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相手を理解しようとすることの落とし穴

相手を理解すること・理解しようとすることは本当に大事だ。
結局人類みな自分第一なので相手を理解しようと意識的に思わないと自分が正しいのだ!と無意識であれ押し付けてしまうから。
タイトルを見て「相手を理解しようとするのはいいことなのに…」と思った人も多いと思う。相手を理解するメリットについては前回自分の経験を語ったのでそちらもご覧ください。

思い込みのデメリット

相手を理解しようとする姿勢。それ自体は素晴らしいのだ。
でも自分を含む多くの人は何時間か相手の話を聞いて、なんとなく性格(課題は締切ギリギリにやるタイプだとか物静かとか)がわかったらそれで相手のことを理解した自分は偉いと思い込む。この思い込みが問題なのだ。

1番長く一緒にいる自分のことがわからないのに、たった数時間人の話を聞いただけで相手のことをわかるわけがない。「いや私はわかったよ」という人がいたら、自分より相手と関わりがあった人に話を聞いてみるといい。知らなかったその人の考えや思っていたのと違う一面(締め切りギリギリにやるのはしたくないやつだけとか)にすぐ気づくだろう。

自分は相手を理解しきったのだと自分で思い込んでみたら「相手はもっと違う一面があるのかもしれない」と考えることができなくなる。これでは「自分の思う相手」と相手自身の差を埋めていくことができない。これは相手を理解しようとしているとはいえない。

でも自分を含む多くの人は自分は理解できたのだと思い込んで知ろうとする努力を積み重ねることをやめてしまう。それだと今以上に相手を知ることができないのでせっかくの今までの努力が台無しだ。

未来人法

じゃあどのようにすれば相手を理解したのだという思い込みから抜け出すことができるのか。その解決策の一つに相手を未来人だと思うというのがあると思う。相手は未来から来たのだ。それなら「相手は自分の知らないひみつ道具や知識をもっと持っているかも知れない」と思えるだろう。それなら相手の話が面白くないと思っても聞く気になれるし、そもそも未来人の考えを現代の遅れた文明にいる自分たちが完璧に理解することはできるなどありえない。江戸時代の人が令和の時代をきっと理解できないのと同じ。
そう考えれば思い込みが減るだけではなく読者さんの周りの人間関係も少しは楽に考えられるのではないでしょうか。本題からそれたね、悪い癖

次回は相手を理解するために使えると考えているツール(兼解決策2)について語っていきたいと思います。できるだけ毎日投稿できるよう頑張るので次回も見ていただけると喜びます。



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