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10年に1度のチャンス【高校野球】

南大阪代表として

1998年80回大会 PL学園
2008年90回大会 近大附属
2018年100回大会 近大附属

10年に1度、夏の選手権は記念大会となり、
大阪からは北大阪と南大阪の代表2校が出場する。

記憶に新しいのは2018年の近大附属。
前年の秋季大会、近畿大会に出場するも
あと1歩のところで選抜には出れなかった。
中学時代に全国大会で優勝した経験をもつ
左腕・大石投手を擁する守りの野球で、
夏は見事に南大阪を制して出場を決めたのだった。

これは余談だが、吹奏楽も好きな私は
府大会では鳴り物禁止の応援が
近畿大会では大阪の球場であっても解禁されるため
吹奏楽も有名な近大附属の試合を観戦へ。
(この年、大阪桐蔭は近畿大会でも吹奏楽の応援はなし)
応援団も秋季大会の悔しさを甲子園で爆発させていたのを
鮮明に覚えている。アゲアゲホイホイ盛り上がっていたな。

大阪桐蔭が強すぎる大阪の勢力図

現在、大阪の高校が全国大会に出場するには
秋季大会で近畿大会ベスト8以上で選抜に
選ばれるか夏の府大会で優勝するしかない。

秋は大阪から近畿大会へ3校。
府大会の準決勝で大阪桐蔭と対戦する学校は
勝たないと近畿大会へは行けず、
夏もどこかで大阪桐蔭に勝たなければならない。

しかし10年に1度、南大阪代表として
夏の選手権に出場できるチャンスがある。

10年に1度、有力選手を集めたい

南大阪にも甲子園出場経験のある学校が多い。
PL学園、近大附属、大体大浪商、上宮、上宮太子、
東大阪大柏原、興国、大阪偕星学園などなど

しかし現在は、大阪桐蔭が強すぎることで
高校3年生の時に記念大会でない場合は
打倒・大阪桐蔭で3年間を過ごす可能性が高く
特に南大阪の中学生は和歌山などへの進学も多い。
バッテリーでドラフト1位指名でプロ入りした
市立和歌山の小園投手、松川捕手も
南大阪の選手だった。

先に述べた近大附属のエース・大石投手は
自分が3年生の時に記念大会であることを
知っていたことで近大附属を選び
入学したのではないだろうか。

次は2028年110回記念大会

また今年も常勝を義務付けられたスター軍団、
大阪桐蔭が躍動することだろう。
選抜に金光大阪が出場したように他の学校も
打倒・大阪桐蔭で頑張ってほしい。

南大阪代表が出場できるのは2028年。
この時の高校3年生は、現在、小学6年生である。

南大阪の学校は、小学6年生に目を光らせ
来年の春から中学校、シニア、ボーイズなどへの
スカウト活動に忙しくなるに違いない。
この学年の、どんな選手たちが南大阪の学校に
入学するのかに注目したいと思っている。




#高校野球の思い出

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