靴サロンやめます。そして今後のこと
いきなりですがご報告です。
本当に正直にちゃんと書きます。
嫌われる覚悟もしてます。
わがままだなお前って言われるだろうし、また質問箱も荒れるだろうし、また何気ない一言でしんどくなることも覚悟してこのnoteを書きます。
靴サロンを5月いっぱいで閉めます。
本当にいろんな人に応援もらって実現した靴サロン
私はもうそこに時間を割くことも熱量を注ぐこともできなくなりました。本当に今まで応援していただいた方々には申し訳なく思ってます。
実際に活動ができているかといえば全然できてなくて、なのに今も13名の方に支援していただいてますが、何もアクションができていない状態がここ数ヶ月続いています。本当に申し訳なく思っています。
私自身も、靴の活動については正直あるきっかけがあり、手こずっていて、もう考えたくもなくなってしまいました。
それについて少しこのnoteを読んでもらえたらなと思います。
#KuToo の発信が私には荷が重くなった。
私は、たまたまバイト先のお客さんの一言がきっかけで
靴の大事さを知って、
ずっとなりたかった理学療法士になるのを諦めて
靴の世界に飛び込んできましたが
正直いうと、もうしんどくなりました。
今はあの時の理学療法士を諦めた時の気持ちに少し似てる気がします。
パンプスに憧れてた私にとって
履きたくても足が細くて合わなくて履けない私にとって
パンプスのフィッティングを勉強することが
パンプスを履いて颯爽と歩いてみたいという
憧れへの一歩でした。
私だって靴擦れするし
私も靴で悩む女性の一人として、
靴作りに携わっていた人間として
靴の販売にも携わってた人間として
#KuToo や #スニ活 などの言葉が正直苦手になりました。
正直、私も就活の時のパンプスは面接会場まではスニーカーで行ったし、合わないパンプスで長時間歩くのなんてできないし、こういう動向はすごくいいと思うんです。
でも、パンプスを好きで履いてる人も世の中にはたくさんいて、
「たまに靴擦れしちゃうけど、一目惚れしてどうしてもこれを履きたくて!」って笑顔でいうお客さんもいたしそういう人に合わない靴を頑張って調整して販売もしてきた経験もあるし
「大学の入学式で初めてのスーツで!靴はいいものを選びたくて!」
「就活で使うパンプスを探してて、なんかいいのありますか?」
って目を輝かせた若いお客様にもたくさん出会ってきた中で
靴っていろんな場所や人に出会わせてくれる最高のアイテムだと思ってます。
これは今でもこれからもずっと思ってます。
だからこそ、フィッティングについてもっといろんな人の足についてしっかり見てみたかったし考えていきたかった。靴で人を笑顔にしたいと思ってます。その気持ちはずっと変わらないです。
好きな靴を選んで履ける世界にしたかった。
パンプスだけでなく、スニーカーでもなんでもいい。
毎日、玄関で選ぶ靴が自分の好きな靴であればいい。
そのために自分の足のこと、体のことを知ってほしい。
就活も仕事も遊びも何もかも好きな靴を選ぶことは間違ってないし、
むしろ私はその方がいいと思ってます。
だからこそたくさん迷いました。
本当に気持ちが苦しいです。
たくさんの方にフィッティングの大切さを、靴の大切さを伝えたい思いで
現場やSNSでいろんな方に出会い、様々な知識をインプットアウトプットしてきました。
自分が思うようなパンプスのブランドも作れるかもしれない!というところまでもいってました。
が、わかってはいたけど
私一人ではできませんでした。
これは本当に私の力不足で、努力不足だと思います。いろんな人に応援していただいてたのに本当に申し訳なく思っております。
仲間を見つけた!と思ったこともあったけど、意見が合わずブランドの話も流れてしまうこともありました。
一人で悩む夜もたくさんありました。誰に相談すればいいかわからない、誰を頼ればいいかわからないこともたくさんありました。
なぜ靴サロンを閉めるのか?
靴が大好きだという想いで溢れてる私が
みんなに与えなきゃいけない
頑張らなくちゃいけない
責任持ってやらないといけない。
管理人はずっと手を動かし続ければいけない。
そこの熱量を継続して、メンバーにいろんなことを経験させてあげたい、知ってもらいたい、もっと好きで溢れるサロンにしたい。
そんな思いが最初はオンラインサロンブームみたいな波に乗って、いろんな活動を周りの方達に声をかけてもらったおかげで、靴サロンには靴が好きな人たちがたくさん集まってくれました。
でも、イベント等参加させてもらっても、いつも一人でたくさんの荷物を持って移動して、たくさん降りかかる質問に答えてました。私が知らないブランドの靴や革や磨くこともたくさんあって、その都度ググったり、教科書開いて勉強したりもしました。知識は確実に増えましたが、これって私しか得してないんじゃないかと思ってしまうことが山ほどありました。靴サロンに落とし込むことができなかったんです。
でもこれは本当に私の信頼の問題だと感じました。みんなが動いてくれないんじゃなくて、私が未熟だからだと思いました。
本当に申し訳ありませんでした。
2019年になってからもう5ヶ月。やっと決心しました。
5月いっぱいで靴サロンを閉めます。
今支援していただいてる人もこういう形で発表で本当にごめんなさい。
ただただ謝ることしかできないです。
今思えば、値段設定とかもっと考えたらよかったなって思ったこともあるし、どれくらいの金額が自分にとって熱量が上がるのかとかは、そういうのはきっとこれからもフリー仕事を受ける時とかも参考にしていこうと思います。(これも一つの成長だと思いたいです。)
集まったお金は今後全て靴に携わってるNPOとかを探して寄付等考えてます。また追って決まったら報告します。
そして、靴アイドルも"活動休止"します。
いっぱい悩みすぎて遅くなってごめんなさい。
みなさんが応援してくれていた靴アイドル
くつなえちゃん
も靴サロンを閉じるとともに一旦活動休止させていただきます。
靴が好きで、どこに行ってもいろんな人の靴を見てしまうくらい靴が好きなのはこれからも変わりませんが、好きだからこそ、一旦外からみてみたい。
これは本当に自分で決めたことです。
いろんな人にアドバイスや相談は乗ってもらったけど
決めるのはいつも自分。
どうしたらいい?どうしたい?なんて結局他人には決めれないって知りました。
生きていて、これからどうしたい?って聞かれて私はくつなえちゃんではなく、置田菜絵という一人の人間としていろんな人に応援してもらいたいと最近思うようになりました。
靴がないと応援してもらえないんじゃないかっていうものすごい被害妄想。
靴が好きだからこそ仲良くなったSNS上の知り合いにどんな顔をすればいいのか?
そんなことばっかり考えてました。
でも、ただそれは、自信がなくなった自分に対して、
自分が勝手に作り上げてた虚像みたいなものだったと思います。
言葉選び難しいけど、
自分がこんな人間だったらよかったのに。
って思うだけで、それから前に進むことができないポンコツでした。
そう思うと、靴に対しても何もかもわからなくなりました。
どうしたいのかすらわからなくなりました。
死んじゃいたい。なんて思うこともありました。
きっと生きてればそう思うことなんて人間山ほどあるし、自分だけじゃないのおわかってるし、そうゆう自分に甘いようなことをきっと近くでみてくれてる人が、質問箱に「しんどいのはあなただけじゃない」なんて言葉も投げかけてくれる。
そんなのわかってたし、わかってるんだけど、
それじゃなんの励みにもならなかった。
だからこそわかった。
このままじゃダメだ。って。
私には今、靴よりももっとワクワクすることがあって
それを考えることがすごく楽しくて、仕方ないんです。
それは今まで、靴を好きになるもっと前から大好きなことでした。
そのためならできるし、今までやってこれてたなと。
そう思いました。
今は靴から一旦少し離れてみて
またやりたいなって思ったらやる。
わかりにくいけど、靴磨きは大好きだし、頼んでくれる友達がたくさんいるから
靴磨きの依頼はいつでもまだ対応します!
むしろ友達の靴が綺麗だと本当に嬉しくなるし、綺麗でいてほしい。
フィッティングの同行も好きだし楽しいから頼まれたらやめない。
でも
一旦、靴アイドルって大きく活動するのは休憩します。
応援してくれてた皆様、これからは
置田菜絵を応援してほしいです。
こんな自分だけど、これからも毎日笑顔で、エネルギッシュに過ごしていきたいと思ってます。
ファンクラブは編集中ですが、休止しても続けます!(今月中にファンクラブの内容がガラッと変わる予定です!
ご支援はまだまだ受け付けてます!
靴べらがもう品薄のためリターン少し変わることご了承願います。
今後はスポーツ分野に全面的にチャレンジしたいと思います。
ざっくりすぎて意味わかんない人もいるかもしれないですが、私も今は本当に、ぞっとするくらいざっくりのイメージしかありません。
でも、ワクワクするんです。
実は2月中旬にスポーツ店のバイトもやめてしまってたんですが、離れてみてスポーツに少しでも携わってる方がやっぱり楽しい。って思うし、落ち込んでる私を笑顔にしてくれるのもスポーツでした。
スポーツでできることを今は少しずつ見つけて、小さなことからチャレンジしていきたいと思います。
まずはカメラですね。
可能性をたくさん持ってると思うし、もっとたくさん届けれる写真はあると思うんです。特にスポーツは競技によるけどたくさんの瞬間を捉えるので、きっと世の中に出てない写真の方が圧倒的に多いんです。そして、その中にたくさんの魅力が詰まってる。そこをなんとかしたい。
だからそれに必要だと思うことにはチャレンジしていきたい。
スポーツにも期限はない。
ただ、新しい知識を得ることは最高に楽しい。
それを仕事にするまではまだ時間がかかる可能性しかないけど
ものすごく自分の中で明確になる。っていう点が大事だと思っていて
すごく当たり前だけど、
明確になるだけで生きやすくなった。
何かを学ぶ姿勢も変わった。
それがスポーツだった。
シンプルにそれだけだった。
靴は、明確なようで不明確だったってことにも気付かされた。
靴とスポーツの両方なんて
今更だけど、そりゃしんどくなるなって。
欲張りだなって思った。
もちろん共通点がたくさんあるし
どっちも大好きなんだけど
人生は何ごともタイミングで
良くも悪くもタイミング次第。
本当はこんなnoteかくこともなかった人生だったかもしれない。
でも、正直に伝えることって本当に本当に勇気いるし怖いのが事実。
やめることを本当はやめないでいるのがいいのかもしれないけど
熱量が保たなくなってしまった今、もうこの選択をするタイミングでもあるのかもしれない。
このnoteは本当は公開したくない。
みんなの反応が怖いし、覚悟してるけど怖いのは怖い。
私が撒いた種でもある。
咲かせるのも枯れさせるのも自分自身だった。
人生はこれで終わりじゃないし
まだ23歳。諦めることも一つの成長かもしれないし、これ以上グダグダ引き続けるのは良くないって思った。
だから一旦やめる。
いろんな人に迷惑かけてしまうのは承知の上。
本当にごめんなさい。
これ以上の言葉が見つからない。
こんな私なのに。
これからも応援するよって言ってくれたり、
ファンクラブやpolcaでたくさんサポートしてくれる人もいたり
それでもいいよ、いい経験になったね。って声をかけてくれる人たちがいる。
本当に恵まれすぎた人間だと思う。
そういう人たちのためにも、早く結果は出したかった。
できなかった自分の無力さもたくさんあるけど
少しの成長と温かい応援のおかげで今日も、きっと明日も生きていけると思う。
このnoteの終わり方が正直わからない。
初めてこんなにたくさんの文字を綴ったかもしれない。
読んでくれた人にはたくさんの感謝を伝えたい。
多分、こんな胸糞悪いnoteはない。なんてやつだって言われても仕方ない。
でも、これが今の自分の現実なのは受け止める。
受け止めた上で、今必要としてくれてる目の前の人たちを
全力で喜んでもらえるように前を向いていこうと思う。
本当に読んでくれてありがとうございました。
もしも、もしもこんな私でもいいよ。なんて思ってくれてる人がいれば
引き続き応援よろしくお願いします。
令和元年5月10日
置田菜絵