【出産レポ② 39w1d】本陣痛〜入院まで
前駆陣痛に苦しんだ翌朝、病院に行くも「まだ本陣痛ではない」と帰宅させられたので、少しでも早く産みたいと、徒歩10分の距離を歩いて帰宅しました。
家に帰ってからは荷物の詰め替えと最後の仕上げ。陣痛で痛い中ドリンクがたくさん入ったカバンを持つのも大変だし、看護師さんに運ばせるのも悪いので、コロコロに変えたのは良い選択でした。
夕方6時頃に母が夕飯を用意してくれたので痛いながらも完食。
父がいちいち「お茶のむか!?」「海苔いるか?!」としきりに話しかけてきて、気持ちはありがたいものの、普通に返事する余裕はなく、最後には、「私36歳だから!!自分でやるから!!」と声を荒げ、母親も
「も~こんな時にいらないことで話しかけないであげて!!」とキレるという…出産前の一家の食卓。
その頃、足掛け2日も陣痛アプリでの計測を続けていた私は、アプリがしきりに「病院に向かってください」と勧めてくるのももはや全く信用できず、計測を疎かにしていました。
母親に「今何分間隔なの?」と言われ「え〜多分5分とかだけど、もうわかんないんだもん…」と言い訳がましいことを言っていました。
夕食後、早めにシャワーを浴び、「鶴瓶の家族に乾杯」が始まったあたりで部屋で休もうとベッドに転がりこむ。旦那さんに電話してみたら、自分でもびっくりするくらい普通に会話を続けることができなかったので、「ちょっと切るわ」とすぐに電話を切りました。
夫もただならぬものを感じたらしいです。
母親が様子を見に来てくれ、病院に電話するよう言われてやっと電話。
この期に及んで「まだ本陣痛じゃないかもだけどね‥」と抵抗していましあが、状況を説明したところ、すぐに病院に来てくださいということに。
母、ありがとう。あのままいってたら家か車で産んでたかもしれない。
夜の10自前、時間外の入り口に車で到着。
運転席の父が警備員さんに「僕、この大学の教員なんですけど、娘がこちらでお世話になってまして、〇◆×~」と長々とスピーチを始めたので、母親が「陣痛がきています!!」と叫んだことでやっと警備員さんが状況を把握し、無事駐車に成功しました。
振り返れば、そこから出産まで約3時間のスピード出産でした。
~出産レポ③につづく~