【妊娠35w0d】里帰りの盲点
妊娠34週で里帰りしてきました。
一週間の有給を使わせてもらい、4月28日を最終出勤日として産休入り。引継ぎは目が回るほど大変でしたが、なんとか全部ほっぽり投げた。
(上司が私の仕事の範囲、重要度や作業量をわかっておらず、自分の意図した人材配置目標ばかり掲げて実際的な引継ぎの作業フローや負担などは考慮して決めてくれないので、最終的に自分で全部決めて同僚と根回し、その上で上司の許諾をとった感じ。)
さて、それはそうと、改めまして、「里帰り」した。
一週間、親と暮らしてみての感想。
「そ、そういえば、父親も定年退職してずっと家にいるんだった…。」
「二人、なんだかんだ自由に暮らしていると思っていたけど、毎日3食、家で一緒に食べてるんだ…。」
「ひ、一人の時間がない…。」
というわけで、三十路半ばにして70代の両親と久しぶりのひとりっこ生活というだけでなく、大の大人3人ずっと家にいて三食を共にする「密着型ひとりっこ生活」となることに、里帰りしてから気が付いた。
めちゃくちゃ盲点だった…。
自分は夫と二人暮らしだけど、ずっと家で3食一緒に食べることはないし、夫も私もなんだかんだアウトドア派で家にずっといることはほぼない。
だから、実家でもそんな感じだと思っていたら、想像力が足りなかった…。
ちなみに私は3人兄妹だが、過去に2度、一人っ子生活を経験したことがある。
①16歳~18歳まで:一番上の兄が大学で上京、姉も続いて上京した後、高校ラスト2年間は一人っ子だった。当時どのようにして乗り切ったのか覚えていないけど、父親はガンガン働いて出張も多かったし、私も塾や高校で忙しい日々だった。
→今と全然違う。
②22歳~23歳くらいまで:就職して大阪本社配属となり、1年半ほど実家暮らしだった。当時は、ぴちぴちの新人社員で、同期や先輩方、取引先との飲み会に明け暮れた日々で、また父親母親ともフルタイムで仕事をしていた。
→今と全然違う。
なにせ自分の家じゃないし、実家ではほとんど何もする必要がない。
基本、フリータイム!
自由な時間!!
自由すぎてどうしたらいいか、わからん!!
という贅沢な悩みをかかえてます。
母親と父親も、趣味やスポットで来る仕事など行っているが、それでも基本はずっと家にいる。半日不在とか、そんな感じ。
しかも、食事と洗濯は母親、食器洗いは父親、お風呂の掃除と準備は父親がしてくれる。(退職して父親の家事力がアップしていたのも驚いた)
よく考えたら、これまで、暇な状態から忙しくなる日々へのプラスの変化は幾度となく体験したものの、その逆の、マイナスの変化はほとんど体験したことがなかった。
赤ちゃんが生まれるまでの一時的な話だけれども、一生のうちでこんな劇的に突然時間が手に入る体験は、もう今後ずっと訪れないでしょう。
一週間たった今、徐々にこの時間の流れの変化にも慣れたきたような気もする。
なにせ今までの暮らしが忙しすぎたんだな・・・ということも思い知らせるし、こうやってゆっくりNOTEを書く時間もできた。
ということで、赤ちゃんが生まれるまでのシニア夫婦との実家生活についても書き留めておこうと思います。
親の生活をみて、自分の老後の生活についても、結構考えさせられる機会になりそうです…。
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