

その一手、その一足が、大きな成果を支える土台になる。


リスクを管理するときは、小さな工程(作業)に分けて管理しましょう。工程を小さく分解することで、「各工程に潜むリスクが明確になる」「リスクの見逃しがなくなる」「適切な回避策、対策が立てられる」ようになります。

リスクは細かく分解して想定する。

大きなことは気づきやすい。

でも、小さなことは盲点になってしまう。

神が細部に宿るように

リスクは細かい部分に潜んでいるようです。


結果を出す人は、「無駄のない人」ではなく、正確には、「たくさんの経験を地道に積み上げた結果として、無駄に気づき、その無駄を改善してきた人」です。

無駄がわかることが成長。

無駄を経験し、そこにある重要性に気づいたからこそわかる無駄。

同じことを漠然と繰り返すのでなく、PDCAサイクルを回しながら改善を続ける。

挑戦には失敗もある。

失敗があるから、気づきもある。

挑戦した結果の失敗は、学び。

次は、もっとうまくやろう❢

結果を出すために学び続ける人は、必ず成長します。




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サトシマ@風の初心者🔰
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