MOUNT ZINEスクールでzineを作ったお話③
MOUNT ZINEスクールでzineを作ったお話②の続きです。
課題① ダミー本をつくろう
前回の授業でいただいたアドバイスを受けて、
・「ラブレター💌」をテーマにする
・袋にいろいろ詰め込むかたちのzineにする
・優しい系のピンクを多用する
上記をまあ意識してダミー本(zineの設計図のような、仮に簡単に作った本)を作ることにしました。
あと個人的にはちょっとポップレトロな感じを出したいなと思ってました。だって裏テーマは「エモいおにーさんおねーさんにモテる」だから…(白目)
そして、こんなダミー本(わたしの場合、本の形はしてないのだけど)を作りました。普通のコピー用紙に印刷してつくりました。
・A5の透明なopp袋に「PINK LOVE LETTER」の文字を印刷し、後ろからA5サイズのカードが透けてみえるようにする(これが、表紙になる)
・opp袋の中には「りんごのカード4枚セット」、「ラブレターにまつわる物語を描いたポストカード」、「おしゃれしてラブレターを届けたいと考えている女の子たちを描いたじゃばら冊子」を入れる
・opp袋越しに中に入っているものが透けて見えるようにする
ピンクな感じで、手紙っぽいものを詰め合わせてみました。
いろんなこまごましたものが入っていたら、女子心くすぐるんじゃないかって算段です笑 だよね、だよね!!!?
第2回 zineをデザインしよう!
完成させたダミー本をどきどきで次の授業に持って行きました。
この日は生徒さんが10人くらい集まってて、ひとつの机を囲んでの授業となりました。
それぞれが順番に作ってきたダミー本を見せ合い、講評してもらったりほかの生徒さんから意見をもらったりといった感じで授業が進んでいきます。みんなでわいわいzineの構想をブラッシュアップしていく感じです。
わたしのダミー本への講評の順番が回ってきました。
なにを指摘されるのだろうとどきどきしていたら…いろいろとつっこまれました笑
・「PINK LOVE LETTER」の文字が大きい(強い)。もっとよいフォントはないか
・もっと繊細な感じの、流れるようなフォントがいいかも(手書きとか?)
・タイトルが長い。二行くらいの簡潔なものならぱっとみてわかってもらえる
・「ラブレター」をテーマにすることで本当に良いのか。ラブレターとなると、特別な紙で特別な思いを伝えるものとなり、その分zineとしてまとめるハードルがあがる
・「ラブレター」だとしたら「送る相手」を意識する必要がでてくる。考えてあるか
・今の内容なら「PINK LOVE」で十分ではないか?
・セパレートタイプのzineはハードルあがりやすい。なんでも入れればいいというわけではないから中身を吟味すべし
すごーくいろいろ考えないとやばい!!!と思わされたアドバイスのオンパレードです。
わーん、このままだとモテモテなzineどころか完成にすら持ってけないんじゃないか…!!!?
ちなみに序盤で相当つっこまれているタイトルのフォントについてですが、一応わたしなりに理由があってあえて強いものを選んでました。
・絵がマチエールと筆跡を残すタッチなので、文字が絵に負けやすい
・ポップな感じを出したい
・とにかく目を引きたい(切実)
とまあこんな意図があってフォントを選んだと伝えてみたところ、「手書きの細い文字だって存在感を出すことはできるよ」とアドバイスをいただきました。
わたしにそんな芸当できるか…?と内心不安でしたが、せっかくスクールに来ていろいろアドバイスを貰ってるわけです。今回はわたしを捨てて柔軟に素直に聞くぞ!!と思い直しました。
ちなみに、この時点でタイトルは「PINK LOVE」に変更することを脳内で決定しました笑
次回の授業までにやるべき課題は「ダミー本を(この授業もふまえて)完成させること」と「zineに使いたい紙を考える、できたら買ってくること」です。
どんな紙がわたしのzineには合うんでしょうかね…とくるくる思いを馳せるのでした。
次に続きます。
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